こんにちは!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
デイチニング、まだまだ調査継続中です。
梅雨の合間の晴れのタイミングでの出撃でしたが、一見好条件に見えて、想定以上にタフコンディションで苦戦を強いられましたが、我慢の釣りで結果が出ました。
やはり、諦めないことは大事ですね!
では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
”綺麗な水”に想定外の大苦戦
さて、出撃の日の潮周りは長潮で、タイドグラフ的にも出撃時間はド干潮を挟むタイミングで、潮の動きがあるのか?無いのか?微妙なところ。
また、満潮と干潮の潮位差も60cm程度なので、大きな潮の動きはあまり期待できません。
いざポイントに入ってみると、前回の休日調査時と同じく、水質がかなり綺麗な状態。
赤濁りで釣れることがわかる前までなら『最高の水質』と喜んだところですが、赤濁りでブリームがシャローに上がってくることがわかってしまったので、この綺麗な水質はブリームの警戒心が強まるデメリットの方が大きいことが想定されます。
そこで、クリアウォーター系の攻略の為に入手していた【O.S.P. ドライブホッグSW 2.5in】の”タフコンシュリンプ”を使ってみることにしました。
風は向かい風ですが、それほど強くないので、7gシンカーでスタート。
ブレイクの上のフラットエリアには上がってきていない想定で、フラットの沖側のブレイクを意識して探っていきます。
すると、開始早々にバイトをキャッチ!
バイトは小さく食い付くようなバイトから、ロッドティップが持っていかれるくらい勢いの良いバイトまで、かなりの頻度で発生するのですが、全くフックアップしてくれません。
巻いても食い込まないし、止めてもダメ。
移動しながら”本気食い”を探しますが、バイトはいろんな場所で出つつも、全くフックアップしません。
ワームの色を変えたらバイトが変わるかも?と、”グリパン”にチェンジするも余計にバイトが減ってしまい逆効果。。。
ナチュラル系のカラーがいいのか?と思い、こんな時の為に準備しておいた【ボトムアップ M.P.S.】の”モエビカラー”を試してみることに。
これで小型のブリームでも食い込んでくれるだろうと期待したのですが、期待に反して反応が薄く、バイトが無いことはないのですが、先ほどのような勢いのあるバイトはサッパリ出てくれません。
ここまで粘ってヒットに持ち込めないので、心は限りなく場所移動に傾きつつ、河川に移動しても雨の影響が大きいかもしれず、時間的にも移動はリスクの方が大きいと判断し、ダメ元で湾奥サーフで心中することに決めました。
諦めず正解!今期最大サイズのマチヌがヒット
朝いちは曇り空だったのですが、次第に雲も切れてきて、日差しが射すようになってきました。
タイドグラフ的には潮位が高くなっているはずなのですが、実際にはなかなか潮位があがってくれず、シャローはスケスケの状態。
この日のバイトもほとんどがブレイクラインで出ているので、遠投してプレッシャーの低いエリアを集中的に狙うことにしました。
アゲインストなのでバックラッシュの危険が高い中、とにかく遠投!
ワームを【O.S.P. ドライブホッグSW 2.5in】の”タフコンシュリンプ”に戻すと、冗談のようにバイトが再発します。
宣伝などは全く関係なく、本当に”タフコンシュリンプ”への反応だけが高活性。
ただ、どうしても食い込んでくれないので、サイズが小さいのかな??と諦めかけたその時!
沖の砂地からブレイクに差し掛かるくらいのタイミングで
ゴンッ!!
一発!強烈バイト!
まさに、リグがひったくられるようなバイトでロッドが一気に持っていかれます。
ブレイクの沖側でのバイトなので、ロッドを立てて岩などを回避しつつ、とりあえず水面まで浮かせようとしますが、これまでに無い重い引きで、巻き取った分だけ持っていかれる状態で、一進一退のやり取りが続きます。
あまり長くやり取りするとラインブレイクも怖いのですが、ドラグを締めて強引にやり取りするのも怖く、ハラハラドキドキのやり取り。
水質が良いので、浮いてきた魚の姿が見えますが、なんだかマチヌっぽい色合いです。
ここのポイントでマチヌが釣れたことがなかったので、今回もてっきりキビレだと思っていたので少しビックリ。
何とか弱ったところで浜にズリ上げてランディングするも、ズリ上げたとたんにフックが外れ、水際でまたもドタバタ。
よくファイト中にフックが外れなくてとてもラッキーでした。
無事にキャッチした魚は肉付きの良い立派なマチヌで、計ってみると46cmありました。
今季最大フィッシュが珍しいマチヌにて捕獲できたことにも感謝!
やはりこのくらいのサイズのマチヌになると、面構えもイカつくてかっこいいですね。
写真を撮ったら早々にリリースし、次の魚を狙います。
すると、すぐに活きの良いバイトをキャッチ!
連発行けるかも~と集中力アップで攻めていると~
ゴゴンッ!ゴゴンッ!
ガンッ!!
連発!!!とフッキングすると、一瞬重みが乗ったところでフッとテンションが抜けました。
あれ~~またバラした~~~
とリグを回収しようとすると、なんだかリグの抵抗感が軽い?
でも、シンカーは付いている?
リグを回収してみると、何とフックの結び目から切れていました。
この日はたまたまフックとシンカーの間にもシンカーストッパーを入れていたので、シンカーは無事に回収できました。
ここで時間的にもリミットに近付いていたので、チャンスがまだありそうで後ろ髪を引かれる思いではありますが、ストップフィッシングとしました。
湾奥デイチニング Day-17 まとめ
と言うことで、バイトが多くて常に緊張感のある釣行でしたが、結果としては1本のみということで、結構タフコンディションでした。
何度かワームがズレるほどのバイトまで持ち込んだのですが、フッキングにまで至らず、食い込みが悪かったのは間違い無いですね。
ただ、カラーやワームをいろいろ変えた中で、【O.S.P. ドライブシュリンプSW 2.5in】の”タフコンシュリンプ”の反応は間違いなく別モノでした。
ドライブシュリンプは5本入りで800円オーバーと、コスパ的には微妙なワームですが、今回のようなバイト差があるのであれば価値はあるかな?と感じました。
しかし、結び目でラインが切れたのは初めてだったので、これについては今後注意が必要だと感じました。
同じ12lbでも、製品の違いで結束強度や根ズレ強度にはかなり差があるということを改めて意識させられました。
岩や牡蠣瀬へのスタックでフックの結束部への負担も多いのがボトムチニングですので、リーダー選びもある程度気を遣わないといけないですね。