こんにちは!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
前回の釣行では、掲載の通り久々に釣れ盛った楽しい釣行でした。
天気に大きな変化も無く、状況が大きく変わっていないことから、同じ状況が続いているのではないか?との甘い考えで連続出撃してみました。
一見、大きな変化が無いと考えていたのですが、少し天気の違いがあり、その影響を大きく受けた感じがしました。
では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
日差しの戻った河川はスケスケでハイプレッシャー
さて、甘い汁をすすった翌日の午前中。
雨もなく、川の水量は変わっていないし、魚は移動せずに残っているだろうと考えて悠々とポイントに向かいました。
タイドグラフはこんな感じで、長潮で終日ほとんど潮位の差が生まれない日。
釣りを開始したのは、ほぼ9時過ぎの干潮のタイミングくらいです。
こんな時こそ、常に流れのある河川が強いだろうと自信を持って出撃したのですが、水の状態は昨日にも増してクリアアップしており、水位も昨日より更に低い状態。
ボトムがほぼ丸見えの状態です。
偏光グラス越しに見える、砂底と牡蠣殻底の入り組むところを狙っていきますが、いくら投げても小型ブリームのバイトさえありません。
先日にバイトが連発したエリアでも、全くのノーバイト。
『水質のクリアアップと潮位の低下で魚が移動してしまったのか?』
天気も、前日は小雨が降るような天気でしたが、この日はほぼピーカン。
梅雨はどこに行った?と思うくらいの良い天気で、魚にとっては警戒心が高まる要素ばかり。
しかも、川の水の流量も減っている感じで、魚の居場所が変わってしまっている印象を受けました。
このままでは完全ボーズを喰らいそうなので、少し下流も含めて、水深変化や水質変化を求めて移動してみることにしました。
一見 何もないポイントでいきなりのバイト!
移動しながらキャストを繰り返していきますが、見えるのはボラばかり。
ボラがいること自身は悪く無いのですが、うろついているブリームの姿は全く見えません。
水深が浅くなっているので、少しでも深くなっている川筋を狙いたいのですが、さすがに遠くてフルキャストしても届きません。
あまりの状況変化に半分諦め気味でキャストを続けていると、足元からキビレとマチヌと思われる魚が足元のシェードから飛んで逃げていきました。
『魚は少し下流側に移動しているかも?』
前日は上流域で頻繁に見かけた見えチヌですが、この日はさっぱり見えませんでした。
確信は持てないながらも、少し水深変化の感じられるエリアにてキャストを続けていると、ゴロゴロとボトムを引きづっていたリグがいきなり~
ドンッ!!
リーリングが止まるほどの力強いバイト!
フッキング時にロッドを通して伝わってくる手応えもなかなかのもので、良型の魚であることがすぐにわかりました。
しかも、前日に掛けた魚よりも明らかに引きが強く、ドラグが少し緩いのか?と思ってしまうほどラインが引き出されます。
バイトが無かった中でのヒットであり、これをバラすとこの日は終わるかも?との思いで緊迫したやり取りが続きます。
水深が浅いので横走りするのか?とも思ったのですが、視認できるところまで寄せてきた魚は明らかに銀色度合いが強く、キビレのようです。
前日は1匹も釣れなかったキビレなので、魚が大きく入れ替わっていることを直感的に感じました。
最後の最後まで元気に抵抗して暴れる魚を何とかネットに押し込んでランディング成功。
ネットインした時はかなり大きく見えたのですが、計測してみると45cmのキビレちゃん。
まぁ、キビレとしては十分大きい方だとは思いますし、キビレとしては今期最大ということになります。
前回の記事でも書きましたが、マチヌとキビレは体形や顔つきはかなり違いますね。
キビレの顔は丸みを帯びていて、尖った感じが無いので”ヘダイ”に近い感じですね。
ヒレもマチヌより大きいように思うので、ダッシュ力はマチヌよりも強く感じます。特に河川育ちのキビレはそうなのかも知れません。
フッキングはカンヌキにガッチリフッキング。
【RYUGI LT CARO OFFSET】でワームもズレず、刺さりもいい感じでした。
丸飲みしていて、フッキングした場所が深かったので、出血が少し痛々しいところでした。
この後、更に下流側にエリアを広げてチェックしていきましたが後続のバイトは得られず。
折り返して、戻りながらチェックをしましたが、本当にバイトが無く、先ほど釣れた1匹は何だったのか?と思わせるくらい反応が得られません。
日も高くなり、日焼け対策はしていたのですが、水分補給の準備をしていなかったので、脱水にならないようここでストップフィッシングとしました。
おまけ リールに対して思うこと
最後に、ここ数回新しいリールを使ってみての感想を書いてみたいと思います。
今回の釣行で、4回ほど実釣に使った訳ですが、ルアーの飛距離という観点では少し不満を感じています。
今回の釣行ではキャスト時のストレスを回避する為に11gのシンカーで釣りをしたのですが、やはりキャスト直後のスプール回転の立ち上がりには不満を感じます。
キャスト初期のパワーを十分伝える為にしっかりロッドを振らないと、中盤以降で力不足で失速感が強いように感じています。
ブレーキはしっかりゼロブレーキセッティングが出来ているので、メカニカルブレーキが強過ぎるということは決してありません。
やはり、スプール径の大きさと、スプール重量の重さが起因しているように感じます。
飛距離を伸ばそうとしてマグブレーキを弱くし過ぎると、キャスト初期でのバックラッシュが発生するようになり、このキャスト初期のバックラッシュは高切れの原因になるので、なかなかストレスが高まります。
こうなると、【KTF KAHEN フィネススプール”34mmφ”】が気になるところ。
入手困難なのですぐに購入して試すことが出来ないのですが、入手のチャンスを伺いたいと思います。
リバーデイチニング Day-24 まとめ
と言うことで、危うくボーズを喰らうくらいの釣行でヒヤヒヤものでした。
一日違いでこれほど状況が変わるとは正直想定していなかったのですが、やはり自然相手の釣りなので、人間が考えているほど話しは簡単ではないということですね。
反応が悪い時には、フリーリグだけでなく、プラグなども試してみれば良いのですが、今回の釣行ではそこまで心のゆとりが持てず、発想の転換ができませんでした。
これからの高気温、高水温の時期はトップウォーターなども試せる時期になりますので、実績がある釣りだけに縛られることなく、いろいろ試していかないといけないと感じました。
また、YouTube動画にて、タイラバ用のネクタイをチニングに流用して実績が出ているところを見ました。
チニングの枠に捕らわれずに、こういうことを試す好奇心もレベルアップには必要だと思いますので、近々これも試してみようと思います!