こんにちは!
いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
この週末は大潮回りと言うことで、ナイトゲームでは今季初となるバチパターンを、そして早朝の朝練でも今季初のデイゲームでシーバスを狙ってきました。
どちらも楽な釣りではありませんでしたが、まあまあサイズがそれぞれに出て、シーバスのバイトシーンとファイトを楽しむことができました。
因みに、ロッドは【リップルフィッシャー モンスターインパクト トラディション96】を使っていたのですが、曲がるロッドの楽しさを改めて実感できた釣行でもありました。
では、お時間のある時にお使いいただければ幸いです。
バチパターン狙いのナイトゲーム
まずは、金曜日の夜、仕事上がりでどこに釣りに行こうか迷いましたが、大潮に入ったということでリバーでのバチパターン狙いに絞って出撃することにしました。
仕事が終われず、満潮から下げ始めのタイミングは逃しましたが、ポイントに入ると南東の風が強く、風に押されて上潮は上げている感じです。
水位は下がっていっているので下潮は下げているはずですが、バチは浮いているはず?
難しい状況です。
タックルは、【>リップルフォッシャー モンスターインパクト トラディション96】に、約1年ぶりに使用した【シマノ エクスセンスLB 3000HGM】のセットです。
今は無きエクスセンスLB 3000HGM です (^^;;
本来なら発生しているはずの下げのヨレが目視できず、狙いどころを絞れずにあっちに行ったりこっちに行ったりと翻弄されてしまいます。
かなりの時間、釣れない時間が続きます。
天気予報では、夜半から北風に変わるはずだったのですが、一向に風向きが変わる気配がありません。
諦めて帰ろうかと思っていたタイミングで、バチパターン用に持ち込んだルアーの中で使っていなかったルアーがあることを思い出しました。【ダイワ モアザン テイルスラップ】です。
スイミングの抵抗や飛距離をみておきたかったので、ルアーを交換しキャストしてみます。
飛距離は特筆するほど飛ぶ訳ではありませんが、ジョイントプラグにしてこの飛距離は十分という感じです。
巻き抵抗は、ヘッド部がカップ構造になっている割には軽い感じですが、ここは風の影響でハッキリとはわかりません。
使い勝手がいいのか?悪いのか?なんてことを考えながらの数投目~~
ルアーがダウンに入って抵抗感が増したな~と思った瞬間。
水面がいきなり割れて
ドババババ~~ン
とエラ洗いの洗礼から始まりました。
もう少し潜っていると思ったのですが、イメージよりも表層をルアーが通っていた感じです。
最初のエラ洗いが激しかったので、サイズも悪くないと判断し、レバーでラインをコントロールしながら魚との間合いを詰めます。
気がつくと、このタイミングで流れが下げています。
これがヒットにつながったのかも知れません。
寄せてきては走られてを何度かくり返しますが、コンディションがいいのか?なかなか弱りません。
レバーを駆使して、ジャンプは最小限に抑えつつ、シーバスが大人しくなってきたのでネットを準備。
そして、最後は比較的すんなりとネットインしてくれました。
ネットの中でルアーが見えないので、なぜ??と思ったのですが、答えはこれ (^^
テイルスラップを丸呑みでした。
ジョイントプラグの効果でしょうか?ボディが折れ曲がってスポット口に入るんですね。
通常のバチパターンでのヒットはテールフック1本ということも多いのですが、この食い方はもしかするとバチパターンでバイトしたのではないかも知れません。
因みに、ラインはザラザラになっていて、危ないところでした。
が、フロロカーボンラインの16lb、十分過ぎるほど強いですね (^^
そして、この日はその後も南側からの風が弱まることがなく、仕方ないので深夜に撤収となりました。
そして、バチ再チャレンジからの、早朝デイゲーム
そして、土曜日の深夜。
一般的なバチパターンから考えると完全に外しているタイミングですが、以前にバチパターンで深夜に爆発した話しを聞いたことがあるので、とりあえず出撃してみることに。
とにかく、釣りに出ないことには結果も出ませんので (^^
ポイントに入ると、前日と打って変わって北風が吹いています。
タイドのタイミングはドカン直前で、結構勢いよく下げの流れが効いています。
そこで、流れのヨレをメインに目に付いたポイントをドンドン撃っていきます。
この日は、メインルアーは【DUO マニック95 コアマングリーン】に、大好きな【メガバス カッター90】を混ぜてローテーションです。
しかし、さすがに完全に外したタイミングの雰囲気が蔓延していて、バイトが取れそうな気がしません。
上げに入って何かが変わらないか?と、とにかく粘ったのですが、状況変わらず(涙)
諦めの気持ちが出始めた時に、20cmちょいのシーバスが【メガバス カッター90】にヒットしたので、更にそこから1時間近く粘ったのですが、その後状況は変わりませんでした。
一旦、釣りを終えたのが3時前。
ここで帰って寝るか?ネジを巻き直して朝マズメを狙うか?
ここでヘコタレてはアングラー魂が廃る??と言うことで、一路釣具屋に。
と言うのも、デイゲーム用のルアーを一切持ってきておらず、何か鉄板系のルアーを買おうと24時間営業の魔界へ走ります。
お店に入り、まず最初に手にとったのは、安定&定番の【邪道 チビ冷音 14g】
しかし、家に帰ればあるし、どうもな~~と思っていると、目に入ったのが【ブロビス タイニードロップ ニンブル15g】です。
気になるルアーでしたが、シャロー攻略に効くのか?商品サーチが全くできていないので、今回は見送ることにします。
更に、メガバスの派生ブランド?のnadaからも20gの鉄板ルアーが。そして、コアマンからも【IP-13】が出ており、鉄板が好きな人にはたまらない感じですが、鉄板に触手が動かない私としてはどれも決め手に欠けてしまいます。
IPは良いと思うのですが、13gと言うのがちょっと引っかかります。
すると、ダイワの鉄板ルアー【モアザン リアルスティール18g】が目に入りました。
タングステン製で小さくて、18gなのでかなり飛びそうです。
しかも、リアフック側には、フェザーなどを取り付けることができるように、フックホールともうひとつホールが付けてあります。
場合によっては、スピンテールに変えることもできそうです。
これは面白そう。
そこで、このルアーを1つだけ買って店を出ました。
このルアーをもしロストしたら、この日の釣りはそこまでと決めて。
そして向かったデイゲームポイント。
現地到着時にはまだ夜が明けていなかったので、ゆっくりとリーダーのノットを組み直してからポイントに向かいます。
ポイントに入り、周囲を見渡しながら、ベイトの雰囲気や潮の流れの雰囲気をチェックしますが、全くのノー感じです。
そりゃ、思いつきで来て、いきなりハマるはずもないよな~と思いつつ、ちょっと一服して時間を稼ぎます。
そして、おもむろに購入したての【モアザン リアルスティール18g】をキャスト。
飛距離の確認ですが、18gあることとシルエットが小さいので、確かに飛びます。
今までの経験で、潮目が出るであろう場所まで届きそうです。
キャストしては様子をみて移動を繰り返していると、じんわりと夜が明けてきます。
この日は晴天で雲無しなので、明るくなるのも早いはず。
すると、先ほどまで生命感の無かった岸際が急に慌ただしくなってきました。
全く気付かなかったのですが、かなりのマイクロベイトが足元に居たようです。
すると、少しだけ離れた場所の岸で、明らかにベイトがまとまって緊迫感が漂っています。
見ていると、いきなりボシュッ!とボイルが1発!!
そこで、急いでそこに移動すると、着いてすぐにまた1発ボイルが。
ベイトが岸から離れて行くところをシーバスが狙っているようです。
ここで、ふと、タックルボックスに【DUO×コアマン マニックフィッシュ88】を入れてきたを思い出しました。
この状況、ハマるかも??
そこで、急いでルアーをチェンジし、イチかバチかで狙ってみます。
沖に投げても意味がないので、岸際でベイトが固まっている周囲にルアーをキャストし、早巻き&連続トゥイッチで水面をスキップさせます。
左に1投、・・・・・出ません。
右のザワつきに1投・・・・・出ません。
再度、左のザワつきに11投・・・
すると、ベイトの群れの横を通った瞬間に
ガボッ!!!
とルアーに出ました。
一瞬、ミスバイトになったかもと思いましたが、次の瞬間、水面で激しくエラ洗いをして抵抗するシーバスの姿が目に飛び込みます。
ロッドが柔軟に曲がるので、最初のバイトを見事にキャッチしてくれたのでした。
ジャンプ1発の後は、強烈な引きでロッドが絞り込まれます。
レバーブレーキが付いていることを忘れるほどの強烈な引き。ヒットした場所がかなり近かっただけに、魚も元気で大変です。
寄せても頭を自分に向ける前に走られて~を数度くり返し、頭がこっちを向いたタイミングで一気に寄せてランディング。
引いただけあって、なかなかのサイズのシーバスでした。
安定的に溜まっているマイクロベイトを喰っているので、コンディションも抜群です。
フッキングも両方のフックが掛かってくれていて、いろんな意味で素晴らしくラッキーな1匹に出会うことができました。
サイズは66cm。
今季、ガチのシーバス狙いはこの日で3回目ですが、密かに今年一番のサイズをゲットすることができました。
今年は3戦でスカ無し、4匹ゲット中、60アップが3本です (^^
この魚を逃がし、周囲を見渡すと、岸際での緊迫劇は閉幕していました。
本当に、明るくなり始めた一瞬のできごとでした。
その後は、表層に反応が出なくなったので、せっかく買ってきた【モアザン リアルスティール18】にチェンジして投げ続けます。
完全に明るくなったタイミングで、アジサシが海にダイブするようになりました。
ベイトは間違いなく居る、と確信してルアーを投げ続けること数投、着水から少し巻いてきたくらいの場所でゴクン!!とルアーがシーバスに捕獲されました。
2度、3度、水中で頭を不規則に振ってイヤイヤしている感触が伝わってきます。
これもサイズは悪く無さそうと思っていると・・・
数秒後にフックオフ (涙)
ちょっと、ヒット直後のフッキングが甘くなってしまった気がします。
新しいルアーなので、フックは刺さりが良いだろうと油断していたのですが、やはり、鉄板系は出会い頭のバイトが多いので、フッキングはしっかりしないとダメですね。
気分を変えて、最後にマニックフィッシュ88でも、と思ってルアーを取り出したのですが、フロントフックが先ほどのファイトで折られていることに気づきます。
この場へ持ってきているルアーは2個だけ。
かなり眠いし、これは帰れと言うことと判断し、ストップフィッシングとしました。
シーバス バチ&デイゲーム まとめ
と言う訳で、バチもデイも決して楽に釣らせてもらえる状況ではありませんでした。
が、どちらにも言えるのは、簡単に諦めずにいろいろ工夫したり粘ったりすると、たまには良いこともある、という話しです。
辛抱力は釣力を上げる?
グダグダ言わずに、一言でまとめると、この日私の頭に浮かんだ一言でした。
<参考>タックルデータ
■タックルデータ
ロッド:リップルフィッシャー モンスターインパクト トラディション96
リール:シマノ エクスセンスLB 3000HGM
メインライン:東レ シーバスPEパワーゲーム 0.8号
リーダー:東レ シーバスリーダーパワーゲーム 16lb
ヒットルアー
■ダイワ モアザン テイルフラップ
■DUO×コアマン マニックフィッシュ88