こんにちは!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTAです。
今回は、久々に釣りから離れた記事を書いてみます。
一応、自分の中ではシリーズ化しているカブクワ飼育。
生き物相手の話しなので自分の都合で変化が確認できないことと、イヌやネコのように日々のコミュニケーションがある生き物でもないので、記事を書くタイミングが難しいのですが、すっかり暖かくなってきて昆虫の季節になってきたので、そっとしておいたベールを少し開いてみることにしました。
少し放置していたので、結構いろいろな変化を確認することができました。
では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
なぜクワガタムシメインの飼育になっているのか?
ブログのタイトルにも『カブクワ飼育』と書きながら、実際にはほぼ100%クワガタ飼育となっている我が家。
一度はヘラクレスオオカブトの飼育にもチャレンジしましたが、オスの方はシーズン途中でお亡くなりになるなど、思う通りには飼育ができませんでした。
理由は夏場に高温多湿にし過ぎたかな?という自己分析はしていますが、国産カブトムシと比べてもう少し長生きさせてあげられたのにという感じでした。
これに比べて、基本の寿命が長いクワガタムシ達
国産のオオクワガタなどは、長い個体では3年くらい生きることもあるそうで、それだけ越冬もできるということになります。
長生きしてくれるだけに愛着も深まるクワガタムシくんという訳で、最近はクワガタムシばかりになっています。
正直、飼育するということだけを考えれば、日本の四季に合わせて『産卵→幼虫→蛹→成虫』というサイクルが回ってくれるカブトムシの方が飼育しやすく、発酵したオガクズや腐葉土だけで幼虫は育ってくれるのでコスト面でも助かるのですが、何となくクワガタ派になってしまうのは理由がある訳ではなく単なる好き嫌いの問題だけなのかと思っています。
飼育スタート時は、成虫にしても幼虫にしても、どこからか買ってきて始まる訳ですが、1年、2年と続けてくると、当然、自分の家で生まれた(卵として産み落とされた)個体が増えてくる訳で、世話をしていても個々の虫毎に愛着がわいてきます。
ということで、今いる成虫については、国産オオクワガタ(阿古谷産)とスマトラヒラタクワガタが居ます。
オオクワガタの方は80mmクラスなので、国産オオクワガタとしては大きな方なのですが、この子は既に丸2年我が家に居ます。
生まれた当初の頃ほどの元気さ・勢いは無いように感じますが、既にこの子のジュニアが育っています。
また、幼虫から入手したスマトラヒラタクワガタは、今年の春先に我が家で羽化してくれました。
オスは懸念していた羽根バカにもならず、綺麗な個体として育ってくれたのは大変嬉しい出来事でした。
もちろんメスも元気で、既に後食がしっかり始まっていて、エサがあっと言う間になくなる勢いです。
その横で、先に書いたジュニア達が育ってきています。
では、次に幼虫の飼育状況について書いてみたいと思います。
成虫になっているかと思ったら、皆さんサナギになってました
さて、昨年の秋頃に卵から孵化した幼虫として回収した数匹のクワガタくん。
オオクワガタの幼虫になりますが、親が大型血統なので期待してのブリードでした。
しかし、先にも書きましたが、クワガタムシの幼虫飼育は結構費用がかかります。
卵から孵化したばかりの幼虫は、いきなり大きな菌糸ビンに入れると菌糸の勢いに負けて死んでしまうので、小さなプリンカップからスタートしなければなりません。
そして、その菌糸の食べ具合を見つつ、育ってきたところで少しずつ大きな菌糸ビンに移していかないといけません。
ここがカブトムシの幼虫飼育と決定的に違うところで、発酵オガクズだけを追加してけば良いカブトムシとは手間のかかり方が全然違うのです。
菌糸ビンの変更は、プリンカップから数えて最低でも3回。
良く菌糸を食べて大きく育つ幼虫の場合は、蛹になる前に菌糸を食べつくしてしまうこともあり、そのまま放置すると体が縮んでしまい小さな成虫になってしまうので、状態をチェックしてより良いタイミングでビン交換をしてあげないといけません。
しかも、夏の早い時期に産卵された場合は、幼虫になってから暖かい期間が長くなるので、初期の成長が早いのですが、秋も遅いタイミングで産卵された幼虫は、冬の寒い時期にすぐに入るので最初にあまり大きくならなかったり・・・
この初期の生育期の温度を確保する為に、ヒーターなどを導入して温度を下げないようにしたりと、とにかく手間がかかるのがクワガタムシの幼虫なのです。
なので、カブトムシよりも価格的にも割高で取引されたりする理由にもなっているかと思います。
そして、我が家の幼虫くん達の様子をチェックしてみると、軒並み蛹になっておりました。
夏の前なので、成虫になるタイミングとしては良い感じです。
蛹の色からして、蛹になりたてではなく、少し日数が経過している感じです。
写真ではわかりにくいのですが、明らかに雄の姿をしている蛹もいるので、羽化の時期が楽しみです。
カブクワ飼育記 まとめ
と言うことで、久々のカブクワ飼育記でした。
今のところ、これ以上手を広げてやろうとは思っていませんが、今家にいる子達とは楽しく過ごしたいと思います。
と言いつつ、スマトラヒラタクワガタはペアになっています。
禁断のヒラタクワガタのブリードに手を出すか・・・?
メスを傷つけてしまわないかも気になりますし、無事に産卵までこぎつけたとして、あの大きな菌糸ビンをいくつも用意することを考えると、ちょっとゾッとしますね~
ルアーの原資をどこまで突っ込むか?が悩みの種になりそうです。