こんにちは!
いつもこちらのブログを読んで頂き有難うございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
さて、予告通り、今回は淀川チニングの釣行記をアップします。
振り返ると、ちょうど1年前にも淀川にてチニング釣行をしており、苦戦しながらも1匹を釣り上げることに成功しています。
また、WEBでの釣果情報を見ても、淀川でキビレが釣れているので、今年も釣れそう!と意気込んでの出撃となりました。
では、淀川チニング釣行記、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
暖かく、風もほどほど、最高の釣り日和!
昨年の釣行時の記憶では、非常に肌寒かったのですが、今年は気温も高くて暖かい状況で、春の釣りとしては非常に条件が良さそうです。
淀川の東岸、西岸、どちらにエントリーしようか迷ったのですが、昨年は東岸で結果が出ていることと、西岸は水深が浅いので、水温がまだ低い今の時期は水深のある東岸が良いであろうと判断して、東岸のポイントに入ることにしました。
時間は正午頃。
淀川下流域の東岸ポイントにエントリーしましたが、チニングのメッカとも言えるポイントの割には釣り人が少ない。
いつもなら石積み堤防はほぼ満員御礼なのですが、この日は見える範囲で数名がパラパラと居るだけです。
『土日でこれは、釣れて無いのかな?』と思いつつ、上流側の空いている石積堤防から釣りを開始します。
この日のリグは、当然のフリーリグ。
ワームは調達したところの【ケイテック KEITECH クレイジーフラッパー 2.4】のグリパンチャートでスタート。
#4のフックにちょうど良いフィット感です。
タイドグラフ的には下げている時間帯ですが、河口域であり且つ下流側からの風が吹き続けているので、流れ的にはほぼ止まっているくらいの感じ。
水質はかなり綺麗で、足元の石積みの切れ目まで目視できる状態です。
空いている石積突堤を移動しながら順番にチェックしていくと、キャストした沖の方でいい感じにスタックを感じられる場所を発見。
何も手応えが無いところは泥底かと思いますので、スタック感がある場所は貴重です。
少し丁寧に探ってみようとスローダウンしたところで
カツンッ!
金属的且つ瞬間的なバイトをキャッチ。
スタック時とは全く違う、ティップを一瞬持っていかれるような力強いバイトです。
一瞬、鼓動が増し、緊張感が高まります。これがチニングの面白いところ。
ステイして追い食いを待つも、ノーバイト。
軽く小さくジャークして、逃げる甲殻類を演出するも、ノーバイト。
リグをすぐに回収して同じところを狙ってみますが、バイトは続きません。
リグを回収した時のラインの回収量の感じからすると、結構沖の方でバイトしてきている感じでした。
貴重なバイトを逃して落胆しつつ、その後も下流側に向けてキャストを続けつつ移動。
数本分の突堤を下流側に移動したところでまたも
ビンッ!!
明確な生命感がロッドに伝わってきましたが、またしても乗らず!!
ロッドのティップが硬くて乗らないということは無いと思っていて、バイトが浅いと言うか食い気が弱いという感じ。
実際、フックアップする時はロッドごと持っていかれそうなくらいアグレッシブに食ってこることが多いのですが、水温などの影響で少し渋いのかな?
ここからは、ワームを【O.S.P. DoLive ホッグ2.5in】にチェンジ。
長さはクレイジークローラーより短い標記ですが、見た目のバルキーさはひと回り上の存在感。
バイトが無い時に弱気にシフトしないようにするため、敢えてバルキー系にチェンジしてみました。
再度、キャストを続けながら上流側に戻りつつチェックしていきましたが、残念ながらバイト無し!
この日は予定もあったので、後ろ髪を引かれつつストップフィッシングとしました。
往生際の悪い、西岸でのリベンジ
さて、一夜明けましたが、どうしてもチヌ・キビレの顔が見たい!ということで、午前中に再度、淀川に出撃しました。
昨日、東岸下流域がダメだったので、西岸中流域に入ることに。
朝の6時頃が満潮だったので、ポイントに着いた10時頃には既にかなり潮位が下がってしまっている状況でした。
そして、ポイントにはほぼチニンガー?はおらず。
とりあえず、昨日と同じリグにてチェックを開始します。
ここは本流のブレイク周辺でバイトが多いので、7gシンカーにてフル遠投で探っていきますが、場所によっては沈み根がキツいことと、足場が低くてラインの入射角が小さいので、根掛かりには要注意です。
因みに、私が使っているフリーリグ用のシンカーは、バークレイの鉛のシンカーですが、非常に細長いデザインで根掛かりが非常に少ないです。
細長いので、岩の隙間にスタックしにくいし、ステイさせた時も岩の間に転げ落ちにくいように感じます。
ですが、意外と売ってないんですよね。。。
思い付いた時に探してみているのですが、地元の大型チェーン系釣具屋でしか見たことがありません。
話しを釣りに戻して、過去の記憶から実績があるポイントをどんどん移動しながら撃っていくと、ズル引き中に
カツンッ!
待望のバイトにアドレナリンが噴出しますが。。。バイトが続かない~~
前日に続いて、どうも渋いというか、ノリきってくれません。
バイトがあったラインを通しても後続のバイトは得られず、釣りをしながらもボトム感だけでなく、大きく地形を見て、海岸線の出っ張りやへっこみに絡む部分を重点的にチェックしていきます。
海岸線の変化の延長で、水中の地形変化があることはよくある話しです。
しか~~し、後続バイト得られず。
2時間と決めていたタイムリミットになってしまい、泣く泣くのストップフィッシングとなってしまいました。
淀川チニング釣行記 まとめ
と言うことで、1回毎の釣行時間は短いものの、短期間で見事に3連敗を喫してしまいました。
やはり、しばらく釣りに行っていないと、釣りの神様にも見放されるんでしょうね。
ラッキーフィッシュの1匹さえも出会うことができませんでした。
ただ、こんな事でへこたれていてはいけません。
シーバス始めた時は15連敗くらいしてましたので、鉄のハートで臨みたいと思います。
まぁ、これから暖かくなるので、夏になるまでには、バスもチニングも、気持ちのいい魚に出会えることと信じています。
最後に、少しおまけ話しになりますが、ひと昔前に一瞬流行った”トリガーレス”のベイトロッドって、最近あまり見ないような気がしませんか?
今回の釣行で使ったフェンウィックのテクナGPはまさにトリガーレスのロッドなのですが、少しまとまった時間使ってみて気付いたことがあります。
狙ったポイントをピンで撃っていくような釣りなら気付かないのですが、ひたすら投げて巻くような釣りの場合はロッドをホールドする為の握力がいるので結構辛いです。
グリップにトリガーが無いので、指を引っかけてロッドをグリップしておくことができず、常に握力でロッド&リールを握ってホールドしておかないといけません。
それこそ、笑い話しで伝説となっている、海上釣り堀でのインシデント。
トリガーが無い磯竿にベイトリールを付けて釣りをしたまではいいのですが、青物がヒットした際にフッキングの反動で手からロッドがすっぽ抜けてしまい、魚にタックル丸々持っていかれる事件が発生しました。
チニングのように突然バイトしてくるような釣りの場合は、ロッドを持っていかれかねないのでしっかりグリップはしておかないといけないのですが、トリガーレスの場合は本当にすっぽ抜けそうでかなり厳しいです。
多くのベイトロッド、特に巻き物用のロッドはしっかりとトリガーが付いている理由が改めてわかりました。
トリガーが無いとツーフィンガーやスリーフィンガーなどの意識をせずに自由にロッドを握ることができるので、繊細なアプローチが必要な釣りでは有益かと思いますが、チニングなどではトリガーがあるロッドの方がいいと思いました!!