こんにちは!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
今回はチニングのワームに関する記事になります。
全く新しいワームではなく既存のワームなのですが、新しいサイズと新しいカラーが追加でリリースされるということと、このサイズ感やカラーが非常に私の心にヒットしたのでピックアップして紹介させていただきます。
これまでこちらのブログでチニングの記事を読んで頂いた方には、『はいはい、それね』と思っていただけるような新製品になります。
対象の製品は【ダイワ シルバーウルフ】シリーズの2種類のワームになります。
では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
NEWカラーは待望であり、必須のカラー
では、カラーからチェックしてみたいと思います。
【ダイワ シルバーウルフ】シリーズのワームは、淀川を中心に年間2千匹のチヌやキビレを釣ることで有名なモリゾーさんがプロデュースされたワームになります。
種類としては【アーバンシュリンプ】と【アーバンクローラー】の2モデル。
【アーバンシュリンプ】はテナガエビをイメージさせる細長いストレート形状のワームで、【アーバンクローラー】は手(爪?)部分がカーリーテールになっている形状のワームになります。
【アーバンシュリンプ】については、最初は2.8inサイズでの発売で、カラーバリエーションについては
①グリーンパンプキン
②グリパンチャート
③レッドクロー
④エビミソレッドゴールド
⑤グリパンオレンジ
⑥ウォーターメロンペッパー
⑦淀川スペシャル
の7色展開となっていました。
因みに、今回、2.4インチモデルが追加で発売となりますが、この話しは後述します。
【アーバンクローラー】については
①グリーンパンプキン
②グリパンチャート
③レッドクロー
④エビミソレッドゴールド
⑤グリパンオレンジ
⑥キャスティークチョイス
⑦スカッパノンブルー
の7色展開
ほとんど同じカラー展開ですが、キャスティークチョイスやウォーターメロンペッパー、淀川スペシャルやスカッパノンブルーなどがそれぞれのモデルで単独採用されている感じです。
ここに、新たなカラーが追加になります。
まず、【アーバンシュリンプ】については、
①スカッパノンブルー
②ライトオリーブ
の2色
既存の赤系のカラーとしての”レッドクロー”は腹面がソリッドの赤色になるのでナイトゲーム向けのイメージ。
また”エビミソレッドゴールド”はクリア系の赤色なので、デイゲームで少し濁った水色の時に使いたいイメージのカラーです。
実際の見た目はこんな感じ。かなり透過系のカラーです。
”スカッパノンブルー”はナイトゲームや夏場の赤濁りの潮の時などに効果が期待できるカラーとのことです。
Webのカラー表示だけでは、使用時のカラーイメージがわきにくいのですが、ルアーニュースRさんの記事にて実際に地面に置いてみた画像がありましたので転載させてもらいます。
実際の使用時のカラーイメージがわきますね。
白っぽい色の底質でも、ワームのシルエットがかなりハッキリ出ることと、ブルーのラメが生命感を演出しているのがわかります。
続いて”ライトオリーブ”ですが、これこそ私が待っていたカラーになります。
私が使っていたカラーで言うと【ケイテック クレイジーフラッパー 2.4in】の”ジンジャーシュリンプ”に似た光を透過するカラーになります。
チニングの定番カラーとして認知されて人気があるのが”グリーンパンプキン”と”ウォーターメロン”になりますが、クリアウォーターの時には少し強過ぎる感じがしていました。
そこに今回このカラーが投入されたと言うことで、モリゾーさんも必要性を感じておられたというのが少し嬉しく思いました。
続いて、【アーバンクローラー】の方の新色になります。
こちらは3色の追加。
”淀川スペシャル”については【アーバンシュリンプ】では既存カラーになりますが、これが【アーバンクローラー】に展開された形になります。
”ライトオリーブ”については完全な新色が【アーバンクローラー】に投入されています。
実際に岩の上に置いた時の見え方は下の写真の通りで、特に薄い手(爪?)部分が完全に透けているのがわかるかと思います。
手(爪?)の部分は『見えないけど水押しの波動が出る』ので、ボディ部分のコンパクトなシルエットで食わせる感じは、同じカラーでも【アーバンシュリンプ】とは少し違った使い方ができる部分かと思います。
最後に”サンドシュリンプ”ですが、このカラーは【アーバンクローラー】だけに投入されるカラーになります。
”ライトオリーブ”よりも更にステルスな感じのカラー。
他のワームでは、【ケイテック クレイジーフラッパー 2.4in】の”ジンジャーシュリンプ”もそうですが、【O.S.P. ドライブホッグ 2.5in】の”タフコンシュリンプ”も同じ系統のカラーになりますね。
やはり、クリアウォーター系でこの系統のカラーは必要ということかと思います。
都心部に近いエリアでやる”アーバンチニング”は、水が濁っている(きたない)イメージがつきまとうかと思いますが、実際に釣りをしていると近年の都心部の河川や港湾部の水質はかなり綺麗になっていると感じます。
今年の釣行でも、夏前~真夏においてはもっと赤濁りの水になると思っていたのですが、一時的に濁ってもすぐに回復してクリアになりますので、クリアウォーター対策になるカラーはアーバンチニングには必須のカラーかと思います。
”アーバンシュリンプ”には新サイズも投入
長々とカラーについて書いてきましたが、今回のシルバーウルフのワームにはもう一つサイズの追加があります。
それが【アーバンシュリンプ】にダウンサイジングの”2.4インチ”の追加です。
チニングにおいては3インチくらいまでのワームなら問題なく使えるという認識ですが、魚が少し小さかったり、バイトが浅かったりすると、少し小型のワームが欲しくなります。
2インチを切るほどまで小さいワームは必要性を感じませんが、2インチ前半くらいがちょうど良いサイズになる時が多いと思います。
それが今回の【アーバンシュリンプ 2.4in】の追加で実現します。
私も【ダイワ アーバンシュリンプ 2.8in】は持っているのですが、現物を見ると結構ボリューム感があり過ぎて、日ごろの釣りではあまり手に取ることがありませんでした。
また、今回追加された2.4インチにおいては、単にサイズダウンさせただけでなく、ワームのデザインもかなり変更されています。
上の2つのサイズの比較画像でもよくわかるかと思いますが、手(爪?)のパーツが短くなった上で厚みが増したデザインになっています。
シルエットは小型化させつつ、パーツが発生させる水押し効果は強めているような感じでアピール力が下がらないように配慮されています。
また、小さな足のパーツもテールの部分までびっしりと配置されており、使用中に水の中で水流を受けて動くことでアピール力を増しているという感じです。
因みに、【ダイワ アーバンシュリンプ 2.8in】を持っていますが、実際に手に取ってみると大きいんですよね(^^;
ちょっと使うには勇気がいるのが2.8インチサイズという感じです。
シルバーウルフ アーバンシリーズ 新製品 まとめ
以上、ダイワのチニング用ワームのアーバンシリーズにおける新サイズ・新カラーのご紹介でした。
今回のカラー追加でデイゲームでは抜け漏れ無しの鉄壁軍団になった感じですね。
しかし、モリゾーさんに拘りがあるのか?と思うくらい”ドチャート系”のカラーが無いのが不思議じゃないですか?
他のメーカーさんでも、ソルト&チニング用のワームにはほとんどが”イエロー”や”ピンク”として”ホワイト”などの目立つカラーがカラーラインナップに含まれていますが、アーバンシリーズにはひとつもありません。
ナイトゲームではソリッド系のチャートカラーが欲しいところなので、今後のカラー追加で是非検討して欲しいところです。
最後に、アーバンシリーズの良い点(ストロングポイント)をひとつ上げておきたいのですが、それは素材になります。
【O.S.P. ドライブホッグ】や【ケイテック クレイジーフラッパー】などは非常によく釣れる実績のあるワームですが、素材が柔らか過ぎてワームの持ちがイマイチ悪い。
【ケイテック クレイジーフラッパー】などもフックを刺すヘッド部の厚みを工夫してくれてはいますが、実際に使ってみると、ある程度使うとワームが裂けてきてしまってフックの再セットができなくなります。
ワームが裂けてくれば、裂けたところをカットして使えばいいと思われるでしょうけれど、2.4inの場合はヘッド部をカットするとボディ部分が短くなり過ぎて、オフセットフックだと#2サイズでもセットできません。
【O.S.P. ドライブホッグ】なども、ある程度使ってくると、ヘッド部がボロボロになってきてしまうし、ストレートフックを使っていると【ダイワ シルバーウルフ フックSS ストレート】のようにワームキーパーが付いていても止まらなくなってしまいます。
この点では、【シルバーウルフ アーバンシリーズ】は結構もっちりした素材で作られているので、ある程度使った状態でもワームがズレてしまうケースは少なく、ワームの持ちはかなりいい方だと感じます。
最後に、【シルバーウルフ アーバンシリーズ】には、各カラーが適合する状況についてレーダーチャートのガイドが公開されています。
また、このレーダーチャートは製品のパッケージにも表示されているので、釣具屋でカラーに悩んだ時の参考にもなります。
この辺りの配慮は、チニングに慣れていないアングラーの方に優しい配慮かと思います。