こんにちは!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
新型コロナも落ち着くのか?ステルスオミクロンでリバウンドするのか?不透明な上に、ロシアのウクライナ侵攻で更に世の中が落ちつかない状況になっていますね。
ウクライナは日本からは離れていますが、ガソリンや小麦の値上がりなど、私たちの日常生活にも明らかに影響が出てきていますし、共産圏大国の暴挙は日本の隣国の中国にも間違いなく影響を与えていると思います。
中国が最初に動くのは間違いなく台湾かと思いますが、日本は尖閣諸島問題も抱えていますし、北を向けば対ロシアで北方領土問題も抱えています。韓国との竹島問題もしかりで、領土問題は日本にとっても避けて通れない大きな問題です。
と、話しが社会問題にソレてしまいましたが、今回の記事の本題はアメリカでのバストーナメントのお話しです。
既にいろいろなところで記事として取り上げられている【BASSMASTER Classic 2022】についてとなります。
2021年のB.A.S.S.のトーナメントの成績を元にした歴史と伝統の『BASSMASTER Classic 2022』が3月4日~6日の3日間で開催されました。
今回のClassicには、日本人選手が2名クオリファイしています。
Elliteシリーズ2シーズン目の伊藤巧選手と2022年シーズンからのElliteシリーズ参戦権を獲得した青木大介選手の2名。
MLFが出来て有名どころのバスプロの参戦が減ってしまったBASSMASTER Classicですが、ステータスは世界最高峰であることに今も変わりはありません。
そんな世界最高峰の舞台で、今年は伊藤巧選手が結果を出してくれました。
では、私で調べられる範囲で情報をピックアップして紹介してみたいと思いますので、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
舞台はサウスカロライナ州 レイク・ハートウェル
まず、舞台はアメリカ中部のレイク・レイクハートウェルになります。
フロリダほど南部では無いことと、結構内陸部に位置する湖です。
地図で地形を調べてみると、まず、めちゃくちゃ大きな湖であることと、湖岸線が非常に入り組んだ地形をしており、シロート目で見ても魚を見つけ出すのが大変そうなフィールドです。
上空からの写真を見ると、めちゃくちゃクリアレイクであることが確認できます。結構、強烈なクリアっぷりです。
B.A.S.S.の試合はドローンを利用しての上空からの写真掲載が多いのですが、選手がどのような場所やボートポジションで、どこを狙っているのか?がわかり易くてよいですね。
この壮大なフィールドで、出場権を獲得した55名の選手が戦うわけなので、日本の狭いフィールドでの大会のようなバッティングは少なそうであることと、時間のかかる大移動をリスクを冒して行うのか?というのがアメリカの試合の面白いところとなります。
まさに、バスボートの必要性を感じさせてくれるフィールドですね。
そんなフィールドで、初日はまず、青木選手が頑張りを見せてくれました。
初日は青木選手が23位と堅実スタート
まず、大会全体で初日をリードしたのは20lbと10kg近いハイウェイトを持ち帰ったブライアン・ニュー選手。
予選は2日間なので、初日のスタートダッシュは決勝ステージ進出に向けての大きなアドバンテージになります。
そして、日本人選手では、青木大介選手が15lb1ozを持ち帰っていますが、これでも23位。
予選通過ラインは25位までなので、予選通過ラインをクリアしており2日目に期待が繋がる順位を確保しています。
一方、2年連続出場の伊藤巧選手は13lbと決して悪いウェイトでは無いものの36位と順位的には少し出遅れた感じ。
しかし、予選2日間のウェイトで決勝進出が決まるので、まだまだリカバリできるウェイト差というところで初日が終わっています。
2日目は伊藤選手が大リカバリーで決勝進出
初日に出遅れ感のあった伊藤選手ですが、2日目やってくれました。
2日目としては4番手となる18lb7ozを持ち込んで一気に9位までジャンプアップ!
見事に決勝ラウンドへの進出を決めました。
一方、初日に15lb台で決勝進出県内を確保していた青木選手ですが、2日目は13lb台とウェイトを伸ばすことができず、順位を31位まで落としてしまい決勝進出ならずで残念な結果となってしまいました。
微妙なウェイト差ですが、結果には大きな明暗をもたらすのが接戦系のトーナメントの怖いところです。
ちなみに、上位陣の状況ですが、初日TOPのブライアン・ニュー選手も13lb台とウェイトが伸びず初日のウェイト差を貯金にできず3位まで後退。
一方で、首位はジェイソン・クリスティとカイル・ウェルチャーが、なんと同ウェイトの36lb7ozで首位タイと言う珍しい状態となったようです。
なかなかTOPで同ウェイトというのは聞いたことがありませんね。
では、最終日の結果や如何に?
運命の決勝で、伊藤選手が更に順位アップ!
運命の最終日ですが、先にTOP争いの方を見てみましょう。
同ウェイトで競っていた2選手ですが、どちらとも17lbとハイウェイトを維持してきたものの、5oz(約140g)という僅差でジェイソン・クリスティ選手がクラシックWINNERに輝きました。
また、9位で決勝進出をした伊藤選手ですが、最終日も16lbと素晴らしいウェイトを維持しての帰着となり、決勝で更に順位を上げて7位でフィニッシュとなっています。
欲を言えばキリがありませんので、7位まで成績を引っ張り上げられた実力は素晴らしいの一言に尽きると思います。
奇しくも、師匠の田辺哲男さんが参戦した2000年のBASSMASTER Classic で6位に入賞しています。
20年以上前の話しであることを考えると、情報や環境が今ほど整っていない状況なだけに、改めて田辺さんの凄さを思い知らされますね。
1993年のB.A.S.S.インビテーショナルでの優勝シーン
そして、22年の時を超えてお弟子さんが師匠超えのビッグチャンスを獲得した訳ですが、これは次回以降にお預けとなりました。
まぁ、田辺さんが日本のJBシリーズを引退してアメリカでBASS TOP150に本格参戦したのが40歳の時になります。
伊藤選手は1987年生まれなので、現在34歳~35歳ですね。
田辺さんよりもかなり若くしてアメリカのトーナメントに本格参戦していますし、師匠から伝授されていることも非常に多いかと思います。
一子相伝ではないですが、田辺izmを伊藤流に消化して、更にパワーアップして2022年シーズンのElliteシリーズでは更なる好成績を出してもらいたいと思います。
Classic上位陣のリグを拝見
まとめの前に、BASMASTERの大会結果のサイトに掲載されている、各プロ選手の使用リグをチェックしておきたいと思います。
このチェックは、実際には結構参考になると言うか、ネッドリグなど日本国内であまり流行っていないリグやルアーなどを知ることができるので面白いと感じています。
因みに、いまだにネッドリグは日本での市民権を得ていないように感じます。
スモールマウスには非常に効果的なリグに感じるのですが、人気が出ないのが不思議です。
まず、伊藤選手ですが、ワーム中心ですね。
琵琶湖定番の【デプス サカマタシャッド 5in】のジグヘッドリグや、ノリーズのストレートワームのネコリグなどはクリアレイクでのリグとしては納得の選択ですね。
しかし、少し驚いたのはノリーズのギル系フラットワームのネコリグですね。
使い方まで紹介されていないのですが、このリグを何を狙ってどのように使ったのか?が是非確認してみたいところです。
Winnerのジェイソン・クリスティはYAMのチャンクをセットしたラバージグを紹介しつつ、他のリグはフィネスなピンテール系シャッドワームのジグヘッドをメインにしていたようですね。
ホワイトのシャッドがキモだったようなコメントが記載されていましたが、確かにこのクリアウォーターでソリッド系のホワイトカラーはあまり選択肢として思いつかないですね。
また、ラバージグ+チャンクは2位のカイル・ウェルチャーも使用しています。
カバーに付くプリスポーン攻略はキーだったのかも知れませんね。
他の選手も、全般的に目についたのはやはりワームで、クランクベイトやスピナーベイト・チャターベイトなどをメインベイトにしていた選手は少ない感じでした。
ハードルアー系はリアクションバイトを引き出す為に使った選手が多かったことが、各選手のコメントから伺えます。
伊藤選手のギル系フラットワームはリアクション狙いのリグだったのかも?
12位でフィニッシュのパトリック・ウォルターズは、ストレートワームに匂いとカラーを付けてネコリグで使用したようです。
やはり、プリスポーンということで少しスローに誘えう&リアクションで口を使わせるルアーが強かった印象を受けました。
BASSMASTER Classic 2022 まとめ
話しは主題からそれますが、改めてWikiで田辺さんの経歴などを見て感動しています。
まさに、日本のバスフィッシングの黎明期から活動されてきた歴史を見ることができます。
田辺さんの著書『バス釣りストロングパターン(2000年の著書)』は、個人的に大好きで何度も読んだ記憶があります。
四季を通して、いつに何をしないといけないのか?ビッグフィッシュにたどり着くには何を考えないといけないのか?釣りをしながら考えないといけないことを頭に叩き込ませてもらいました。
近年、パターンフィッシングは当てはまらないと言う言い方も耳にしますが、フィールドの環境の変化や気候・気温の変化の影響を受けて枝葉末節が変わることはあっても、根本的な生き物としての性質などは大きく変わらないと思います。
久々に『バス釣りストロングパターン』を読み返し、新しいルアーやメソッドに振り回されることなく、地に足をつけて今年のメインシーズンのバスフィッシングをやってみたいと思います。
と自分のことはさて置き、伊藤巧選手のここ数年の安定感は素晴らしいものがありますね。
何かを派手に演出して、商業的にPRされている感はあまり感じさせられないのですが、実際に釣りをされている動画などを見ていると、優しそうな風貌やトークに隠れたバス釣りに対する情熱を感じます。
これがあるから、田辺さんとも信頼関係が築けているのかな?と思ったりします。
2022/23年のレギュラーシーズンでの優勝、そして、2023年クラシックでの上位入賞、いや大森プロに続く日本人優勝を是非達成してもらいたいと思います。
そして、青木大介選手も、日本のJBトーナメントでは圧倒的な強さを誇り、満を持してアメリカのツアーに参戦されていますので、伊藤選手同様、本場でも実力を発揮してもらいたいと思います!