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【新製品】ハイエンドバスロッドにセンターカット2ピース登場

皆さん、こんにちは!こんばんわ!

いつもこちらのブログを読んで頂き有難うございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。

年内から年始にかけて、2025年モデルが次々にリリースされてきています。

そんな中に、私的に興味を持ったロッドがありましたので、ピックアップしてみたいと思います。

久々のバスロッドに関する記事になりますが、新たにバスロッドを調達するならこのロッドがいいな、と感じています。

では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。

バスフラッグシップ”STEEZ”にセンターカット2ピース

と言うことで、今回ピックアップするのは、ダイワにおけるバスブランドのフラッグシップである”STEEZ”シリーズのロッドになります。

”STEEZ”と言えば、バストーナメントを意識したカリカリのトーナメントロッドというイメージです。

エバーグリーンなどのルアー専門メーカーから出されているトーナメントロッドと正面から対峙する大手メーカー発のハイエンドロッド。

私がバスフィッシングを再開した当時は、ダイワのトーナメントロッドと言えば”バトラー”シリーズでしたが、その継承ブランドかと思います。

そんな立ち位置のロッドなだけに、バスロッド界としては常識化されている”ワンピース”が当たり前でした。

しかし、顕著なバスブームが去った昨今、陸っぱりのバス釣りも存在感を増してきていますし、ルアーマガジンなどが企画する『陸王』などの影響もあり、”ショアコンペティション”というジャンルも確立してきているように見えます。

陸っぱりでは、移動時の利便性などの観点もあり、2ピースロッドが昔から支持されてきたところがありますが、そんなニーズも汲み取った”ショアコンペティション”のロッドが新しく登場します。

それが【ダイワ STEEZ ショアコンペティションシリーズ センターカット2ピースモデル】になります。

ちなみに、STEEZのショアコンペティションモデルは、2022年にモデルチェンジされてリリースされていますが、それはグリップジョイントの2ピースモデルになります。

グリップジョイントも2ピースではありますが、メインのブランクスがワンピースだと、結局、仕舞寸法が長くなってしまいます。

今回新たにリリースされるモデルは”センターカット2ピース”なので、モバイル性脳は各段に高くなっていると言えます。

また、言い方は悪いですが『単純に真ん中でぶった切って2ピースにした』訳ではなく、陸っぱりのプリンス”川村光太郎”さんが監修しているだけに、フラッグシップブランドの名に恥じない仕様になっています。

では、その仕様など詳細について見ていきたいと思います。

バーサタイルな2機種が2ピースモデルの対象に

では”ショアコンペティション センターカット2ピース”モデルの詳細について見ていきたいと思います。

今後も追加機種が登場するかもしれませんが、2ピースモデルのトップとして2024年12月に登場するのが

・STEEZ ショアコンペティション FIRE WOLF SC C69M+ -2・ST
・STEEZ ショアコンペティション FIRE FLASH SC S64L -2・ST

の2機種になります。

どちらも、STEEZの中ではバーサタイルモデル。

ひと昔前のバーサタイルと言えば、ベイトロッドなら6.6フィート、スピニングロッドなら6フィートでしたが、ブランクス素材の進化に伴い最近では長尺化が進んでいます。

そして、”FIRE WOLF”と”FIRE FLASH”は既に2022年モデルで存在していますが、そのカーブ特性をそのまま2ピースで実現したのが、今回リリースされるロッドになります。

2ピースロッドになると、どうしてもジョイント部でベントカーブが歪になりがちですが、ダイワの技術である”Vジョイントα”の採用により、ワンピースロッドと変わらぬベントカーブを実現しています。

出典:DAIWA

バスフィッシング以外の釣り竿では、ロッドの継ぎ目があるのが普通。

鮎竿だって、磯竿だって、へら竿だって全部継ぎ目があります。

そんな、様々なジャンルのロッドを作っているダイワさんだからこそ持っている、強くてしなやかな継ぎ目を実現するテクノロジーが”V-JOINT”そして”V-JOINT α”なのです。

出典:DAIWA

長さがあって継ぎ目が多い竿は当然ですが、継ぎ目の少ないバスロッドだって、継ぎ目がしなやかで継ぎ目の存在を感じさせないのはメリットしかありません。

このように最新のダイワの技術が結集されて作られたのが、新作の”STEEZ ショアコンペティション センターカット2ピース”なのです。

また、今回リリースの2本はどちらもソリッドティップ仕様です。

スピニングロッドではかなり前からソリッドティップのロッドが出回っていましたが、ベイトロッドでのソリッドティップ採用は最近のトレンドではないでしょうか?

チニングロッドでもハードソリッドティップが主流ですが、最新のソリッドティップは”しっかり感”があるものが多いのが特徴です。

『ソリッドティップはしなやかで食い込み性能はいいけど、メリハリの効いた操作に追従してくれない』と言ったイメージは過去の話しとなってしまいました。

”C69M+ -2・ST”においては、ラバージグなどをキビキビと操作することができる上に、食い込みの間も確保できるという受け口の広いロッドになっているようです。

”S64L -2・ST”なども、敢えてULパワーではないところなど、陸っぱりでチョウチン釣りなどをして、ヒットした魚を一気に引き寄せるシーンなどを想定した造りになっているかと思います。

魚の釣り方・狙い方も進化するので、そんな釣りのテクニックの進化にロッドも追従して進化しているように感じます。

その他、最新技術要素の面で見ると、カーボン製のガイドである”AGS”や旧来からのスレッド(糸)でガイドを固定せずカーボン樹脂そのもので固定する”CWS”などもしっかりと搭載されており、まさに最新技術てんこ盛のフラッグシップロッドというところです。

まとめ

と言うことで、久々に”このバスロッドはええやん!”と感じたのでピックアップしてご紹介してみました。

バスロッドだけでなく、ロッド全般で技術進化を踏まえた新しいロッドの開発が進んでいますが、最新のテクノロジーが集結されたロッドと言えると思います。

センターカットの2ピースモデルは、陸っぱりでの取り回しの良さというメリットだけではなく、昨今の運賃高騰化の影響もあり今後登場するロッドのスタンダードになっていくと思います。

この観点では、ダイワの”ハートランド”シリーズのロッドは、昔からセンターカット2ピースモデルが主流だったので、ある意味時代を完全に先取りしたロッドだったと言えるかと思います。

バスフィッシング用のロッドとしては、かつて超絶な人気を誇っていたエバーグリーンやメガバスのロッドですが、いまだにワンピースメインという感じなので、ここは見直していかないと厳しいのでは?と感じますね。

最後に、”STEEZ ショアコンペティション センターカット2ピース”のお値段をご紹介していなかったので、さらっと紹介しておきます。

”STEEZ SC C69M+ -2・ST”が75,000円(税抜)

ちなみに、グリップジョイントモデルの”STEEZ SC C69M+ -ST”は67,500円なので、2ピースに拘りが無いのであれば、グリップジョイントモデルでもいいかもしれませんね。

そして、スピニングモデルの”STEEZ S64L -2・ST”は78,500円(税抜)となっています。

ベイトロッドよりも高いのは、AGSなどの高級パーツの大きさが大きいところが影響しているかと思います。

ちなみに、こちらもグリップジョイントモデルは71,000円(税抜)なので、1割ほどお安くなっています。

どのロッドもフラッグシップだけにさすがの価格帯ですが、是非使ってみたい魅力的なロッドだと感じました。

財布に余裕があれば、買っておきたいな~

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