こんにちは!
いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
金曜日の夜、ようやく雨も落ち着いたようだったので、ラインを巻いて出撃待ちになっていたヴァンキッシュの入魂をすべくアジングに出かけてきました。
連日の水潮の影響が気になりましたが、さて結果はどうなったか?
初めて使うヴァンキッシュの使用感も交えて書いてみたいと思います。
出だしからいい感じ!!
ポイントに入って水の色を見るとかなり綺麗。
クリアと言うほど大げさでもないのですが、予想ではもっと濁っていると思っていただけに少し驚きました。
濁っていると思い、濁りに強いカラーのワームを準備してきただけに少し肩透かしです。
気をとりなおして、先ずはわかりやすい明暗ポイントから攻めてみますが反応無し~
やはり水潮の影響が出ているのか?
そこで、ポイントの中でも一番潮通しのよい場所に入って様子を見る事に。
先頭バッターは、【サーティフォー34 ジュニアjr 1.3in】の“だいだい”を投入します。
1投目、リグを沈めていき、カウント10くらいで巻き始めると、ツツッ!とアジバイトが。
そこで、次はフォールからの最初の誘いで集中してみると、テンションがたるんだところでしっかりと持っていくバイトをキャッチ。
ヴァンキッシュの緩めのドラグを引き出しつつ、ロッドを絞り込んでくれたのは、15cmオーバーまで育った中アジでした~~
ジグヘッドもバッチリ丸呑み。
気持ちいいファーストフィッシュでした。
アジの居場所がわかってからは連続バイト。
途中で【サーティフォー 34 オービー1.6in】の”なでしこ”にチェンジしましたがバイト無し。
バイトが出るのはやなり【サーティフォー 34 ジュニアjr1.3in】の”だいだい”ばかりです。
バイトの深さはどれもなかなかいい感じです。
しかし、群れなのか?バイトが止まるとアタリの無い時間が続きます。
何とか”つ抜け”出来たタイミングで戻りながら他のポイントをチェックしてみます。
アジが溜まっていることが多いポイントで竿を出してみると、いつもは足元に近いところでバイトが多いのですが、そこにはアジは不在。
念のため、少し沖目もチェックしてみると、中層でバイトをキャッチ。
そこで、フルキャストからのカウント5位からレベルスイミングで誘うと、次々にバイト。
ボトムのアジと違って、リグをひったくっていくので、アタリも楽しい!誘いのアクションからのカウンターでフッキングが決まると、ファーストランが快適です。
途中合わせ切れが発生したので、ドラグを少し緩くして合わせ切れ対策を。
調整してからは合わせ切れは無くなりました。
やはりエステルの0.2号だと、カウンターバイトでの反射フッキングはヤバイですね。
ドラグ性能の良否が問われるところです。
因みに、ヴァンキッシュはまだメタグリスに交換していないので、ドラグを緩めすぎるとアジが走った時のドラグの粘り感はありません。
次の釣行までに、ドラグの換装が必要です~~
ここのポイントでも、魚が入っているタイミングではバイトも多発で連続ヒットになりましたが、抜けた感がした後はほぼバイト無し。
居着きのバイトがたま〜に出るだけになってしまったので、このポイントも終了〜
上がり際に最後の竿出し。
釣り開始直後にいきなりのヒットとなりましたが、その後が続かず~
気がつくと日付が変わっていたので、ここでストップフィッシングとしました〜〜
アジング 16ヴァンキッシュ鱗付け まとめ
という事で、アジングとしてはほどほどの成果といった釣行でしたが、16ヴァンキッシュの鱗付けにはちょうどよい感じでした。
ほどほどに釣れたので、魚が掛かった時のドラグの出方も確認できましたし、釣れてない時間はリールの操作感に集中する事ができました。
16ヴァンキッシュで注目される軽さですが、13ソアレCI4+もベースは160gなので、軽さに対する驚きはあまりありませんでした。
しかし、驚いたのは巻き心地と巻き感動。
マイクロモジュールギアの効果は絶大。
ソアレCI4+とは比にならない精密感がハンドルを通して伝わってきました。
シルキーとか、そう言う表現はよく聞きますが、私の感覚を言葉にするなら、まさに精密感。
ギアが回っているという感覚が消えてしまっているに近い感じ。
なので、何かに触れただけでも巻いていて感じ取れます。
これは、パワーギア(ローギア)の効果もあると思いますが、まさに絶句の巻き心地でした。
そして、ローターが軽くて慣性力が小さいので、ハンドルのグリップを指でつままなくても、人差し指一本で軽くハンドルを回す事ができるのです。
回すだけなら指一本で回っても当たり前ですよね。
言いたいのは指ではさんでなくても巻くのをやめればローターが同時に止まるのです。
ローターが慣性力で回ってしまうと、ハンドルを持っておかないとローターがオーバーランしますが、それが無くピタッと止まるのです。
巻き心地が滑らか・精密で回転制御もリニアにコントロールできる。
ぐるぐる巻く釣りには必要ありませんが、巻いて止めてや、ゆっくり巻く釣りには予想以上に使い易いリールになっている事を実感しました。
軽さであれば、ソアレCI4+だけでなく、16ストラディックCI4+も軽いので、ライトゲームにはマッチしていると思いますが、マイクロモジュールギアの効果は想像以上でした。
14ステラを使った時にはそれ程マイクロモジュールギアのメリットを感じなかったのですが、当時はシーバス用のC3000HGでした。
そこから超ライトゲームにシフトし、繊細な釣りになった事で、その真の効果を再確認出来た感じです。
最後に、ラインローラーの零の効果ですが、巻きたての0.2号のエステルラインで4時間釣りをして、ピョン吉含めてノントラブルだった事を考えると、チューンナップパーツとして十分合格点に達していると言っていいと思います。
見た目だけのチューンナップパーツも多い中で、性能アップに寄与してくれる良い製品に出会えた感じです。
師匠にも言われているのが、アジングにそこまで高いタックル揃えてどうするの?と言う話しですが、確かにその通りだと思いますし、ずっとそう思っていました。
しかし、シーバスゲームなら高いタックルがOKで、アジングならダメなのか?
魚のサイズが違うから?
アジは小さくてどこでも沢山釣れる魚だから?
アジの方が価値が低い魚だから?
でも、シーバスゲームも漁として楽しんでいるアングラーは少ないので、リリースするならシーバスもアジも同じ。
要は自分が趣味として楽しむ釣りに、十分も余計も全ては本人がどう感じるか?どう価値観を見出すかによるのではないかと思います。
ただ、ライトゲームという釣り全体のトーンは大事だと思います。
そこに、変に難しさを取り入れたり、高い道具が標準のような話しは疑問を感じます。
たかが、ライトゲーム、たかがアジング。
しかし、されどの話しがそこにあり、それはやった人でないとわからない世界がそこにある。
今回は、ヴァンキッシュを使ってみて、ちょっとそんなことを感じました。
<参考>タックルデータ
ロッド:サーティフォー 34 アドバンスメント DFR-511
リール:シマノ 16ヴァンキッシュ1000PGS
ライン:エステルライン0.2号+東レ バウオ エクスレッド3lb
■シマノ 16ヴァンキッシュ 1000PGS
■サーティフォー 34 アドバンスメントDFR-511
■サーティフォー34 ジュニアjr 1.3in “だいだい”