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【タックル考察】鉄板バイブ なぜそんなに強波動に拘るのか?

こんにちは!

いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。

NABRA Chase Fishing GONTA です。

夏も終わりに近づいてきたと思いきや、今日は日が照れば暑いです(汗)

しかし、海水温や朝夕の気温など、確実に秋は近づいてきています。

夏と言えばデイゲーム。デイゲームと言えば、鉄板バイブ。

ここ数年はほぼ季節を問わずと言っていい程、デイゲームでは鉄板バイブが天下を取っている感じですね。

鉄板バイブと言えば、早巻きで発生する強烈な波動で、そのままで食わせるも良し、一瞬動きを緩めて食わせのタイミングを作るも良し、の万能ルアーという感じです。

もっと言うと、夜でも投げれば釣れますしね。まぁ、夜はスレが嫌なのであまり鉄板は投げませんが。 (^^;

と言う感じで、市場を席巻している鉄板バイブですが、基本の売り文句は強烈な波動、という感じですね。

強烈な波動=魚に気づかせて惹きつける=釣れる

という公式が頭に浮かぶのでしょうけど、強烈な波動のルアーをみんなでよってたかって投げると、一撃でスレて釣れなくなります。

集団の中の数名は釣れるでしょうけど、お互いに足を引っ張り合っていると言っても過言ではないくらいに感じます。

今年の7月に発売された、【マリア カーボンバイブ

波動の強さをメーカーさんは売り文句にしていませんが、実際には、軽いカーボンプレートな故に、重心位置が変わり、従来のステンレスのプレートを利用したバイブレーションよりも、バイブレーションのピッチは早いと思います。

キラメキ効果が大きいのも、早く振動していることによる成果なのではないでしょうか?

確かに、見た目はカタクチイワシのキラメキを想像させますが、カタクチイワシはそんなに振動を発信しません。

魚がスレてる激戦区でこれを投げると、どうなるか・・・

しばらく時間が経過した時の結果が気になります。
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一方、カーボンバイブと対局をなす存在が、こないだから書いている【ブリーデン ビースウェイ
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敢えて鉄板ルアーと言う言い方になっておらず、イレギュラーにスウェイするアクションで魚を惹きつけるルアーです。

新しいコンセプトのルアーが出た時は、そちらが概ね良く釣れるものです。ブラックバスでも、S字系~I字系と出た時は爆発的な釣果を生み出したものでした。

しかし、間違いなく言えるのは、今は、少し波動が抑え気味のルアーが逆に釣れると言う事実です。

邪道の冷音もフロントのテクニカルアイは少し弱波動でイレギュラーにダートするのが特徴ですね。

これとよく似ている微波動系が、関西の某ショップのオリジナル商品である、【アズーロ 鉄湾
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正直、ショップがどこかのメーカーのデザインをパクって海外で安く製造したルアーなんて、大したことない。そもそもテストもろくにしてないはずだし、と思ってました。

しかし、これがビックリの釣果です。他の鉄板系に比べて明らかに波動が緩いのですが、それがいい感じにバイトを誘発してくれる感じです。

通常の波動系鉄板でアタリが出なくても、このルアーならバイトしてくることが多いのです。

ということで、鉄板系ルアーは、どうしても波動の強さに目を惹かれがちですが、必ずしも強波動がいいとは限らない、波動に釣られているのは釣り人の方かも、と言うお話しでした。

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