こんにちは!
久々にシーバスを真剣に狙った週末でした。
そして、諦めずにやれば、何らかの結果は出てくれる、ということも改めて確認できた釣行でした。
ここ最近はライトゲームロッドでシーバスを外道的に釣っていて、タックル全体がアンダースペックなので、だましだましで捕る釣りになっていたのですが、ロッドもラインもシーバス用に戻すとガチの力勝負という楽しさがシーバスフィッシングにはあることを再確認しました。
水面系での激しいバイトシーン。そして、全力で逃げようとするシーバスをロッドのパワーでねじ伏せつつ、シーバスの最大の武器であるエラ洗いに対抗する。
ライトゲームロッドで釣っていると、ジャンプされてもほぼ外れる気がしません。ロッドがラインの緩みやヘッドシェイクの衝撃を吸収してくれているからです。
しかし、シーバスロッドだと、パワーがある反面、エラ洗いには弱い。
そこを、ロッド操作やライン操作で最小限に抑えつつ、いざエラ洗いされた時は、その緊張感と興奮を楽しむ。
邪道の藤澤さんなどは、シーバス釣りはジャンプさせてなんぼ、とTVでもよく言われていますが、まさにその気持ちには大賛成です。
と、ブログタイトルとかけ離れた書き出しになってしまいましたので、本題に話しを戻します。
今回の記事の本題は、”海上釣堀の準備”です。
ここではまだ明かせないエサの仕込みも着々と進めているのですが、今回はラインについて簡単ですが書いてみたいと思います。
以前の記事でも、オーソドックスだと信じて導入したナイロンラインの扱いに苦労した話しを書きました。
ナイロンラインはしなやかで扱い易いイメージがありますが、それとて5号や6号となってくると話しは別でした。
ライン自身も硬いし、巻きクセがしっかりと付くことと、ラインの出し入れによる糸ヨレが半端ない状態になり、釣りの終盤にはラインメンディングに非常に気を遣いましたし、一度はヨレたラインがリールのスプールの中に噛み込んでしまい、ラインブレイク~バラし、と言う事態を招きました。
前回隣で釣りをされていたTake師匠はPEラインのセットで釣りをされていたのですが、非常にスムースな釣りを展開されていました。
ネットなどで調べると、海上釣堀の仕掛けについては、PEラインは扱いが難しいのでナイロンラインをオススメするという記事が大半です。
しかし、ルアーをメインでやっている人にとっては、PEラインの扱いはそれほど厄介ではありません。
しかも、1号前後の繊細な磯竿を使っているなら穂先への絡みなどで穂先を折るリスクもアップしますが、海上釣堀で使う竿は、磯竿にして3号~5号。
穂先もしっかりしているので、よほど穂先にラインが絡んでいるのに気付かずに一気に巻いたりしない限りは大きな問題は無さそうです。
と言うことで、私は次回の釣行でPEラインを使うことに決めました。
釣具屋で海上釣堀アイテムのコーナーに行くと、道糸用としてナイロンラインとPEラインが並んでおり、PEラインも通常のラインを利用しいているラインの値段のイメージからはかけ離れた安さです。
それもそのはず、売られているラインは大半が50m巻きなのです。
海上釣堀は海上に設置された生簀の中で釣りをするのですから、どんなに大きな魚が掛かっても何百メートルもラインが出されることは有り得ません。
なので、このくらいの長さが巻かれていればOKなんですね (^^
そこで、今回私は【東レ ソラローム ルアーPE】を使ってみることにしました。
このライン、本来の目的?は、雷魚ゲームやナマジング、そしてバス釣りのパンチング、または虫パターンなど極細ラインで軽いルアーの飛距離を稼ぎたい時や、ブッシュにワームを引っ掛けて釣る提灯釣りなど、淡水の釣りに使うことを目的としてリリースされたラインなのですが、ルアーマンでありながら海上釣堀で美味しい魚が釣りたい私は、ラインにルアー感を求めて使ってみることにしました。
■東レ ソラローム ルアーPE
淡水のルアーゲームにマルチに対応と言いつつ、上は8号(88lb)までのラインナップがあり、これまでと比べて大幅に強い範囲まで広げられています。
まず、糸巻き量は淡水での利用シーン想定なので、0.6号(10lb)~8号(88lb)まで全て75m巻きのスプールで売られています。
今回、私はマダイ・シマアジ用に4号(45lb)を、青物用に5号(55lb)を導入してみることにしました。
ラインのカラーは、PEラインとしては蛍光色が多い中でいぶし銀のシルバーグレーがメインです。
そこに、1m毎に10cmの白色がマーキングされています。
日中では光の量が多いので、蛍光色である必要性は無いことと、水中に入っている部分が魚に見えにくくスレさせにくい工夫がされているところで、海上釣堀でも効果があるのではないか?と思っています。
また、1m毎にマーキングがあるので、棚を取る時にも、ヒロ計算から換算しなくても、正確に棚を把握することができます。
海上釣堀用のPEラインでは、他社さんの製品でもマーキングされている商品が多いので、棚取りのメリットがあるのは間違いないと思います。
実際、前回にナイロンラインで釣りをしていて、最初はちゃんと棚を測って釣りを開始しましたが、しばらく釣りをしていてウキ止めがガイドなどに当たって棚がボケてきているのがわかりませんでした。
しかし、ラインにマーキングが入っていれば、ウキ止めがズレているのかどうかがすぐにわかります。
因みに、このラインも実売価格では1000円前後です。
安いところなら1000円(税抜)を切っているところも。
強度は間違いなく安心できるのでオススメです (^^
このラインシステムで、次回はちゃんと自分でウキを見てアタリを取って釣りたいと思います。
前回は、初青物がオートフッキングでしたので (^^;
次回は、あの失態だけは…
避けなければ{(-_-)}