こんにちは!
NABRA Chase Fishing GONTA です。
いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
今回の記事はアジングです。
先週末の釣行ですが、風もあまり強くなさそうな予報だったので、豆アジに遊んでもらいつつ、メバルでも狙ってみようかと思って湾奥に出撃してみました。
目的は順調にクリアしていけたのですが、最後で思わぬ獲物に遭遇することになりました。
そして、この釣行がきっかけで、週末朝練では更に面白い経験ができたのですが、まずはきっかけを掴んだ釣行から記事にしてみたいと思います。 では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
まずは豆アジで癒しの釣りを満喫
最初は定番のアジングポイントからスタート。
例年の実績からすると、安定的に釣れるはずのポイントが今年は不調。
念のため最初にちょっとだけチェックしてみましたが、やはり反応が薄い。
数投で豆アジっぽいバイトがあっただけでフックアップに至らなかったので、早々に諦めて、ここ最近調子の良いポイントに移動することに。
明暗部を0.8gのジグヘッドに【サーティフォー 34 プランクトン うこん】で狙っていくと、すぐにバイトが出てくれます。
フォール中に勝手に食ってくれるほどの活性でも無いので、丁寧に『どうぞ、どうぞ』の誘いで食わせにかかると、誘った後の軽くテンションを抜いたタイミングで~
ビビビッ!
開始早々に無事ファーストフィッシュをゲット。
同じ狙い目で攻めると次々にヒットしてくれます。
しっかり食わせているのでフッキングの場所も最高。
絶対にバレないと確信できる場所に綺麗に掛かってくれています。
念のため、少し沖の方のボトムもチェックしてみましたが、ここは残念ながらバイト無し。
やはりデカアジは簡単には釣れない感じです。
釣れない=居ないのか?居るけど辿り着けていないのか?
豆アジは釣れても悩みは深まるばかりです。
いろいろと試しながら、なんだかんだで豆アジはつ抜けを達成。
とりあえず、豆アジ狙いは結果が出たので、次の狙いのメバルを探しに移動することにしました。
メバルは厳しいながらもお顔を拝見
場所を移動してメバル狙いを開始。
万が一のサイズがヒットしたら?とPEラインを巻いたスプールも準備はしていたのですが、とりあえずはエステルラインのままで様子を見つつ、メバルが好調であればラインチェンジをすることにして釣りを再開しました。
まずは浅いレンジからチェックしていきますが、簡単には反応が得られません。
まだ産卵期前なはずなので、釣れるはず!と集中して狙っていくと~
ドンッ!!
いきなりひったくるようなバイトと同時に一気にロッドが絞り込まれます。
ドラグが緩かったのでラインブレイクは回避できましたが、ファイトを開始すると定期的にロッドに伝わってくる首振り感。
チヌ・キビレです~
ネットも無いし、どうしようもないな~と思っていると、幸運にもフックオフしてくれました。
しかし、表層付近狙いで千怒が食ってくると言うことは、まだまだ海水温は高いようです。
フックも折れたり変形したりせずに残ってくれていたので、そのままチェックを続行。
すると、しばらく移動したところで
ココンッ!
と鋭いバイトをキャッチ。
このバイトはメバルっぽい。
再度同じラインを通してみると~
ビンッ!
今度はフックアップに成功。
アジング用のドラグ設定のままだったので、一気に走られてしまいましたが、落ち着いてドラグを調整してファイト続行。
幸か不幸か?サイズはレギュラーサイズの20cm未満クラスくらいだったので、抜き上げも成功して無事にランディング成功。
やはり、メバルの引きは小さくてもトルクがあって楽しいですね。
更にサイズアップを狙ってチェックしていくも、後続のバイトが遠い。
しかし、海面をよく見てみると夜光虫が出ているので、メバルが居るなら浅いレンジで釣れるはず。
諦めずに狙っていくと、レベルストロークから一瞬テンションを抜いた瞬間にヒット。
今度は少しサイズアップで抜き上げの時にヒヤヒヤしましたが、0.2号のエステルラインは結構強いですね。
何とか無事に抜き上げることができて、メバル2尾目がゲットできました。
少し産卵絡みのプリのメバルなのか?お腹が少しポッテリとしています。
ハイシーズンならレベルストロークのままで食ってくれるのですが、少し警戒心が強いのか?神経質なのか?きっかけを作ってやらないと食ってくれないことがわかりました。
要所要所でアクションを入れつつ3尾目を狙いますが、続けてヒットしてくれません。
毎年、年内のメバリングは結構苦労させられます。
まぁ、年が明けてからのメバルはもっと気難しいのですが・・・
広くチェックしていると、水面で何やら生命反応があることに気付きました。
小さなベイトフィッシュの上ずりではなく、もう少し大きな魚が時々水面でウネリのような波紋を出しています。
これは水面でメバルがプランクトンを捕食しているのかも?
ここで見える反応を集中的に狙ってみることにしました。
しかし、これが思わぬ結果をもたらしてくれることになるのでした。
表層付近の反応はグッドサイズのアジでした
ワームが痛んできていたので、改めてワームを新しいものにセットしなおして怪しい波紋をチェック。
この時、メバル習いなら【サーティフォー 34 オービー はなちらし】をセットすべきだったのですが、なぜかまたプランクトンをセットしてしまいました。
刺し直すのも面倒だったので、横着して釣りを開始すると、すぐに反応が得られました。
ビビッ!
という反応でメバルと確信してキャストを繰り返していくと~
ドンッ!ジィィィィィィ
いきなりひったくっていくような強烈なバイト!!
ラインが細いのでヒヤっとしましたが、ドラグの緩さがちょうど良かったようで切られずにファーストランをクリアできました。
なかなかサイズが良さそうなので慎重にやり取りをしますが、無理ができずなかなか浮いてきてくれません。
結構時間をかけてようやく水面まで浮かせることができたのですが、水面で跳ねた時に見えた魚体はシルバー??
え?シーバスだったの??
しかし、シーバスの引きとはかんり違うような?
ラインブレイクにビビりながら、ロッドの弾性を利用して慎重に抜き上げると、上がってきたのはなんと!
良型のアジ!!
丸々と太っていて20cmどうこうというサイズのレヴェルではありません。
こんなところで、こんなアジが釣れるなんて!!
正直、完全に初めての経験です。
そういえば、前回の釣行時に『良いサイズのアジが釣れました』と言われていたアングラーさんがいたことをここで思い出しました。
レンジや場所は違えと、このエリア一帯に良いサイズのアジが回ってきて居ついているのかもしれません。
相手がアジとわかれば狙い方も変わります。
表層付近をこまめにアクションを入れつつ探ってみると、すぐに同じくらいの良型アジがヒット。
このアジも何とか抜き上げに成功。
メジャーが無いので正確なサイズはわかりませんが、私の手の幅が約20cmあるので、明らかに20cm超のアジであることがわかります。
背中側から見た時の体の幅も相当のもの。
この日は持ち帰る準備を一切していなかったので、勿体ない~と思いつつリリースし、ここでストップフィッシングとしました。
湾奥アラカルト釣行 まとめ
と言うことで、本来の本命のメバル以外に、想定外のサイズのアジが釣れるなど、久々に快心と感じられる釣行でした。
こういうことがあるといつも書いていますが、本当に釣りだけはフィールドに出てみないと何が経験できるかわからないですね。
この日もたまたま水面付近の怪しいモヤモヤに気付いたので狙ってみた訳ですが、まさかこんなサイズのアジが入っているとは夢にも思いませんでした。
因みに、このポイントでのアジングの釣行回数は数えきれないくらいなのですが、20cm半ばのアジが釣れたことは無く、見たというレベルで言うと数年前にタケ師匠と釣りにきた時にタケ師匠が今回と同じくらいのアジを釣り上げたのを見たくらいです。
その時も釣りあげるまではてっきりサバだと思っていたくらいです。
今年は春先に釣れたアジがちょうど20cmクラスくらいだったので、その群れがひと夏を超えてサイズアップして接岸してきてくれたのかも知れませんが、もっと言うと例年入ってきているのに気づいていなかっただけかも知れないとも感じています。
兎にも角にも、知ることや見ることは大事。
経験の無いことは試したり狙ってみようとも思わないので、結果として出会うことが無かったのかも?
そして、この週末の経験を元に、日曜日の早朝(いや、深夜?)練習繰り出し、結果としてデカいアジが今は安定して接岸してきていることを知ることになりました。
この釣行については、まだ後日記事にしたいと思います。
デカアジ釣りは、これはこれで掛ける(フックアップする)楽しみだけでなく、ヒヤヒヤものの引きとやり取りを楽しむことができますので、少し病みつきになりそうです~
<参考>タックルデータ
・サーティフォー 34 Providence FER-58
・リール:シマノ 16ストラディックCI4+ C2000S + ティクト CBSスプール S-22
・ライン:東レ ソルトライン スーパーライト ポリエステル 0.2号
・ワーム:サーティフォー 34 プランクトン うこん