【チニングロッド】2024年シルベラードにモデル追加

こんにちは！

いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。

今回は2024年にリリースされる製品の先取り情報です。

既にメーカーから公式に発表されていますが、チニングロッドのパイオニアブランドである”シルベラード”に少しお安い新しいラインナップが追加されます。

オリジナルのシルベラードの基本性能を引き継いだ新製品はいかなるモノか？

情報量は少ないのですが、チニングロッドの新情報を放置する訳にはいきません。

では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。

オリジナルの弟分となる”UX”シリーズが追加

2023年にオリジナルのシルベラードがリニューアルしたところですが、新しいブランクス素材を導入しつつお値段据え置きという嬉しい製品でした。

昨今、釣り具はリニューアル毎にどんどん価格が上がる製品が多いだけに、オリムピックさんの心意気には感謝したい気持ちです。

そして、2024年において、オリジナルロッドの弟分の位置づけとなる”UX”シリーズが発売されるとのこと。

シマノで言うとBB（ブラザーブラッド）シリーズというところでしょうか。

オリジナルの基本性能を引き継ぎつつ、価格については24,500円（ベイトモデルの場合）と言うことで、オリジナルが35,000円であることを考えると少し手が出やすい価格になっているかと思います。

ロッドデザインについては、リールシートはフロントグリップが無くブランクスタッチできるところはオリジナルと同じ。

セパレートグリップのグリップエンド部分のEVAグリップのデザインが少し変わっています。

オリジナルは少しシェイプを変えたデザインになっていますが、UXシリーズはシンプルなテーパーがかかったデザイン。

メイングリップのデザインは見たところほとんど同じに見えるので、グリップ感はほぼ同じではないかと想定されます。

”23シルベラード”と”24シルベラードUX”のスペック比較

次に、ブランクスの素材や製法技術の違いについて見ておきたいと思います。

オリジナルの23シルベラードは最新カーボン素材の『東レトレカ T1100G』が使用されており、製法として『クワトログラファイトクロスXX』と言う強化製法が採用されています。

一方、UXシリーズの方はブランクスに『東レトレカ T1100G』は採用されておらず、バット部分に強化製法の『グラファイトクロスLX』が採用されています。

オリジナルの23シルベラードは、一番スタンダードな7.6フィートのMLベイトモデルで95g。7.9フィートのハードソリッドティップ仕様モデルで101gとなっています。

24シルベラードUXについては、7.6フィートのMLベイトモデルで98gと、『東レトレカ T1100G』を使用しているオリジナルモデルと比べてほとんど差がありません。

因みに、初代シルベラードである17シルベラードの7.6フィートベイトモデルが98gなので、UXは初代に近いブランクス素材を利用しているのかもしれません。

また、ガイド関連を見ると、17シルベラードと23シルベラードはチタンフレームにトルザイトリングを装備しています。

一方、24シルベラードUXは、ステンレスフレームにSicガイドと、価格を抑える為にスペックが下げられていますが、ロッド重量の差でもわかる通り、それほど大きな違いが出ている訳でもありません。

と言うことで、トータルで見ると、23シルベラードと24シルベラードUXはほとんど同じような使用感が味わえるロッドに見えるのが私の感想ですが、メーカー製品説明では24シルベラードUXはボトムチニングに加えてプラグゲームもこなせる汎用性をPRされているので、23シルベラードよりはマイルドな使用感になっているのでは？と思いました。

ボトムチニングを意識すると、どうしても張りのある高感度仕様になるかと思いますが、プラグゲームではキャストのし易さやバイトを弾かない追従性が必要なので、自然と使用感はマイルドになるかと思います。