こんにちは!
地元のバチ抜けは、釣れるには釣れているけど、少なくとも去年と比べてもぱっとしなくて、ナイトゲームに気合が乗り切らない今日この頃です (^^;
そこで、これから本格化する(既にしている?)デイゲームに備えて、バイブレーションの整理をしてみました。
今年は、できるだけ鉄板系は使わないようにしようと思っていますので、そういう意味では、インジェクションプラグの特性を少しでも押さえた上で、適材適所で投入してみたいと思っています。
そこで、手持ちのバイブレーション系ルアー(一部、バイブレーションプラグではないモノも含んでいますが)のバランスについて、確認しておこう、と言う気になりました。
バイブレーションプラグは、主な使い方はただ巻きですが、ただ巻くにしても、表層~ボトム周辺まで、攻める層はいろいろありますし、深場~シャローまで、攻めるポイントの特性に合ったルアーを使わないと、釣れなかったり、根掛りに悩まされたりします。
よく、根掛りでルアーをロストした話しを見聞きしますが、たいていの場合は、そのルアーの持ってる特性に合った使い方をしていない場合にそうなるのではないかと思っています。
まあ、ストラクチャー(縦ストでも、ボトムの何かでも同じ)をタイトに攻めた場合は、この限りではありませんけどね (^^;
では、順番に~
写真のものは、72Sですが、同じ銘柄?のサイズ違いの80Sも同じバランスです。
無抵抗で吊るした場合、ほぼ水平姿勢。
と言うことは、巻いて水の抵抗が出れば、頭が少し下がるのですが、後ろ側についている背びれ(フィン)の抵抗で、姿勢は水平側に矯正されていると思います。
実際、巻いてみると、インジェクション系のプラグとしてはかなり引き抵抗が軽く、レギュラー未満のブルブル感ではないかと思います。
シマノさんのサルベージも使いますが、サルベージの方が頭が下がっている印象があります。
となると、巻き始めの水深をかなり忠実にトレースするイメージですね。着水からすぐに巻けば、ほぼ表層下の20~30cmを引くことができるのではないかと思います。
※ただし、足場の高さにもよりますが。
ある程度沈めれば、巻速度次第でそのレンジもキープできると思います。
が、よりディープを狙いたいなら、重さのある80S(21g)の方が釣りはし易いでしょうね。因みに、72Sは15gです。
こちらは、モアザン・ソルトバイブとは明らかに違う、頭の上がった姿勢ですね。
しかし、このルアーの特徴である、幅の狭いリップの水抵抗があるので、巻いてみると姿勢はほぼ水平姿勢を保って泳いでくれます。
このリップの効果で、レンジキープ力が強いのが売りのルアーかと思います。
因みに、ルップが先にストラクチャーに当たるので、大きくて硬いストラクチャーの回避性能は高いですが、水平姿勢を保つが故に、ディープ~ボトムをスローに引くと、海底のホヤなどの柔らかい障害物についてはフックが拾ってしまいます。
個人的には、シャローエリアで、表層~ちょい下を早くサーチするのに愛用しています。
冬場などで、ボトムのリフトフォールなども相性がいいのではないかと感じています。
こちらも長らく愛用しているインジェクション系のルアーです。
バイブレーションですが、かなり細身なので、デイゲームでミノーの代わりに早巻きで使ったりしています。
かなり細かくタイトにバイブレーションするのと、細身であるが故に、レスポンスは高いので、ゆっくり巻きでもかなり安定した動きをしてくれます。
また、ジャークなどの意図的なアクションにもしっかり反応してくれます。
確認するまでは、もっと水平姿勢だと思っていたのですが、改めて確認してみると、やや頭が上がっていますね。この姿勢からも、巻いてもほぼ水平姿勢を保つ性能を発揮するんだなぁ~と改めて納得しました。
また、このルアーと、モアザン・ソルトバイブはラインアイとフロントのフックアイの位置がほぼ同じ位置についています。これは、早巻き時のヒットのフッキングがよくなるポイントかな?と感じています。
やはり、ズレていないので、フッキングパワーがそのままフロントフックに伝わりますよね。
他にも、インジェクション系のバイブレーションとしては、ラッキークラフトさんのバリッドや、先にも書いたシマノさんのサルベージなどの使いますが、インジェクション系のルアー比較はいったんこれくらいにして~
次は、その他のバイブレーション分類のルアーも見てみたいと思います。
こちらは鉄板系のルアーになりますが、飛行姿勢のよさからくるエビリが少ないので愛用しています。
同じく15gも良く使っていますが、この夏は封印する対象です (^^;
とは言いつつ、実際に吊るしてみると、バランスはかなりお尻が下がっています。
ウェイトは当然、ボディの前の方に集中しているので、このルアーは巻いてもあまり頭下がりにはならないと思います。
実際、デイゲームで使って、手前に来た時に見える姿勢でも、ほぼ水平姿勢を保っています。
なので、着水すぐに巻けば、かなり浅い層を引けますし、いったん着底させると、ボトムをしっかりトレースできる性能を持っていると感じます。
メーカーさんの製品説明では、テールの部分で水流を整えていると紹介されていますが、実際の使用感は、鉄板系らしいしっかりしたブルブル感です。お尻もかなりしっかり左右に振っているので、正統派鉄板バイブレーションと言えるのではないでしょか?
これは、もう説明不要の超有名バイブレーションですね。シーバス釣りをされる方で使ったことない人はほぼいないのではないでしょうか?
このルアー、低速域では、ほぼ泳がない、と言う個人的な印象を持っていますが、吊るしていると、少しだけ頭が上がったバランスを持っているんですね。
確かに、このバランスであれば、ゆっくり引くと泳ぎがおとなしくなる理由がわかります。頭部分からそれなりの水圧を受けてからでないと、綺麗に水流を受け流してしまうのかな?
いずれにしても、ラインホールがひとつしかないのは、メーカーさんの自身のバランスの現れ?
因みに、このIPはレアメタルの軽いタイプです。
こちらは、少々得意な性能の”鉄の塊系”バイブレーションです。
インジェクションプラグではないので、めっちゃ小さいけど、めっちゃ重いです。
ルアーの主目的としては、遠くに投げて、ボトム周辺をしっかりと引いている、と言う感じでしょうか?
最近では更に重い、30g超のモデルも出ていますが、個人的には、このくらいのウェイトが気持ちよく釣りができる限界かな?と思っています。それほど剛腕ではないので(汗)
このルアーは、今回の確認の中で、唯一、頭下がりのバランスですね。この姿勢から水の抵抗を受けると、更に頭が下がった立ち姿勢になると思われます。
と言うことは、やはりボトムでの障害物回避性能を強く意識しているのかな?と思います。
実際、使った感じでは、小粒ながらかなりしっかりとした引き抵抗があり、動いているか動いていないかがすぐにわかりますので、ボトムで何かに当たったり、フックが何かを拾ってもすぐにわかります。
シャローの立ち位置から、沖のブレイクやストラクチャーを狙うのに性能を発揮するのではないかと思います。
写真の製品は、20gバージョンです。いわゆる”エサ”と称される本製品ですが、バランスはかなり頭が上になる姿勢ですね。
実際に巻けば、後ろのブレードがかなりの抵抗を生みますので、まさに、決めた水深を性格にトレースできる性能を発揮することが納得できるバランスですね。
個人的には、デイゲームでゆっくり巻くのが苦手なので、あまり使わないのですが、カタクチが比較的表層で回遊している時には迷わず投入します。
着水からすぐに巻けば、ほぼ水面下50cm~1mを丁寧に攻めることができます。
これは、鉄板抜き縛りからは外しておきたい?ルアーです (^^;
唯一の不満は、ある程度のラインコントロールをしないと、エビりは多いですね。下手な私は良くエビらせてしまいます~
ちょっと、変わりどころを出してしまいました(汗)
ですが、これからのシーズンに外せないルアーだと思っています。
まさに、鉄板の波動にスレた魚が反応するルアー?
重量はほぼ頭に集中していますが、ラインアイの位置を工夫してあるので、吊るした姿勢は頭が上がっています。故に、カウントダウン次第で、いろんな層を引けるバランスに仕上がっているのかと思います。
これも、26g以上?ありますので、遠くを探るにはベストなルアーですね。
特に、シャローエリアで、ボトム周辺を手早くサーチしたり、早巻き~STOPなど、様々なアクションを加えても面白いルアーかなと思います。
とにかく、個人的には、目立つ波動ではなく、ベイトライクな波動で誘うこのルアー、気に入っています。
長くなりましたが、今回の最後です。
言わずと知れた、これぞベイトフィッシュ的なルアーですね。
泳ぐ層は、表層~お好きなように、というだけあって、完全に頭上がり。これに、背中のリップが水の抵抗を受けて水平姿勢系のまま、ローリングするんでしょうね。
バランス的には、メガバスのトラビス7も近い姿勢ですね。
ゆっくり巻いて、アクションさせる為のバランスなのかも知れませんね。
こちらは、BOXで目についたので登場させましたが、バイブレーションに属するのか?シンペンなのか?微妙なラインかと思います。
以上、いくつかのルアーのバランスを見つつ、思っていることを書いてみました~
また、他のルアーについても、まとめて書いてみたいと思います。
バイブレーションだけでも、第二弾が書けそうです (^^
NABRA Chase Fishing TOPへ