こんにちは!
いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
ここ最近、ライトゲーム用のリールについて記事を書いてみたり、と軽量で精度・信頼性の高いリールについて、私自身が超関心度【高】なのですが、今回は既にいろんなところで紹介されている【シマノ 16ヴァンキッシュ】について書いてみたいと思います。
値段も含めて、良いリールなのは誰でもわかっていますが、私なりの興味ポイントを中心に16ヴァンキッシュを見てみたいと思います。
初版投入から4年のヴァンキッシュ
2012年に市場投入された現行の12ヴァンキッシュ。
シマノのクイックレスポンスシリーズのライナップとしては頂点に立つモデルですね。
値段こそ、ステラには及ばないものの、堂々の5万円台のリールです。
現行の12ヴァンキッシュは、バス用のハイエンドリールというイメージが自分の中では強く、一時期流行った【I字系】の釣りにジャストフィットするリールというイメージでした。
究極まで軽くされたローターのおかげで、超スローに巻く釣りでもローターの慣性力の影響を最小限に抑えることができるし、早巻きしても巻きブレの少ない、究極のフィネスフィッシング向けリールというイメージでした。
発売当時は少し注目をしたものの、当時はバス釣りメインであり、既にステラを使っていたことや、軽さに対するそれほどの関心も持っていなかったので、結局手にすることはありませんでした。
その後、ソルトメインになっても、やはり剛性面などでステラやツインパワーの魅力を凌駕するほどの関心は持てずに、ヴァンキッシュとの接点が発生することはありませんでした。
また、シマノ社の歴代のリールがモデルチェンジされていく中、ヴァンキッシュはこのまま他の製品ラインナップに吸収されて消えてしまうのではないか?とさえ思うこともありました。
あくまでも個人的な意見ですが、5万円を超える支出をするなら、ヴァンキッシュではなくステラに行きたい、そう思わせるリールでした。
ライトゲームを始めてヴァンキッシュ見方が変わった!
昨年から本格的にライトゲームをやるようになり、軽いリールに関する見方が変わりました。
釣りが繊細になればなるほど、軽いリールの優位性が体感できるようになってきます。
アジングやメバリングでは、超スローに巻いたり、止めてアタリを待ったり、フォールでアタリを取ったりというシーンばかりになってくるので、軽いリールは感度アップに大きく貢献してくれます。
そこで、いろんなリールを使ってみながら、現在は【シマノ ソアレCI4+ C2000PGSS】に落ち着いているのですが、このリールもノーマルの状態で160gと、シマノの小型リールのラインナップの中では最軽量です。
そして、現行ヴァンキッシュも1000Sは160gです。この時点で、ここ最近、私の心を掴んで離さないリールへとステータスが上がってきています。
重さ以外の面でも、ソアレにも搭載されているリジッドサポートドラグが搭載されているなど、ライトゲーム用のリールとしては十分な魅力があります。
しかし、ネックもあります。それは価格ですね。やはり、先にも書いている通り、クイックレスポンスシリーズのハイエンド機種なので、値段がソアレなどに比べて格段に高い。
この価格差を自分にとっての価値と比較してどう見るか?と言う感じでした。
そんな思いでいたところ、16ヴァンキッシュのリリースの話しを見て、今度は興味満点で新ヴァンキッシュの仕様を見ることになったのです。
16ヴァンキッシュを見てみる
さて、見た目ですが、シルバーボディにブラックのスプール。
ここ最近の、ストラディックやツインパワーの延長というカラーイメージでしょうか?
個人的には12ヴァンキッシュのダーク系のボディカラーは好きだったのですが、後でも書きますが、HAGANEボディのイメージカラーとして統一するのかも知れませんね。
搭載されている機能としては、ステラと同じマイクロモジュールギアを搭載。これで巻心地がシルキーさを持ってるのは間違いない、というところです。ライトゲームには嬉しい限り。
ボディについては、素材として金属(マグネシウム)を利用したHAGANEボディ。他のクイックレスポンスシリーズとは12ヴァンキッシュから違うのですが、そこは踏襲してくれるようですね。頑丈なのに越したことはありませんね。
更に、ステラや15ツインパワー、15ストラディックに搭載のコアプロテクトを搭載しているので、海水の浸入による内部の腐食を最大限排除できる仕様になっています。
それでいて、1000PGSの自重は、なんと、シマノ最軽量の155g!!!
超軽量にして、高剛性!これは、とてもとても魅力です。
更に仕様と見ていくと、ベール周りもステラと同等の仕様になっています。
素材は、12ヴァンキッシュのステンレスからチタン製のワンピースベールに変更。
ベールをオープンにした時も、ベールの不慮の戻りやライン放出時のラインの叩きを排除する開口角が大きい仕様に変更されるようです。
また、ウォームシャフトをロッド側にシフトすることでリールの重心を手の方へ寄せて、持った感覚を軽くするGフリーボディもステラと同様に採用されています。
他にも、大径ドラグドラグノブや、新型ラインクリップ、Sダイレクトギアなど、14ステラに導入されている機能をふんだんに搭載しています。
更に更に、軽さを求めた結果なのか?ハンドルが新しくなっており、CI4+のハンドルが装備されることになるようです。
ダイワもハンドルの軽量化には積極的ですが、シマノもとうとう、と言う感じです。
ここまで見てくると、ライトゲームに導入するにはちょっともったいないかな?と思えてしまうほどのハイエンドぶりが120%と言う感じですね。
価格的には、12ヴァンキッシュよりも少し高くなるようですが、これだけのスペックなのであれば、それも仕方ないかと納得してしまう勢いです。
また、fimoブログにて、嶋田仁正さんがテストしてきた上での評価を書かれている記事があります。
まぁ、メーカーサイドの意見と言ってしまえばそれまでですが、嶋田さんのプライドにかけて書かれていると見ると、あながち無視できない内容ではないかと思います。
シマノ 16ヴァンキッシュ まとめ
と言うことで、16ヴァンキッシュを改めてきっちりと見てみました。
先の部分でさらっと書いてしまいましたが、16ヴァンキッシュから【1000PGS】がラインナップされるのは個人的にとても嬉しい限りです。
ギア比 4.3:1 巻き取り長 57cm
なんだかんだで、ジグ単では、ローギア重宝するんですよね (^^
また、ネット上のいろんな記事を参考にさせてもらい、16ヴァンキッシュに対するイメージはついてきましたが、所詮は自分では実機を見ていない“妄想”の世界の話しでしかありません。
もうじきOSAKAフィッシングショーが開催されます。
そこで、実際に実機を触ってみて、自分の釣りに導入するかどうかの評価をしてみたいと思います。
■既に、19ヴァンキッシュの時代ですので商品紹介リンクを変更しました。