カブクワ

【カブクワ日記】ついに、スマトラヒラタクワガタの幼虫がベイルを脱ぐ!

こんにちは!

いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。

NABRA Chase Fishing GONTA です。

今回は、非常にご無沙汰なネタになりますが、カブクワ飼育記になります。

夏以降、大きな動きが無かったので記事にすることが無かったのですが、幼虫として飼育していたスマトラヒラタクワガタがついに成虫になりました!

1年前の国産オオクワガタの幼虫飼育においては、大あごが曲がった成虫になってしまい、残念な結果になってしまった歴史がありますが、さて今回はどうなっていることか?

では、サナギになったタイミングからの振り返りも踏まえて記事を書きたいと思います。

では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。

サナギになる変化に気付いたのは2019年12月頃

さて、遡ること数か月。

昨年の秋に、幼虫が大型化していることを確認して、菌糸ビンとしてはMAXサイズの1400ccのボトルに入れ替えました。

メスの方はそこまで大きなビンが要ることはないと思いつつ、万が一、雌雄判断が間違えていて、メスと思っていた個体がオスだったら大変だと思い、スマトラヒラタの幼虫は2匹とも1400ccのビンに交換しました。

そして、1ヵ月程度が経過した頃、オスと思われる方があっと言う間に1400ccの菌糸ビンを喰いあげてしまったので、11月頃に再度、1400ccの菌糸ビンを調達して入れ替えを行いました。

さすがに、この頃になると気温も下がってきていたので、その後は目を見張るほど菌糸を食す様子も確認できませんでした。

12月頃になると、何やら蛹室らしき空間を作っていることを確認。

メスと思わしき方はビンの外壁を使うことなく、内部で蛹室を作っている感じでしたが、オスの方はバッチリとビンの外壁を使って蛹室を作ってくれていて、サナギになりたてから蛹化が進むのを確認することができました。

このタイミングで真冬に突入したので、流石に寒い棚の奥に放置しておくと死んでしまうかも?と思い、床暖房の片隅へ移動させました。

昔には、断熱材を入れた大きな衣装ケースに加温装置を入れて飼育したりしたこともあるのですが、今ではそこまでやる時間も資金も無いので、クワガタくんの生命力に賭けて、少し暖かい室温にて羽化してもらうことにしました。

済みませんが、ここまでの経緯については記録写真がありません(涙)

そして、晴れて成虫に!

サナギのまま変化が見られない1月~2月を過ごし、寒いのでちゃんと羽化してくれるのか?が心配だったのですが、2月の下旬にハッキリとは見えないもののオスが羽化していることを確認。

しかし、まだまだ上翅も色が薄くて、内翅も収まっていない状態。

上翅が開いてしまったり、内翅が飛び出してしまったりしないか?少々不安を感じつつ観察を続けました。

因みに、どうもメスの方は数週間早く羽化していたようで、クリアなビンの外壁からでも成虫になって動いている姿が確認できていました。

オスとメスの羽化の時期が数ヵ月ずれることも珍しくないだけに、ほぼ近しい時期に成虫になってくれそうで喜んだことを覚えています。

そして、3月に入り、夜になると『ガリガリ』とプラスチックのビンを顎でひっかいているような音がするようになりました。

まだまだ寒い時期なので、できるだけ菌糸ビンから出すのは遅くしようと眠らせておいたのですが、ここ数日はビンをひっかく音があまりにも激しくなってきたので、本日割り出してみることにしました。

てっきり、暴れていたのは羽化したオスだと思っていたのですが、実際に割り出してみると、オスはきれいな蛹室の中でおとなしくてしていました。

割り出されて迷惑そうでした(汗)

姿を現したオスは、心配していた問題をクリアして、上翅も開かず、大顎も全く変形無しで、ほぼパーフェクトな状態で羽化してくれていました。

今日は時間が無かったのでサイズを計測していませんが、後日、サイズを測ってみたいと思います。

そして、お次はメス。

菌糸ビンの中がぐちゃぐちゃに乱れていたので、暴れていたのはメスの方でした。

1ヵ月近く早く羽化していたので、そろそろ後食が始まるのか?お腹が減っていたのかも知れません。

こちらも、ありがたいことに完全にパーフェクトボディのメススマトラちゃんでした。

一旦はケースに入れて、引き続き床暖房にて寒さを凌いでもらうことにします(^^

カブクワ日記 スマトラヒラタ羽化編 まとめ

と言うことで、今回は大成功のスマトラオオヒラタクワガタのブリードでした。

大型種は何かと難しいイメージですが、ケチらずに大型の菌糸ビンを使ったのが成功のカギだったのかも知れません。

子供たちは大きなクワガタを見て大興奮。

しばらくは、あまりつつき回らないようにしてとお願いしておきましたが、どうなることか。

まぁ、ヒラタクワガタは狂暴で気質が荒いので、不用心に手を出すと挟まれて痛い思いをすると脅しておいたので、しばらくは箱の外から観察してくれることでしょう。

無事に雌雄完全に羽化してくれたので、次世代のことも考えたいのですが、如何せんペアリングが難しいヒラタクワガタなので、暖かくなるまでどうするか悩みたいと思います。

そして、我が家には。まだ国産オオクワガタの幼虫が全部で4匹居ます。

外壁から蛹化が見える個体がひとつもないので、割り出すタイミングが難しいのですが、もう少し暖かくなったらこちらも割り出してみたいと思います。

今年の夏は、エサやりで大忙しになりそうです。

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