皆さん、こんにちは!こんばんわ!
いつもこちらのブログを読んで頂き有難うございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
突然ですが、アジンガーの皆さんはライン、何を愛用されてますでしょうか?
私は一時期、極細ナイロンなども使ってみましたが、今はエステルライン一択です。
PEラインなども、ライトゲーム用に調整された極細PEラインが結構出てきていて、フロートなどを使って少し遠投するようなスタイルでのライン選択肢も増えてきていますし、ジグ単でPEラインを使われる方も増えてきていると思います。
ベイトアジングなどは、まさに極細PEライン一択でしょうね。
そして、エステルラインも最近では多くのラインメーカーさんが新製品を投入されてきていて、強度や扱いやすさなどの特長を持った製品が増えてきています。
私がアジングを始めた頃は、サーティフォーさんかTICTさん、そしてサンラインさんくらいしか選択肢は無かったのですが、ラインメーカーの老舗の東レさんなどもエステルラインを新たに投入されたり、その他の大手ラインメーカーさんもどんどんアジング用エステルラインを開発されています。
ただ、バリエーションは増えてきても、エステルラインは細いのでラインの視認性という点では扱いにくさのデメリットは消すことができませんでした。
ピンクやイエローなど、ラインに色を付けても、基本的にエステルラインはクリアー系なので、ナイトゲームではとにかく見えにくい。
ここ数年で老眼が進んできている自分にとっては、ナイトゲームでリグのセットをするまでの作業が一大ハードルだったりしました。
しかし、最近、エステルラインでも、クリアーではなく見えやすいラインがいくつか出てきていて、ちょっと関心があったので使ってみることにしました。
と言うことで、今回は”見えやすさ”をテーマにしたアジング用エステルラインを使ってのアジング釣行記です。
ナイトゲームでラインの見づらさにお困りだった方は参考にして頂ければ幸いです。
X-BRAID D-PET 失透ピンク
まずは、今回の釣行で使ったラインからご紹介していきます。
冒頭で書いた通り”見えやすさ”を特長としたラインである【X-BRAID D-PET AJING 失透ピンク】を調達してみました。
ちなみに、色は付いていますが素材としては完全にエステルラインです。

強度的にも0.25号で1.3lbと、従来のエステルラインよりは強度面でも進化しています。
色はこんな感じで、透明性はゼロ。
夜でもラインがどこにあるのか見失うことなく、非常に視認性の良いラインでした。
ちなみに、200m巻きで売られていますが、中身は100m毎に分けて巻かれているのでライン巻き替え時にもわかりやすいのも特徴です。

100mで切れている訳でもないので、65mずつくらいにわけて3回使うこともできます。
今回は一旦全部巻き替えたので100m使いましたが、アジングでは50mも巻いてあれば充分なので、次回からは3回分けを試してみようと思います。
そしてラインの使用感を先に書いておきますが、確かにソフトさを売りにしているだけあり、これまで使ってきたエステルラインとは大きく違う柔らかさを感じるラインでした。
エステルラインって、使ったことがある方にはわかってもらえると思いますが、結構なパリパリ感があるのですが、このラインは非常にしっとりした感じでした。
忖度無く”使いやすい”ラインだと言えると思います。
実釣はほどほどの釣果
では、実際の釣行内容です。
出撃したのが真夜中過ぎで、タイドグラフ的にはマイナス潮位まで行く状態のド干潮からスタート。
条件的には正直良くないのはわかっていましたが、そこは割り切ってベストを尽くしてみることに。
そして、ロッドは、少し前に調達した【ダイワ ハートランド 70UL+FS-ST23】
バスロッドですが、繊細なメガトップ搭載でアジングでも使えそうだと調達したロッドです。
今時のショート化トレンドのアジングロッドに逆行するスタイルですが、これでどんなアジングができるのか?を楽しみに釣りを開始しました。
リグは、【がまかつ 宵姫 AJ-CUSTOM 0.8g】に、実績のある【ケイテック イージーシェイカー 2.5in UV泉南パープル】で開始。
時期的に豆アジの季節ではないだろうと思い、カットせずに2.5インチのままで使ってみました。
ファーストキャストはいい感じ。
0.8gですがロングロッドなのと、ラインもしなやかなので思った以上に遠投できます。
潮位も低いし、とりあえずは定番のボトム狙いで沈めていくと、着底くらいでさっそく
ツツツンッ!
明らかにアジのバイトです。
しょっぱなのバイトでは乗せれませんでしたが、キャストし直して、ボトム周辺で縦にアクションを入れてあげるとしっかりバイトをキャッチ!
今度はフッキングにも成功。
久々のアジの引きを楽しみつつ、慎重に浮かせて無事にファーストアジをキャッチ。
まぁ、サイズは15cmくらいと、豆アジに近いサイズでしたが、元気に引きを楽しまてくれました。

すぎにバイトが出てくれたので、数釣りも期待したのですが、さすがにタイドが悪いのか?後続のバイトは簡単には出てくれません。
ボトム攻めだけだとバイトが続かないので、少し中層も探ってみると、中層で~
コンッ!
しっかりバイトをキャッチ。
これもバラさずに無事にキャッチ。


サイズ変わらずで、ここで数匹をキャッチしたところで、釣り場全体の状況を知りたかったので移動することにしました。
移動した先では外道祭り
過去の実績を踏まえて、ポイント巡りをしますが、予想に反して?バイトはなかなか得られません。
たま~にバイトを得ても、ワームの尻尾だけ咥えているような感じで、フッキングするとすっぽ抜けます。
こんなことを繰り返しながら移動していると、ボトムでアクションをさせたタイミングで~
コンッ!
久々の明確バイトに反射的にフッキングすると、ちょっとずっしりした手応え。
サイズアップしたか?と期待させる引きでドラグが出ていきます。
抜き上げの直前まで良型アジを期待していたのですが、上がってきた魚の形が違う??
はい、ババタレチヌくんでした。

狙っている時には相手をなかなかしてくれないのに、ツンデレですね。
アジは居ないのか?ともう少し粘ってみると、しばらくしてまたもしっかりバイト。
これまた重さはあるけど、引きが違う?
はい、今度は冬の釣の救世主、ガシラでした。
まぁ、ボトム狙いでは定番の外道ですが、結構良いサイズでした。

その後もアジっぽいバイトはちょいちょい出てくれたのですが、なかなかフックアップできず。
そこで、最後に少し大きく移動して、もう1ヵ所のアジングポイントのチェックをしてみることにしました。
水深のあるエリアでも反応アリ
もうすぐ夜明け?のタイミングで入った最終エリア。
ここも昨シーズンには結構良い思いをさせてもらったポイントですが、アジが入っていなければサッパリのポイントです。
また、結構水深が深いポイントなので、アジのレンジを探すのが難しいポイントでもあり、夜明けまでの短時間で探しきれるか?不安を抱えつつ釣りを開始。
夜中は風がほとんど無かったので釣りがしやすかったのですが、朝に向けて風が強まってきており、ラインメンディングなども結構難しい状況です。
最初は0.8gのジグヘッドで釣りを開始したのですが、風にラインが押されてレンジ感が全く把握できなかったので、【がまかつ 宵姫 AJ Custom TG 1.5g】にチェンジ。
これでボトムは把握できるようになりました。
数投はボトム中心に探ってみましたが、反応無し。
アジが入ってないのかな?と思いつつ、少し誘い上げながらレンジを変えてみると、中層で~
ツツンッ!
アジっぽい明確なバイトが伝わってきました。
すぐにはフックアップできず、アジが小さいことを予感させます。
しかし、レンジがわかるとある程度コンスタントにバイトが出るので、しつこく粘って食わせてみると、誘い上げたリグが沈むタイミングで
ビビビッ!
フォールで食ってきたようで、一気にティップが持っていかれました。
バラさないように慎重に巻き上げて無事にキャッチ!
ヒット直後は元気に走り回ってくれたのですが、釣りあげてみると、この日釣ったアジとほぼ同サイズの15cm前後の魚でした。

ようやく探し当てた1匹で、ここから連発させることができるか?と期待したのですが、後続がなかなかヒットせず。
乗せられないバイトにモタモタしている間に空が明るくなってきて、明暗ポイントの効果が薄れてしまいました。
ちょっと消化不良ではありますが、この日はここまでと諦めて撤収することにしました。
NEWライン使用アジング まとめ
と言うことで、今シーズン、実質初となるナイトアジングでした。
爆釣には程遠い、結構シブい展開でしたが、出撃時間が真夜中のド干潮であったことを考えるとやむなしと言うところでしょうか。
ただ、いろいろと試してみたかったことが一気に確認できました。
まず、【ダイワ ハートランド 70UL+FS-ST23】を使ってのアジングは、十分使える!という手応えでした。
ただ、シャープな操作性などは、ぶっちゃけアジング専用ロッドの方が高いのは間違いないと感じました。
アジングロッド特有の”シャン!”としたロッドバランスの感覚は【ダイワ ハートランド 70UL+FS-ST23】にはありません。
メバリングも含めて、ライトゲームを汎用的にこなせるロッドが欲しい方にはオススメと言えます。
次に、ライン。
こちらも実釣では初使用の【X-BRAID D-PET AJING】ですが、実釣レポートの中でも書いた通り、エステルラインとは思えないしっとりした柔らかさがあり、使用感は非常に満足できました。
また、透明性の無いピンクカラーは常夜灯周囲では非常に視認性が高く、ラインの弛みなども一目瞭然で、リグが着底した瞬間がラインを見ていても把握できました。
先端にはフロロカーボンをセットしているので、アジにラインが見えることも考えにくく、アングラーに”ラインが見える”というメリットが大きなラインと感じました。
最後にワーム。
今回は【ケイテックイージーシェイカー 2.5in】一択の縛りでやってみましたが、アジの反応はすこぶる良かったと思います。
天然のイカフレーバーの効果でしょうか?
カラーについては、【UV泉南パープル】と【くまジャケビール(UV)】の2色を使いましたが、反応は【UV泉南パープル】の方が良かったかな?という感じです。
カラー別の効果は、水質などによるので、あくまでも今回に限った反応の違いかと思いますが、最近の大阪湾のクリアな水質傾向ではパープル系が強いシーンが多いように感じました。