こんにちは!
いつもこちらのブログを読んで頂き有難うございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
ここのところ、劇的に忙しくてブログに全く手が付けられずにいました。
年度末近くで、仕事の変化も控えており、且つ、資格取得の試験の準備など、土日も含めてほとんど余裕が無い生活を強いられておりました。
そんな、中、記事にしたいニュースはいくつかゲットしていたので、少し古い情報も含まれるかもですが、順次記事におこしていきたいと思います。
で、今回はHOTなニュースからピックアップ!
ライトゲームの雄であるTICT社のアイスキューブから、メバリングロッドの追加ラインナップがリリースされます。
これが、私の大好きなプラッギングゲーム向けのロッドとのことで記事にしない訳にはいきません!
ということで、興味のある方、お時間のある方、お付き合い頂ければ幸いです。
投げる竿に必要な”曲がる+戻る”という力
まず、汎用的なロッドの機能について書いておきたいと思います。
モノを飛ばす機能という観点では、ゴルフならクラブのシャフトが、釣りではロッドのブランクスが曲がり、曲がった棒が真っすぐに戻ろうとする力が利用されています。
また、単純に曲がれば良いという話しではなく、入力された力に対して、適度な曲がりが発生させられれば、曲がった状態から戻ろうとする反発力が適切に利用できます。
ロッドを曲げる要素としては、人がロッドを振る力や速さもありますが、ラインに繋がれたルアーの重量も含まれます。
なので、重いルアーを投げるとロッドは自ずと曲がりますし、逆に軽いルアーではロッドを曲げる要素になりにくくなります。
ブラックバスやシーバスの釣りではルアーが比較的大きいので、ルアーの自重を利用しやすくなりますが、ライトゲームではルアー重量に頼ってロッドを曲げるのが難しくなるので、ロッドの設計が非常に重要になってきます。
私がアジングで愛用している【サーティフォー 34 アドバンスメント DFR-511】などは軽いジグヘッドのキャスタビリティが非常に良いのは、このロッドが良く曲がる設計で作られているからに他なりません。
sss
プラグゲーム専用機 “ICE CUBE 710TPS”
では、今回ターゲットの【ティクト アイスキューブ ICE CUBE IC-710TPS】を見ていきたいと思います。
こちらのロッドはプラグゲームを主眼として設計されているロッドになります。
プラグゲームは投げて巻いての釣りなので、しっかり投げれてナンボです。
その為に設計されたロッドで、ICE CUBEシリーズはいろいろなバリエーションがありますが、プラグゲームにターゲットを絞っているロッドはこのロッドだけになります。
2年~3年をかけて作り込まれてきたロッドで、先ほどから書いているように曲がりに拘りを持たれていつつ、”しっかり粘る”という特性にも拘っているようです。
メバリングでは、ターゲットの初期ダッシュを止めるのも、大型のゲット率を上げる為には重要な要素であり、曲がるロッドは初期ダッシュに弱いイメージがありますが、このロッドはその走りをしっかり止めることにも長けているようです。
また、ライトゲームロッドではソリッドティップが採用されるケースも多いのですが、プラグゲームにはやはりチューブラートップが相性が良いですね。
こちらのロッドを監修されているTICTアンバサダーの飛田氏も、ティップに感度を求めるのではなく『ベリーで流れを感じる』設計を意識して作られたとのこと。
どんな使い心地なのか、非常に使ってみたいと感じます。
そして、ロッドのデザインもコルクグリップを採用しているなど、ロッドに拘りを感じているアングラーのハートを掴むものになっています。
なお、ICE CUBEシリーズでは、バットエンドにリールの自重に合わせたバランサーが採用されているモデルも多いですが、【ティクト アイスキューブ ICE CUBE IC-710TPS】はバランサーは装着できないようになっています。
少し他のラインナップも参考にチェック!
では、折角なので”ICE CUBEシリーズ”について少し気になるロッドをピックアップしておきたいと思います。
”ICE CUBEシリーズ”は6フィート台から揃っていますが、私が気になるのは8フィート台のロッドになります。
1本は、8.3フィートのパワーゲームロッド。”ロッキンスラッシュ”の最新版です。
IC-83TTは、ロングレングス化にパワーアップとカーボン設計を含むブランクスの一からの見直しを図った「ロッキンスラッシュ」の チューンドモデル。その特徴でもあった極細チューブラーティップによる高い操作性と感知能力、ルアーをはるか沖へとプレゼンテーションする 鞭のようなしなりは健在で、ジグヘッド~プラグ・メタル系までと幅広く戦略を立てられる緻密さとパワーが特徴。常に良型サイズをもとめ、 磯・ゴロタシャロー・テトラ帯、はたまたウェーディングメバルなど、場所を選ばない行動派メバラーに贈る。
ジグヘッドからライトメタルジグまで扱える、緻密さとパワーを併せ持ったロッドになります。
私の釣り環境ではあまり活躍させられるシーンが無いロッドではありますが、サーフなどのフロートゲームなどでは威力を発揮してくれそうなロッドです。
次に気になるのは、8.65フィートという微妙なレングスの”ロッキンビースト”になります。
– IC-86.5TB-Sis “Rockin’Beast”
ロングレングスとクラス最強レベルのバットパワーを持ちながら、似つかわしくないほどの繊細なルアーアクションをもこなせる極細チューブラーティップを搭載。 超先調子とも言える独特なアクションが軽量ジグヘッドからプラグ・ライトメタルジグ等を意図通りに動かし、掛けて からは一気に引き剥がす!ピンスポこそに潜むデカメバルを仕留めるためのロッド。
こちらもロングキャストを得意とするロッドになりますが、ルアーの適応重量が0.4gからとなっており、適応範囲の広さが魅力になります。
『9フィートとなると長すぎるけど、遠投性能は欲しい』というアングラーさんには魅力的なロッドではないかと思います。
TICT メバリングロッド ICE CUBE IC-710TPS まとめ
と言うことで、気になるメバリングロッドのピックアップ記事でした。
先にも書きましたが、曲がってタメが効くロッドということで、8フィート弱のレングスのロッドではありますが、シーバスやクロダイなどのゲストフィッシュが掛かっても、その粘りでしっかり獲れてしまうという魅力があるロッドになります。
プラグゲームを中心にしつつ、ちょっとフロートゲームなどをしようかな?と言った場合でもこれくらいのレングスがあれば十分対応できますし、フロートを気持ちよくロングキャストできる性能が活きてくると思います。
まだ発売はされていないようですが、リリースされた際には是非チェックしてみたいロッドかと思います。