皆さん、こんにちは!こんばんわ!
いつもこちらのブログを読んで頂き有難うございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
先週は連日灼熱の暑さでしたが、週末に台風並みの風と雨が降り、雨が止んだ後は涼しい北風が吹く状況に変わりました。
おかげ様で、一気に気温も下がり涼しくなってくれました。
朝の気温が24度前後、日中でも30度を超えない状況だと非常に涼しく感じますね。
と言うことで、ようやく秋になった感覚になってきました。
こうなると、そろそろアジングの季節というところです。
アジングについては、最近では港湾部での釣りではショートロッドが専ら人気です。
理由としては、バイトなどがよりダイレクトに伝わってくるので、バイト→フッキングの掛けに行くスタイルが面白いというのが一番大きなところかと思います。
ただ、ショートロッドでの釣りが成立すると言うことは、狙うエリアは足元を中心に狭い範囲で釣りができるということになります。
そこで、今回の記事で注目したいのが”ノーリール=のべ竿”の釣りです。
”のべ竿”で楽しめる手軽な釣りとしては、ハゼ釣りやテナガエビ釣りなども挙げられますが、港湾部でのアジングにおいても有効な釣りになります。
どのような道具でできるのか?や、メリット・デメリットについて触れてみたいと思いますので、この秋のアジングのスタイルとして気になる方はお付き合い頂ければ幸いです。
ルアーメーカーから出ているのべ竿をチェック
では、まずは道具についてチェックしてみたいと思います。
のべ竿については、従来のエサ釣り用にいろいろなメーカーからリリースされており、長さも様々なサイズが売られています。
テナガエビ釣りなどだと狙うポイントが水深の浅い釣り場で且つ足元狙いが多いので、あまり長くない2m未満のロッドでも十分釣りができます。
むしろ、不必要に長く無い方が取り回しも良いというメリットが大きいところです。
その点、アジングになると、手前・足元でも釣れると言いつつ、水深がそれなりにあるポイントが多くなりますので、あまり竿が短いとアジが居るレンジまで探ることができなくなってしまいます。
なので、アジングで使うのべ竿の場合、3.6m~5mくらいの長さは欲しいところです。
のべ竿は当然ですが、ラインを出すことができないことと、アジについては釣れるポイントがボトム付近であることが多いので、実際に釣りをするポイントの水深以上の長さは必要だと考えてください。
これを考えると、水深が10mあるようなポイントでは”のべ竿アジング”は難しいということになります。
では、具体的な製品をいくつかピックアップしてみたいと思います。
ひとつ目は、ライトゲームメーカーとして武田栄さんのブランドで有名な【Go-Phish ゴーフィッシュ SlowTime I’m Happy】になります。
まさに、アジングをする為に武田さんが作られた”のべ竿アジング”用のロッドになり、長さについては12フィート(3.6m)のみとなっています。
非常にカラフルで遊び心に溢れており、グリップは綺麗なコルクグリップになっています。
ちゃんと専用の竿袋も付いており、持ち運びの際にも竿をむき出しにすることがありません。
Amazonなどでも購入可能ですし、Go-Phishさんのホームページでも販売されており、価格については11,000円(税込)とかなりリーズナブルです。
ちなみに、Go-Phishさんのホームページでは、オリジナルのマットカラー”1091(イレグイ)”のロッドも販売されています。
カラフルさよりもシックな色合いを好まれる方は、こちらの選択肢もアリかもしれませんね。
続いては、こちらは過去にこちらのブログでも紹介したことがあるロッドになりますが、ルアーメーカー大手のジャッカルさんの製品で【Jackal RoosterGearMarket(RGM)Spec7】になります。
グリップまでカーボン調の造りになっているのは、シマノさんのモノコック技術を利用しているところでしょうか?
キャップ部もそうですが、グリップエンドにはウッド素材が使われていて、カーボンの素材感を和らげる雰囲気を演出しているように感じます。
こちらのロッドは長さが3.6mと4.2mの2種類準備されており、釣り場の水深などに合わせて選択できます。
そして、専用の竿袋が付いており、なくしやすいトップキャップを入れておくポケットまでついている拘りようです。
竿袋のデザインもかっこいいですね。
こちらのお値段については、Go-Phishさんのロッドよりは高くなっていて、3.6mの方が23,100円(税込)、4.2mの方が24,200円(税込)となっています。
ちなみに、アジングでは少し使い辛いくらい短い竿になってしまいますが、タナゴ釣り用のモデルとして【RoosterGearMarket Spec,3-OT 継】という製品があります。
タナゴ釣りの専用モデルなので、最も長くしても1mもないロッドにはなりますが、グリップのデザインや並継仕様などが素敵なロッドです。
これで3m台のモデルがあれば間違いなく買っていたと思います。
そして、最後にもう1本ピックアップ。
【アルファタックル ツリパス】になります。
パステル調のカラーが目を惹きますね。以下の画像は”アスパラグリーン”ですが、他にピンクやパステルブルーなどのカラーが揃っています。
こちらのロッドの最大の特長は価格で、Amazonだと3,300円~8,746円というお手頃さ。
長さは2.1m、3.6m、4.5mの3種類になっています。
仕舞寸法も短い上に、重量は120g台と、軽さも十分備えている点も良さそうです。
Amazonの評価では★3.4なので、みんなが大満足ということは無さそうですが、価格に見合った価値はありそうですね。
以上、とりあえず3種類ほど紹介してみましたが、テンカラ用のロッドなど流用できる振り出しののべ竿はたくさんありますので、ある程度の軽さを意識しつつ好きなロッドを選べばよいかと思います。
仕掛けは”シンプル・イズ・ベスト”
続いての”のべ竿アジング”で使う仕掛けになります。
のべ竿でジグ単の釣りをすると思えばよいので、基本はシンプルに、ウキなどは使わずメインラインと先端のジグヘッドのみでOK!
メインラインは、キャストしないのでエステルの極細ラインを使う必要もなく、フロロカーボンの1lb~2lbくらいがちょうどよいようです。
中型のサバなどが掛かる危険性を考えると、少し太目の設定の方が安心できそうです。
ジグヘッドのウェイトも、投げにくさなどを意識する必要が無いので、軽くする分には好きなだけ軽くしてもOKなのですが、リグが沈むのが遅くなり手返しが悪くなることを考えると、0.6g~1.3gの間くらいで選べばいいかと思います。
ワームも普段使っているワームをそのまま使えばいいので、新しく準備が必要なものはロッドくらいってところですね。
あくまでもルアー釣りということでワームでの釣りに拘るのもいいかと思いますが、ゴカイなどの虫エサなどを持っていけば、良型のアジを狙い撃つことができるかもしれませんし、ガシラなどのボトムロックも釣れるという楽しみ方もアリかと思います。
仕掛けについては、事前に家などでロッドの長さ分のラインにアジングスナップなどをセットした状態にして、エサ釣りなどで使う”仕掛け巻き”に巻いておけば、釣り場でリグる時間がさらに短縮されるかと思います。
特に”ローガンズ”のナイトゲーマーには絶対おすすめですね(^^;
ちなみに、ジグヘッドやフックをリグり直すとラインが短くなっていく問題が発生するように思いますが、それも問題無し。
リールを使ったタックルでは、メインラインのエステルラインにフロロカーボンのリーダーを結束して使う方が多いかと思います。
”のべ竿アジング”でも、最初からリーダーをセットしておくなり、短くなってきたらリーダーを足して長さを調整することで、簡単に解決できます。
のべ竿アジング まとめ
と言うことで、あまりなじみのない”のべ竿アジング”について書いてみました。
まさに”スローなアジング”を楽しみたいなら、のべ竿でのアジングは大いにアリではないかと思います。
リールがなければライントラブルも無し。
ライントラブルで即釣り終了~という惨事も無い訳です。
しかも、ハイシーズンのアジングでは、港湾部の明暗ポイントでの近距離戦がメイン。
となると、のべ竿でのアプローチで全く問題ないはず。
まぁ、先にも書きましたが、言っても水深の問題はあるかと思いますが・・・
私も吟味しつつのべ竿を入手して、スローアジングにチャレンジしてみたいと思います。