皆さん、こんにちは!こんばんわ!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
さて、今回は久々に新しいタックルを調達しました。
リールについては【ダイワ シルバーウルフ SV TW PE-Special】を入手して依頼になるかと思います。
使用目的はもちろんチニングなのですが、【ダイワ シルバーウルフ SV TW PE-Special】に不満がある訳では無いのですが、どうしても気になるリールがあり調達することにしました。
このリール、唯一不満があったのですが、その点も対応してあります。
この不満は、こちらのブログでも何度も書いていることなので、わかる方にはわかって頂けるかと思います。
では、簡単にですがNEWリールのご紹介をしたいと思いますのでお時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
シマノ 22SLX 71 DC XT
はい、今回新たに調達したのはシマノのデジタルコントロールブレーキ搭載リールの【シマノ 22SLX DC XT 71XG】になります。
2022年リリースモデルなので、既に多くの方が使われているかと思いますが、購入前にいろいろと情報を収集して、この機種に決めました。
少し前に公開している”24SLX”がそもそもの候補だったのですが、チニングでは遠投したいシーンが多いのと、海では風の影響を受けるシーンも多いので、よりトラブルレス性能に長けたDC機を選択しました。
DC機という観点では、今年(2024年)に発表となった【シマノ 24メタニウム DC】に大きな関心を持っていました。
DC機初のコアソリッドボディと言うことで、コンパクト&堅牢性高と魅力たっぷりのリールだったのですが、価格面でなかなか踏ん切りがつかずに居ました。
また、唯一の不満は、いつも言っている『ドラグサウンドが無い』というところ。
そんな折、”22SLX DC XT”の左巻きで、ドラグサウンドチューン済のリールに出会うことができたので、思い切ってこちらを購入することにしました。
”22SLX DC XT”についても定価が35,000円ということで、SLXシリーズの中では高額な機種なのですが、USEDと言うことで安く入手することができました。
スプールについては、MGLスプールの中でも最新の”MGLスプールⅢ”を搭載。
DCブレーキと相まって、キャスタビリティの向上に貢献してくれています。
なお、スプールの規格は33mm径で幅が21mmです。
参考までにですが、”24メタニウムDC”はMGLスプールⅢですが、34mm径で幅が19mm。
”19メタニウム”も34mm径で幅が19mmです。
”カルカッタコンクエスト”は100番サイズが33mm径で幅が21mmなので”22SLX DC XT”と同じスプールサイズ。
”19アンタレス”は34mm径で幅が19mmなので、19メタニウム&24メタニウムDCと同じスプールサイズ。
また、肝心のDCブレーキについても、カルカッタコンクエストDCや24メタニウムDCと同じの”i-DC5”を搭載しており、2023年にリリースされた”23SLX DC”やソルト用の”エクスセンス DC SS”よりも上位のブレーキシステムになっています。
”24メタニウムDC”はラインの種類の選択も外部ダイヤルで出来るようになっているので非常に便利になっていますが、私の場合はほぼPEラインしか使わないので内部ダイヤルでも実行上問題無いと考えています。
ちなみに、サイドプレートはフリップオープンではなく完全に外れてしまうタイプなので、釣り場でサイドプレートを外す場合は落とさないように注意が必要。
サイドプレートを空ける時には、外部ダイヤルをOpenの位置まで回してから、サイドプレートの下部にあるロックを解除するようになっています。
私は取説見ずにサイドプレートを空けようとして上手くいかず、モタモタしたので、購入される方はご注意ください。
後、外観についてですが、オリジナルのSLXはつや消し系のブラックボディで、シックではありますがプラチっぽさがチープに見えるというのは否めませんでした。
しかし、”22SLX DC XT”はつやのあるメタリック感の強い外観です。
シルバーと言うよりは、青みがかったメタリックなので、ブラック基調のロッドとの相性はどうかな?と思っていましたが、実際にセットしてみると違和感なくいい感じでした。
PEラインの糸巻き量について
ラインキャパシティについてですが、”22SLX DC XT”についてはモノフィラメントラインの糸巻き量しか公示されていません。
70番サイズのリールということで、12lbで100m、16lbで80mです。
モノフィラメントラインのキャパシティを見てある程度PEラインのキャパシティも試算はできますが、PEラインでの実行キャパを書いていただいている記事を参考にして私はラインを巻きました。
PEライン2号で140mくらい、1.5号で180mくらいが適正な糸巻き量になるようです。
2号で100m以上巻けると言うことで、シーバスゲームにも非常にマッチしているラインキャパかと思います。
スプールエッジぎりぎりまで巻くと一気にバックラッシュ率が上がるので、エッジから1mmくらい残す巻き量が適正量となります。
※ちなみにシマノの取説の注意書きにもそのように記載されています。
私の場合はPEラインの0.6号を巻くので、それなりに下巻きが必要です。
今回は中古品の購入で、PEラインの1.2号が巻かれた状態で入手したので、1割~2割くらいを残し、そこに0.6号を繋いで150mを巻いたところ、ちょうどいいくらいの巻き量になりました。
なお、使用するPEラインについては【シマノ ハードブル 8+】のリピート利用は止めました。
理由は”忖度なきインプレ”記事として別途ご説明したいと思います。
ドラグサウンドチューンについて
最後に、ドラグサウンドチューンについて。
シマノのベイトリールのドラグサウンドチューンについては『エキサイティングドラグサウンド』というのが正式な機能名になります。
この『エキサイティングドラグサウンド』はかなり限られた製品にしか搭載されておらず、具体的には”カルカッタコンクエストシリーズ”や”エクスセンスシリーズ”くらいにしか搭載されていません。
アンタレスなどには搭載されてそうですが、アンタレス/アンタレスDC/アンタレスDC MD、どの機種にも『エキサイティングドラグサウンド』は搭載されていません。
ちなみに、なぜかベイトフィネス機には搭載されている機種が多く、”アルデバラン BFS”や”SLX BFS”には搭載されています。
想像の範囲ですが、ライトラインでのやり取りではベイトタックルと言えどもドラグを出すやり取りが増えるので、そのファイトを楽しむ為にドラグサウンドが搭載されているのかな?と思います。
と言うことで、”22SLX DC XT”には標準ではドラグサウンドのシステムは付いていないのですが、世の中には私と同じニーズを持った方が一定数いるようで、調べれば後付けでドラグサウンドが鳴るようにチューニングすることがわかりました。
ドラグサウンドを出すには、ドライブギアにクリック音を出すパーツを組み込む必要があるのですが、シマノの製品の中から流用できるパーツは無いようで、サードパーティのパーツの装着&ドライブギアへの加工を伴う魔改造や、ABUのリールに使われているパーツを組み込むなどの方法が紹介されています。
あくまでも当該改造は個人の責任において実施してください、の前置き付きで・・・
リールの全バラシなどをしたことが無い私としては、やってみたい気持ち半分、ハードルの高さを感じる気持ち半分、というところでしたが、なんとドラグサウンドチューン済のリールを発見。
しかも、スペアスプール付きでかなりお得感のある価格だったのでリアクションバイトしてしまいました。
ちなみに、26,000円でした。
スペアスプール単体でも8,000円以上しますので、かなりお買い得だと思います。
ドラグサウンドチューンがどんな感じかは、実物を見てみないとわからないかと思いましたので簡単に動画を撮っておきました。
関心のある方は見てみてください。
これで、これまで同様に魚が掛かった際のやり取りでドラグ音を楽しむことができます。
シマノ 22SLX DC XT 71XG まとめ
と言うことで、簡単にではありますが、入手した【シマノ 22SLX DC XT 71XG】についてのご紹介でした。
いろんな方のインプレを見ていると、ブレーキが最弱の「1」でも結構ブレーキが効いているので限界まで攻めることができない、というアグレッシブな意見も見受けられますが、ベイトリールでの釣りでは最大のストレスがバックラッシュなので、これが高確率で回避できるのであれば素晴らしいことではないかと思います。
ただ、実際に使ってみると、ブレーキ力に不満を感じるかもしれないので、とりあえず実釣で使ってみて、”SV BOOST ブレーキ”との違いなども確認してみたいと思います。
私の過去の経験からすると、初代の”エクスセンスDC”はノーサミングで使えるモードは確かにブレーキ力が強過ぎて飛ばないというのが実感でした。
また、ダイワの”SVブレーキ”はブレーキが効き過ぎで”SV BOOST ブレーキ”になってブレーキ力にメリハリが出るようになったと感じましたが、それでもブレーキが強く、実釣では20段階の「3」~「8」くらいしか使っていませんでした。
このような感覚に対して、”i-DC5”のブレーキ設定がどんなものなのか?を確認するのが楽しみです。