こんにちは!
いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
昨夜はアジングに行こうか?シーバスゲームに行こうか?直前まで悩みました。
入手した【APIA ドーバー DOVER82S
】も使いたいけど、アジも釣りたい・・・
シーバスとチニングって、持ち込むルアー次第で、同じタックルでも両方狙えるのですが、アジングとシーバスってそれが出来ないんですよね~
どちらを選ぶか?決断が必要です。
おまけに天気予報が外れて、夜には雨が上がるはずだったのに、仕事を終わって会社を出るとパラパラと雨が降っています。
更に、追い打ちをかけるように、師匠からは暗黙のミーティング開催打診が・・・
散々悩んだ結果、火曜日の釣行で雰囲気が良かったシーバスを狙いに行くことに決めました。
しかし、この決断が万死に値する釣行の始まりだったとは・・・
NEWルアー 【APIA ドーバー82S】にてシーバスゲーム
雨は止む予報になっていたのですが、ポイントに着いてもまだパラパラ降っています。
しかし、レインウェアが必要なほどでもないので、いつもの出で立ちで釣りを開始。
火曜日はベイトも上ずっていて、いろんな場所で時々ボイルが確認できたのですが、水面を眺めてみると濁りはそれほど気にならないのですが、肝心のベイトが明らかに少ない・・・
出た!いつものアカンパターン。
秋のシーズンは何日も良い状態が続かないのは毎年の事象。
とは言いつつ、そんなに一気にシーバスが抜けてしまったとも考え辛いので、オープンエリアで捕食をしていないのなら、ストラクチャーを狙え!ということで、シーバスが潜んでいそうな場所を中心に狙っていきます。
もちろんルアーは【APIA ドーバー DOVER82S】の”CHモヒート”を投入です。
予想通りと言うか、結構濁りがキツイのですが、【APIA ドーバー DOVER82S】は比較的しっかりと波動を出してくれるルアーっぽいので、存在を気付かせることはできるだろうと気になるポイントを順に撃っていきます。
しかし、どこもかしこも生命感がありません・・・
ルアーを通すと、ところどころでベイトが逃げるので、ベイトフィッシュが居ない訳ではないのですが、数日前と比べると著しく薄い感じ。
何ヶ所か定番ポイントを撃ったのですが全くの無反応だったので、最後の手段として可能な場所ではテクトロまで実施したのに~~
シーバスゲームは完敗(涙)
時間を掛けても状況は変化しそうになかったので、シーバスゲームは早々に諦めて、アジング狙いに変更することにしました。
尚、使ったのは【APIA ドーバー DOVER82S】1本のみで、キャストからテクトロまでやってみました。
1時間くらいしか使えていないので本来のポテンシャルの一部しか見えていないのですが、キャスタビリティは抜群で狙った場所へシュートやカーブすることなく投入できました。
空気抵抗の調整が良いのでしょうね。
そして巻き心地ですが、普通のスピードで巻くと軽いウォブル感です。
スイミングレンジ的には着水してすぐに巻けば、泳層はほぼ水面下30cm以内という感じなので、少しカウントダウンして使うとしても、有効レンジは水面下30cm~1.5mくらいと言う感じ。
ストップさせた時の沈下速度はまぁまぁ速い感じでした。
少し灯りのある場所で泳ぎを確認したところでは、軽くボディをくねらせながら(ロールとウォブルの複合状態)ヌメヌメと泳いでくれているように見えました。
そして、ステディリトリーブからの軽いトゥイッチなどでは、小幅ですがピョンピョンと跳ねる。
ちょっと強めにアクションを付けると、上下左右に大きめに飛ぶ感じでした。
デイゲームなどでは、要所で大きめのアクションも効きそうですが、ナイトゲームではゆっくり動かしながら明暗の境目などで軽くアクションをさせて、身をくねらせて逃げるベイトを演出してあげると面白い結果が得られそうな感じがしました。
まだ、流れにある河川では使えていないので、次はそんなポイントで使ってみようと思いますが、ルアーの動き的にはしっかりと泳ぐ感じなので、食い気のあるシーバスを探すサーチベイト的な印象を受けました。
逆に言うと、スプークして食い渋っているシーバスを狙う時には、他のルアーがいいんじゃない?という感じでした。
それと、カラーについてですが、本記事の後でも書こうと思っているのですが、120サイズや99サイズのCHモヒートとはちょっと違う感じです。
120サイズや99サイズの場合は、見た感じのサイドのマグマホロがハッキリ見えますが、82Sはいろんな角度から見てみるとわかるくらいの感じ。
ルアー側面のウロコ模様のような凸凹があるので目立たないのかと。
しかし、フォルムそのものも美しいし、表面の最終加工も生命感があっていい感じでした。
アジングに転向するも、激ニゴリ(T_T)
シーバスタックルを一旦片付けて、少し車で移動して別の場所へ。
雨の影響がどうかな~と気にしつつポイントに入ったのですが、ここは激ニゴリです。
場所が少し違うだけで、これだけ変わるのか?
確かに、朝の段階で見た河川は、どこも激ニゴリの濁流になっていましたが、その濁りの影響が抜けきらないポイントにきてしまったようです。
明暗の明るい方では、水面で小さいハクのような魚の群れが目視できますが、平和にスクールしている感じ。
濁った時はストラクチャーにタイトに付くはずなので、アジの場合はボトムにへばりついていてくれないか?との期待で【サーティフォー 34 ザ豆】の0.7gで早めに沈めてボトムをチェックしていきます。
濁った時は目立つカラー、ということで、ソリッド&ケイムラの【サーティフォー34 オクトパスjr】の”だいだい”で狙ってみますが、非常に残念なことにお触り無し・・・
明暗ポイントを数ヶ所狙ってみますが、どっこも反応ナッシング!
出た、これは万死に値するやつや!!
諦め感で打ちひしがれている時に、師匠から”まだか?”のLINE・・・
なんとか1匹だけでもとの思いが誘いをスローにさせてくれて、気がつけばガッツリ根掛かり・・・
ここで、諦めがついて、この日はストップフィッシングとしました。
そして反省会に・・・
やはりシーバスゲームは難しく、甘い考えでは痛い目に遭うことを再認識させられました。
簡単に釣れる時もあるのですが、個体数の絶対数が少ない、生態系的に上位種であるシーバスは、釣りにくい魚であることを肝に銘じて、また楽しみたいと思います。
そして、遅くなりつつも秘密基地で師匠と合流。
釣りの好きなお友達さん(私も面識有り)と飲んでおり、そこにN/Fの報告に。
N/F=NoFish・・・
No Fishi No Life ならかっこいいのですが、ただのNo Fishでは申し開きの余地もありません。
私はコーラで反省会・・・
そして、席にルアーを持ち込んで、あのルアーがああでもない、このルアーがどうやねん!と言った他愛のない話しで盛り上がりつつ、夜は深けていくのでした~~
こんなにルアーを持ち込んでも、使ったのは【APIA ドーバーDOVER82S】の”CHモヒート”1個のみ。
当然、「こんなにルアーいるんかい?」的な方向に話しは流れ、「これ全部売ったらいくらの飲み代になる?」的な話にどんどん脱線。
そんな話しの中でも、師匠のお知り合いの方はエアオグルを見たことも使ったこともないと言うので、どんな動きをするのか説明したり、挙げ句の果てには車に積んでいたストリームデーモンまで持ち込んで驚かせたり (^^;;
まぁ、リアルに会ってこんな話しをするのが面白いんですけどね。
そんな中でも、真剣な話しもちゃんと混じっています。
ミノー系のルアーについては、どこからリップが出ているのが良いのか?とか、リップ形状の違いでルアーの動きにどんな特徴が出るのか?などです。
これは、実際にルアーを手にとって話しをするのが一番伝わり易いですね。
下の写真などは、【APIA ドーバー DOVER82S】と【ダイワ ショアラインシャイナーZ バーティス 80S】ですが、並べてみるとほぼ同じ感じ。
しかし、細かいレベルでは重心移動のシステムが違っていたり、リップの形状も勿論違いますし、それの善し悪しを話しすることで、自分もいろんな気付きがあったりします。
反省会のはずが、楽しいミーティングになりました。
万死に値するN/F釣行記 まとめ
と言うことで、今回はまとめもヘッタクレも無いので、記事はここまで。
なんだか、釣行後の話しの方が長くなっている気がするのは気のせいでしょうか?
釣果がダメな時も、こんな場があれば救われる気がします。
今後も大事にしていきたい繋がりだと思います。
それと、後で書くと前置きしてあった【APIA ドーバーDOVER82S】の表面加工について、少し書いておきたいと思います。
ボディ側面のデザインについて過去のAPIAルアーを思い起こすと”ツルン系”が多いことに気付きます。ラムタラしかり、120や99サイズのドーバーしかり、パンチラしかり、Hbaitしかり。
この側面の凸凹デザインは、まさにMegabassとのコラボの成果なのかも知れませんね。
ソルト用のMegabassプラグで言うと、X-80 SWなどが、まさに側面凸凹パターンですね。
APIAさんのルアー作りは面白い方向へ進んでいるかも知れませんね。
■Megabass X-80 SW
往年の名作ルアーですね。気に入ったカラーを数個ボックスに入れておくだけで助けられることがあるルアーだと思います。