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【タックル考察】マグバイト グレイシー SF の魅力

こんにちは!

いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。

NABRA Chase Fishing (N.C.F.) GONTAです。

さて、今回は、これからシーズン本番を迎えるメバリング用プラグのお話し。

ちょっと気になったプラグを釣りビジョンで見つけたので、その気になるポイントを書いてみたいと思います。

今まであまり使わなかったリップ付 フローティングプラグ

メバリングにおけるプラグゲームの魅力は、LEONさんが常々提唱されている話しですが、私についてのその多分に漏れず、ズッポリとハマっています。

メバリングを始めた時は、ワームが圧倒的にメインルアーでした。

と言うのも、バスフィッシングメインだった私にとっては、プラグゲームは爆発力こそあれど、なかなかメインメソッドには据えにくい存在だったからです。

しかし、メバリングにおけるプラグゲームの成立割合はバスフィッシングのそれとは比にならない高確率性が担保されていることを実体験してしまい、その面白さにハマったと言う次第です。

プラグゲームを始めたころは、釣れると評価・評判の多いプラグを買い漁って使ってみましたが、使っていく中での実績として、微波動・無波動系のプラグに傾倒していくこととなりました。


始めは【ジップベイツ リッジ35】などのりっかりとしたリップの付いたプラグも使っていましたが、どうもリップが出す波動がメバルに負のアピールをしている気がしてならず、リップレスやレードルリップ(本体とリップが一体化しているタイプ)のモデルの使用がメインになっていました。

メバリング用プラグ検証記事

因みに、プラグの見た目の形で、シンペン、ミノー、クランク、という表現が使われますが、メバリングではさほどグリグリと巻き続ける使い方はしないので、私の場合はリップの有無くらいでしか使い分けを意識していません。

話しを戻しますが、そんなリップ不信?の私に一石を投じてくれたのが【スミス ジェイド45SP INXカスタム】でした。

スミス ジェイド45SP INXカスタムインプレ記事

このルアーは、ミノーともシャッドともとれるような形状をしたリップ付プラグで、何も情報が無ければ決して買わないタイプのプラグでした。

しかし、メバルプラッギングの第一人者であるLEONさんにしてその効果をPRされているのであれば使ってみようと思い購入しました。
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<出展:INX label Fish-IN>

今年の春の話しです。

このルアー、ノーマルのジェイドはフローティングなのですが、サスペンドモデルにチューニングされています。

サスペンドチューンと聞いて、私が思いついた使い方は、ある程度潮の動きのある場所で、表層に出切らないメバルに対してサブサーフェスをドリフトさせて見せて食わせるというものでした。

しかし、購入後、今日に至るまで釣果はゼロ。

事あるごとに使ってはみましたが、少しでも巻くとリップが水を受けたブリブリ感が伝わってきてしまい、あまり釣れる気がしないプラグでした。

ところが、釣り仲間の飲み会などの席で、この【スミス ジェイド45SP INXカスタム】は、リップで仕事をさせないと意味が無いルアーじゃないか?という話題が出ました。

要は、ブリブリブリッ!と動かして、メバルが居そうな場所でピタッ!と止めて食わせるようにすると本領発揮するのでは?という話しです。

リアクション的な使い方としてあり得るとは思いつつ、自分が日頃メインにしている港湾部では、試したものの成果が出ることはありませんでした。

且つ、このサスペンドという仕様が曲者というか難しく、実際には港湾部の塩分濃度の違いで微妙に浮いたり沈んだりしているのではないか?という感覚があり、実際にルアーが居るレンジがイメージし辛く、使いこなせまいままで今日に至っていました。

因みに、リップの仕事とルアーの動きに関する私のイメージでは、大きなリップが付いているプラグは動きにウォブリングが入る割合が大きくなる。

私がソルトシーンで一番釣れると信じているルアーの動きはローリングなので、リップがあればこのローリング系の動きから離れていくことになり、結果釣れない、というイメージが焼き付いていました。

リップに仕事をさせる効果を確認

とまぁ、つい先日まで、私のリップ嫌いは継続していました。

しかし、釣りビジョンのギアコレクションという番組でライトゲーム用の製品紹介としてマグバイトさんの製品紹介がされていた中にメバリング用のプラグがあり、メインは新製品の【マグバイト バロンドール】だったのですが、もう一つ紹介されていたリップ付プラグの使用方法の解説で『ブリブリ動かす誘い』における効果が語られているのを見ました。

対象の製品は【マグバイト グレイシー】
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<出展:釣りビジョン公式サイト>

新発売の製品では無く、番組での宣伝は新色の話しだったかと思いますが、私の関心を惹いたのはこのプラグの使い方のキモについての解説でした。

この製品は、スローフローティングとスローシンキングモデルがあるのですが、特に私の気持ちを惹きつけたのが“スローフローティングモデル”でした。

メバルに気付かせる為のブリブリ誘いは数十センチというところ。

ここで20cm~30cmくらいしっかりと潜らせる。

※因みに、マグバイト公式HPの商品説明では、ロッドを立てて引けば~30cm。ロッドを寝かせて引けば50cm~80cmの潜行能力があるようです。

そして、問題はここからですが、撮影用の水槽や湾奥などの止水域では確かにゆ~~っくりとフラフラしながら浮き上がります。

しかし、実際の釣りでは、潮止まりに釣りをするよりは、潮が動いているところで釣りをすることの方が多いので、プラグを引くのを止めた状態でも、ある程度の負荷がプラグにかかるものです。

流れに対してアップクロスに投げて流せば、この負荷は極小になりますが、ダウンクロスに流せばかなりの負荷になります。

となると~~

流し方次第では、サスペンドになるのでは?と思うのです。


アップクロスに投げたとしても、ラインのたるみを出さないように巻くだけでも充分ルアーはラインに引っ張られるので、これはこれでスローフローティングをさせない負荷をかけるには十分ではないかと思われます。

そして、これって~~

【スミス ジェイド45SP INXカスタム】と同じ効果が狙いなのではないでしょうか?

先にも書いた通り、ジャストサスペンドというのは、淡水であっても水温などで微妙に浮いたり沈んだりするので難しいのですが、それに輪をかけて海水だと塩分濃度で浮力が変わるので更に難しい。

であれば、ギリギリ浮き上がるくらいのセッティングにしておけば、浮き上がらせて見せる釣り方もできるし、限りなくサスペンドに近い状態で見せることもできる。

ある意味、この方が合理的でアジャスト範囲が広いと言えるかも知れません。

因みに、スローシンキングモデルも出ていますが、沈めることについてはフックサイズを上げるなり、スプリットリングのサイズを変えるなり、何とでも調整できそうなので正直あまり興味がありません。

と言うことで〇天のポイントを活用しつつ、1つポチってみました。

マグバイト MAGBITE グレイシーSF まとめ

と言うことで、【マグバイト グレイシー SF】の考察に絡めて、メバリング用プラグの機能面に着目して個人的な認識と思いを書き綴ってみました。

メバリング用のプラグとしては、ここ最近はトップウォーター系に注目をしていましたが、今からのメバルシーズンで試してみたいことがひとつ増えました。

以前から書いていますが、結果が出てもでなくても、このトライ&エラーが釣りをしていて一番面白いと感じます。

もちろん、エラーばかりでは面白くありませんが、例えエラーの割合の方が多いとしても、少ないながらに結果が出てくれた時などは嬉しく充実感もありますし、また次の扉を探したくもなります。

同じようにメバルを狙うにしても、いつもと違った狙い方をすれば新鮮に感じるものです。

近い内に実際の釣行で使ってみて、いままでやってこなかったサブサーフェスでの誘いの釣りの効果を試してみたいと思います。

■マグバイト グレイシー SF

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