こんにちは!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
年度末~年度始めで殺人的に忙しく、全くブログ更新ができませんでした!
そんな間に桜は咲いて散り、すっかり暖かくなって春めいてきました。
日による寒暖の差は大きいものの、確実に暖かくなってきていますので、バスは完全にスポーニングモードに入ってきているかと思います。
フィールドの状況が非常に気になるところですが、今回は釣りのお話しではなくカブクワネタです。
少し前に菌糸ビンの交換の記事をアップしていますが、少々具合の悪い状況に陥っています。
その状況について書いてみたいと思います。
では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
幼虫が上に出てくる事象発生
さて、具合の悪い事象ですが、幼虫が菌糸ビンの上に出てきてしまっています。
菌糸ビンに投入した時は素直にボトルの下部に入っていってくれたのですが、数日経過したところで様子を見てみたところ、かなり暴れたような状態に。
菌糸の上部の菌糸は食べた訳ではなく、ボロボロに崩されてた状態に。
寒い時期でもあるのでパネルヒーターで加温していたのですが、その温度が高過ぎたのか?
幼虫が完全に外に出てきてしまっていました。
菌糸ビンは温度を合わせる為に、同じ環境に数日置いていたので、温度が合っていなかった訳ではないと思うのですが、2匹とも出てきてしまっていたので何か理由がありそうです。
菌糸ビンのボトルを触るとかなり温かくなっていたので、暑くてのぼせて出てきたのか?と思い、ヒーターの温度を少し下げたところ、数日経ってようやく菌糸の中に戻ってくれました。
菌糸ビンが作りたての時は菌糸が広がる為に活発に活動して酸素を使うので、幼虫が酸欠になるという話しも聞きますし、温度変更だけが改善の理由ではないかもしれません。
スマトラヒラタの幼虫は大型なので、酸素を要する割合も大きいのかも?
そこで、ネットで同様の事象が発生した場合の対処について調べてみました。
菌糸に潜らない幼虫がいる?
いろいろ調べてみましたが、やはり多い情報は温度の高さに関連する不具合です。
30度を超えてくると、幼虫が外に出てくる事象が多いようです。
確かに、温度を下げる前までは、菌糸ビンを触ったところパネルヒーターに近いボトルの底がかなり温かくなっていました。
飼育環境の全体の温度を上げたいという思いでパネルの温度を調整すると、結果的にパネルの表面温度がかなり上がってしまいます。
パネルには直接菌糸ビンが触れないようにスペーサーを間に入れてはいたのですが、どうしても温度が伝わってしまっていたようです。
温度が高くなると菌糸ビンの中が酸欠になりやすいようで、幼虫が苦しくなって出てくるようです。
しかし、調べてみると気になる記事を発見しました。
それは菌糸ビンと幼虫との相性です。
潜らない幼虫は何をしても潜らないようで、菌糸ビンを替えても潜らないとのこと。
その理由は明確になっていないのですが、幼虫が潜らなかった菌糸ビンに別の幼虫を入れると潜る場合が多いらしく、明らかに潜らない理由は個体差のようです。
幼虫と菌糸の相性が悪くならないように、菌糸の仕入れ元は同じにしていたのですが、それでも製造時期が変われば必ず同じ菌糸になる訳でもないので、菌糸の種類が変わることで幼虫がその環境を嫌うということはあるようです。
幼虫飼育 悪戦苦闘の巻き まとめ
ということで、幼虫飼育奮闘記でした。
今は幼虫は菌糸の中に潜ってくれていますが、暴れてぐちゃぐちゃになった菌糸の中で成長してくれるのか?や、このまま蛹化できるのか?など不安要素が満載です。
最後まで潜ってくれない幼虫はそのまま★になることもあるようです。
せっかく入手した【世子(セジャ)】血統の幼虫なので、非常に貴重な存在なだけに非常に心配。
大型外国産の幼虫飼育は経験が少ないだけに対応力の無さに困惑するばかり。
やはり生き物の飼育は難しいですね。
上手くいってくれれば、後数か月で羽化してくれるはずなのですが、今後どうなることか。
もう一度菌糸ビンを購入して入れ替えることも考えたのですが、3250ccの菌糸ビンって結構高いんですよね(涙)
命とコストの天秤を考えると悩ましい限りです。
昨年は常温飼育で何とかそこそこのサイズの成虫が羽化してくれたので、今年は温度管理をして更なる大型個体の作出に取り組んでみたのですが、そう簡単にはいきません。
因みに、国産オオクワガタ【GORDON-R】血統の幼虫は、どの子も安定しています。
やはり国産オオクワガタは育て易いですね。
では、また状況の変化があればこちらで報告したいと思います。