皆さん、こんにちは!こんばんわ!
いつもこちらのブログを読んで頂き有難うございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
今回は2025年リリースのNEWアイテムのピックアップなのですが、完全に見落としていました。
私もライトゲームやチニングで愛用している”ダイワ カルディア”が今年リニューアルとなります。
確かに、現行モデルは2021年リリースなので、4年でのリニューアルは1年早い?という気もしますが、ほぼ普通の更改サイクルですね。
ミドルクラスのスピニングリールとして、シマノのストラディックなどが対抗馬になる感じのリールです。
実際に使ってみれば、1万円台までのリールにはない精度感がありますし、ラインローラー、ドラグ、ギアなどの内部構造でも上位機種に追従できる機能を持っていて一番コスパが良いレンジのリールではないかと思います。
ちなみに、今年はルビアスにも追加モデルが登場していますが、個人的な注目度は断然”25カルディア”です。
と言うことで、まさに”庶民の味方”という立ち位置のカルディアの最新機種についてチェックしてみたいと思います。
お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
見た目・ルックスはブラック&シルバー
まず、使い手として一番気になる見た目についての違いをチェックしてみましょう。
ダークブラウンに近い濃いチャコール系カラーをベースにゴールドの飾り色という組み合わせとなっていたのが”21カルディア”でした。
これに対して”25カルディア”はシルバー基調のボディにブラックのスプールという組み合わせで、ルビアスに近いカラーデザインに変更されました。
ルビアスのボディは濃い色の割合が多いカラーデザインですが、先代のルビアスがシルバー基調から現行でブラック基調に変更されました。
なので”25カルディア”はそちらに近いイメージです。
スプールの次に目立つ存在のローターがシルバーになったことで、リールのイメージの洗練度が上がったように感じますね。
ただ、なんだかんだでシルバー系のリールは多いので、個性という面では少しボヤけてしまったような印象もあります。
後は、デザインについては好みの問題が出てきますので、良いとか悪いという評価は難しいところ。
個人的には”21カルディア”のダークトーンのカラーが結構気に入っているのですが、”25カルディア”も現物を見て評価したいですね。
フィッシングショーで要チェックです。
サイズ展開の幅が広がった
次に、番手のバリエーションについて見てみます。
正確に覚えていないのですが、”21カルディア”は確か一番小さい番手が2000番だったと記憶しています。
しかし、”25カルディア”については1000番からラインナップされています。
1000番はノーマルギアで、巻き取り長は64cm。
2000番はノーマルギアとハイギアの2機種あり、ノーマルギアで巻き取り長は67cm。
ハイギアで76cmとなっています。
アジングなどのソルトライトゲームやエリアトラウトでは1000番or2000番のノーマルギアが使い易そうですね。
また、リール重量については1000番~2000番は165gと非常に軽量になっています。
ヴァンキッシュなどの130g台と比べれば重いように見えますが、実釣ベースで考えればこれで十分ではないでしょうか?
そして、”25カルディア”から5000番台が含まれるようになりました。
ショアジギなどもカルディアの対象に含まれてくる感じですね。
5000番サイズでリール重量は240g。
巻き取り長は5000番のハイギアで107cmと1mを超えてくるので、ショアジギンガーの方なら”25カルディア LT5000-CXH”がオススメ機種になります。
超ライトからヘビー級の釣りまで、ほとんどのジャンルの釣りがカルディアのターゲットになったので、使い手側の選択肢が増えた形になっています。
25カルディアから”エアドライブデザイン採用”
”21カルディア”についても、実際使っていて不満はほぼ感じませんし、”ZAION-V”を採用したボディなので軽さの面でも十分と言えるスペックでした。
しかし、唯一と言っていいほどの最新機種との違いは『AIRDRIVE DESIGN(エアドライブデザイン)』が搭載されているか?いないか?と言う点でした。
『AIRDRIVE DESIGN(エアドライブデザイン)』はここ数年にリニューアルされたリールにおいては、ベイト/スピニングに関わらず、次々に採用されています。
そんな『AIRDRIVE DESIGN(エアドライブデザイン)』が”25カルディア”に搭載されました。
細かい話しをすると
・エアドライブ スプール
・エアドライブ ローター
・エアドライブ ベール
の3点になります。
”エアドライブ ローター”は、ローターの重量を軽くすることでローターの回転慣性力を極力低下させることができます。
これは、巻き続けるシーンが多いシーバスゲームなどではあまり実感する違いが無いかもしれません。
しかし、バス釣りのフィネススタイルや、ソルトでのライトゲームなど「巻く・止める」を繰り返す釣りにおいては非常に大きな利便性をもたらしてくれます。
その他、”エアドライブ スプール”はリールの軽量化に貢献しており、ドラグ作動音を出すパーツはより抵抗を減らしてドラグ作動の妨げにならないように変更されています。
”エアドライブ ベール”もダイワのスピニングリールの特長である中空パイプを利用しているので、軽さと強度の両面で効果を発揮しています。
また、『AIRDRIVE DESIGN(エアドライブデザイン)』の採用の効果で、”21カルディア”と比べて各番手で約10gの軽量化も実現できています。
ドラグは”ATD TYPE-L”搭載
ドラグについてはダイワが全面的に推進している”ATD”を搭載。
さらに、ノーマルの”ATD”ではなく、ライトゲームでの利用に合うように初動のレスポンスを高めた”ATD TYPE-L”が4000番サイズまで採用されています。
5000番はヘビー級の釣り向けなので”ATD タフ”が採用されており、対象の釣りをしっかり意識されている製品展開されていることがわかります。
スプール設計は”LC-ABS”
スプールの設計については、スプールリングを少し前に出してライン放出時の抵抗を減らす”ロングキャストABS”を採用。
ダイワのスピニングリールのスプールの特長である、前方の方が少し太く設計されている”ABS(アンチバックラッシュスプール)-Ⅱ”の進化版が搭載されています。
シーバスゲームなどでの遠投が必要なシーンでは大きな効果を享受できると思いますが、アジングなどのライトゲームでも軽量のジグヘッドをストレスなく飛ばせる効果が期待できる点は大きな魅力です。
ダイワ 25カルディア まとめ
と言うことで【ダイワ 25カルディア】の製品情報についてチェックしてみました。
中堅機種にてハイエンドモデルに搭載されている機能がほぼ盛り込まれており、ある意味一番中核を担う製品と言っても過言ではないかと思います。
以前ではルビアスがこの役割を担っていたように思いますが、ルビアスもかなり高額機種になってしまったので、現状で見ると一番多くのアングラーに受け入れられるリールが”25カルディア”だと思います。
私自身”21”カルディア”を使っていて、何の不満も無い状態で、非常に平均点の高い使いやすいリールだと思っています。
『これ以上の性能が必要なのか?』と思うところもありますが、30,000円未満のリールでこれだけ高スペックなリールが手に入るのであれば、次に買うのは”25カルディア”かな、というところです。
後は、SLP WORKSさんから出されるオプションパーツの適合が多くなれば、更に魅力的な機種になるのではないかと思います。
今後の注目株のリールになること間違いありません。