こんにちは!
いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
NABRA Chase Fishing(N.C.F.) GONTAです。
今回はアジング・メバリング用のワームについてふと気付いた、最近のトレンドについて書いてみたいと思います。
ロッドにしろ、リールにしろ、釣り具はそれぞれにおいて日々進化していますが、消耗品であるワームにおいても変化や進化が感じられます。
特にワームについては、そのデザインに注目が集まりますが、今回は素材に着目しています。
では、タックル考察記いってみたいと思います。
ワームの素材において感られる変化
私がライトゲームを始めて3~4年ほどになりますが、ライトゲームを始めた時のワームの定番はクリアボディでした。
そこに銀色や金色のラメが入っていると言う感じ。アピールのメインはラメの存在でした。
それ以外だと、ブラックバスなどではウォーターメロンやグリーンパンプキンなどのナチュラル系のカラーがあるのですが(どちらかと言うとこちらがメイン)、ソルトではナチュラル系のカラーはほぼ見かけませんでした。
そして、クリア系でなければソリッド系で、ピンクやイエローなど人の目で見ると目立つ派手なカラー。
こちらについては、ラメが入ったものも見かけはしましたが、ほとんどがシンプルにソリッドという感じでした。
シーンによる使い分けとしては、ある程度透明度がある状況ならクリアで、雨などで濁った時などはソリッド系という使い分けでやってきました。
後は、これらの見た目の違いに加えて、グロー(夜光)が入っているかどうか?というバリエーションだったかと思います。
しかし、ここ最近で特に顕著な傾向として感じられるのは『ケイムラ』の登場です。
私自身の過去の釣行を振り返っても、メバリングで活躍してくれたケイムラのワームについて記事を書いた記録はありますが、ケイムラのワームのバリエーションは少なくて選択肢の無い状況でした。
その後しばらくして、タケ師匠に教えてもらった超ケイムラのワームである【MARS ストレンジャー30 GIGA】がアジングにおいて抜群の効果があることに気付かされ、愛用することになりました。
3インチという大きいワームではありましたが、アジのサイズを問わず釣果をもたらしてくれました。
また、夏場~秋にかけて、少し濁った湾奥で実績が高かったのが、サーティフォーの“だいだい”でした。
こちらも、見た目はソリッドオレンジのワームですが、ケイムラが配合された素材で、不思議とどこでも通用する一軍カラーでした。
2年ほど前まではケイムラ素材のワームはこのくらいで、釣具屋でもいろいろ探しましたがケイムラを配合したカラーはなかなか見つけられませんでした。
しかし、最近になっていろいろなメーカーさんからケイムラ素材のワームが出てきているように思います。
私が愛用しているサーティフォーさんのワームでも、最近リリースされているカラーにはケイムラカラーが多いのが実情です。
・こもれび
・わせれもん
どちらもケイムラを素材に配合したワームです。
これ以外でも、ケイムラと言うキーワードに着目すると、いろんなワームが出ていることに気付きます。
メバルと言えば金丸さんと言っても過言ではない、金丸竜児さんがプロデュースする【ルーディーズ メバbiteワーム】でも、ちょうどフックポイントを出す場所にポインポイントでケイムラが配合されていますので、メバルにも効果が期待できるのは間違いないかと思います。
オンスタックルデザインさんでも、タチウオ用のワームだけでなく、アジング・メバリング用のバチワームにもケイムラカラーがラインナップされています。
最近、タケ師匠が中アジを連発しているのが【ドリームアップ マッカム】
ワームの両端が膨らんでいる面白い形をしたハンドポワード系のワームです。
一昔前は、ケイムラと言えばタチウオ釣りでの必須キーワードという感じでしたが、今やルアーフィッシング全般にその効果が認められて浸透してきたという感じがします。
ワームに混ぜられたラメにも変化あり!
次に着目するのは、ラメについてです。
ラメについては、そのカラーからサイズまで、様々なものがありますが、これまでの基本は反射カラーか、バス用で言うところのシードといわれる黒色系のツブだったと思います。
しかし、ここ最近では、街灯などの光を利用してアピールするだけでなく、ラメ自身が発光する『発光ラメ』が利用されたワームが沢山出てきています。
私の知る限り、出始めはサーティフォーさんの”はなちらし”だったのではないかと思います。
導入当初はメバルがめちゃくちゃ良く釣れました。
そんなことを考えながら、FREELYスリムケースに手持ちの愛用ワームを入れて眺めてみると、ラメの使われ方にもある程度明確な変化に気付かされます。
下の写真ですが、左側そして上の2つが従来からあるカラーのワームです。
左側のカラーはグロー系で、蓄光すると全体がボワッと光りますが、ラメなどの混合物は比較的地味なことがわかります。
そして、上の2色はクリア系にラメというラインナップですが、ラメも単色~2色くらいで、小さいものが散りばめられており今となっては地味にさえ見える印象です。
これに比べて、残りの真ん中~右側が最近のカラーですが、ソリッドオレンジの“だいだい”を除くと、明るいところで肉眼で見てもかなりラメが派手なことに気付かされます。
ベースのワームはほぼ全部【サーティフォー 34 オクトパス 1.8in】ですが、アピール力という点では全く別もののワームに見えます。
こうやってみると、アピールの原動力たるラメの使われ方にもメリハリが出てきているように感じるのは、決して気のせいではないと思います。
最近のワーム事情 まとめ
と言うことで、少し昔のワームから最新のワームまで並べて見つつ、最近のワームのトレンドについて検証してみました。
以前の記事でも書いたことがありますが、ワームに限らずルアーにおいては絶対に釣れると言うものは無いと思っています。
その日、その時の自然の状況に合わせたルアーを使えるかどうかが、釣果に直結すると思っています。
その状況にルアーをアジャストさせる(コーディネイトする)のは釣り人です。
自然を知り、魚を知り、そして自分の手の内のアイテムの特性を知り、最適なコーディネイトができるよう、今後もいろんなことに好奇心をもって臨みたいと思います。