皆さん、こんにちは!こんばんわ!
いつもこちらのブログを読んで頂き有難うございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
朝夕の冷え込みもいよいよ厳しくなってきて、まさに冬直前の晩秋となりました。
この時期と言えば、そう【BASSER ALL STAR CLASSIC】の季節ですね。
JBやWBSなどのメジャートーナメント参加者だけでなく、国内の様々な地域で開催されるバストーナメントの上位成績者、そしてトーナメントから離れたレジェンドバサーなど、まさに”オールスター”の名にふさわしい退会かと思います。
釣り雑誌【BASSER】を発行している釣り人社さんの主催にて長く続いているこの大会ですが、今回は誰が今年最後のビッグタイトルを手にするのか?
エントリー選手は26名。
選手の詳細は【BASSER ALL STAR classic】特設サイトにてご確認ください。
この週末、11月29日~30日に利根川水系で開催される前に、参加者をチェックしながら大会の覇者予測を個人的にやってみたいと思います。
目玉選手はやはりアメリカからの帰国勢
まず最初は、やはり本場アメリカのバストーナメントで戦い、実力を発揮している選手が気になるところです。
若くして多くの国内ビッグタイトルを総なめにし、”日本バスフィッシング史の最高傑作”と言われる”藤田 京弥”さん。

今年は、なんと!B.A.S.S. Eliteシリーズにて年間3位という歴代日本人最高ポジションを獲得しています。
もう若手という枠では語れないレベルに昇華した藤田京弥さんは、やはり優勝候補の筆頭格と言って間違いないかと思います。
また、2023年に念願の優勝を果たした”伊藤 巧”さんも、今年のEliteは年間6位と、アメリカバストーナメントのトップカテゴリーにて押しも押されるトップトーナメンターとなっています。

伊藤さんは、ホームエリアが利根川ということもあり、今年も優勝候補であることは間違い無いかと思います。
日本が誇る世界のトップトーナメンターが、国内最大と言われる利根川・霞ヶ浦水系でどんな試合展開をされるのか?が楽しみです。
経験値が爆発するか?レジェンドベテラン勢
続いては、日本のバスフィッシング&バストーナメントを盛り上げ、牽引してきたレジェンド勢をチェック。
ぶっちゃけ、26名全員がある意味レジェンドではありますが、そんな中でもベテランレジェンド勢の人数が一番多いんじゃないかと思います。
60歳を過ぎてもJP TOP50で戦い続けている今江さん、河辺さん。


トーナメントから離れて久しい菊元さんも、ゾーンにハマれば怖い初代JBワールドチャンピオンです。
有名なコメントの『おったなぁ~』が聞けるかどうかもファンの楽しみではあります。

60歳を超えてアメリカのトーナメントに挑戦している、ベイトフィネスの伝道師 沢村さん。
JBワールドチャンピオン獲得者であり、ジャッカルの経営者でもある小野さん。
小野さんはオールスター優勝経験者でもあり、緻密且つ大胆なスタイルは常に優勝候補にふさわしい存在です。

国内のトーナメントで好成績を挙げ、B.A.S.S.Eliteシリーズにも長く挑戦してきた清水盛三さんも、”キングモリゾー”の称号を持っておりビッグフィッシュハンター。
オールスター優勝経験者でもあり、実力は折り紙付き。

アメリカから帰り、再びJB TOP50にエントリーしている青木大介さんも、レジェンドの中では若手?ではありますが、参加者の中では実力は間違いなくTOPクラス。

少し地味な職人イメージの小森嗣彦さんも、JB TOP50のAOY回数も多く、トーナメント巧者であり、且つ、関東フィールドはホームでもあるので目が離せません。

と、ここまで挙げてきた選手の皆さん、全員が優勝候補と言えますが、私の優勝予測は最後に書きたいと思います。
”一発Big Fish”の爆発力が怖い琵琶湖勢
メジャーなトーナメントなどにエントリーしていなかったりして、メディアではあまり名前を聞かない選手も結構エントリーされていますが、その中でもホームフィールドが琵琶湖の選手が結構おられます。
琵琶湖と霞ヶ浦では、どちらも規模が大きいという点以外はフィールド環境が全く違うので、琵琶湖でビッグフィッシュを釣りまくっていてもカスミ水系では通用しないのでは?と思いがちです。
しかし、年間ビッグフィッシュを追い求めて釣りまくっているポテンシャルは伊達ではありません。
持ち帰ることができる魚の数が限られているトーナメントでは、数釣りではなくクオリティフィッシュを狙って釣るスキルが求められます。
そういったスキルに長けているのがまさに琵琶湖勢と言えるのではないかと思います。
これまでのWINNERにはほぼなっていない琵琶湖スペシャリストですが、2日間という短期一発勝負では、ダークホースとして無視できない存在かと思います。
その中でも、私的に注目しているのが”チバタク”こと”千葉 卓”さん。

過去のオールスタークラシックのライブ動画で釣りを見ていて、爆発力のあるスタイルだな~と思って見た記憶があります。
他にも琵琶湖ホームの選手はおられると思いますが、あまり私が情報を持っていないこともあり、琵琶湖製で来るなら”チバタク”さんじゃないかな?と思っています。
”安定強者”揃いのWBS実力勢
そして、実質一番の本命が多く揃っているのがカスミ水系をフィールドにしているWBSで実績を残しているプロ勢かと思います。
過去のクラシックで連覇を成し遂げ、”カスミの鬼”と言われる”赤羽修弥”さん。

一時、JBのプロトーナメントにもエントリーされていた地元の実欲者”橋本卓也”さん。

私も1年だけ、JBのローカルプロシリーズが霞ヶ浦で開催されていた時にエントリーしたのですが、その時に橋本さんも出場されていて、とても強かったことを覚えています。
昨年、2024年のオールスターで準優勝に輝き、WBSでも3度のAOYを獲得している”草深幸範”さんも派手さは無いですが安定した実力は間違いなく優勝候補かと思います。

有名ながらもちょっと弱め?メディアプロ
最後に、トーナメンターではくメディアアングラーの有名選手が数名エントリーされています。
一人は”カナモ”こと”金森 隆志”さん。
陸っぱりのレジェンドであり、今ではメーカーの経営者でもある”金森 隆志”さん。

制限の多い陸っぱりでは今江さんも驚いたという経験値の持ち主ですが、ボートフィッシング、しかも超広大エリアでの釣りとなるとどうなのかな?という気がします。
しかし、同じメディアアングラーでも、”プリンス”川村光太郎さんはちょっと違うかも?

そもそも、陸っぱりが得意領域でボートフィッシング歴は浅いと言いつつ、カスミ水系を知り尽くしている経験値は参加者の中でもトップクラスかもしれません。
ただ、やはりボートフィッシングの経験値が少ないというのは大きなビハインドポイントではあるので、ここ数年でどれくらい克服されているのか?が見どころですね。
と言うことで、バスフィッシングそのものの経験値は間違いなく高いものの、厳しい条件下でのボートフィッシングとなると、ちょっと優勝は難しいかも?というのが私の個人的な印象です。
まとめ 優勝予測
と言うことで、ここで名前を挙げていない選手もおられますし、全員が超ハイレベルの実力者であることは間違いありません。
そういう意味では誰が優勝するかわからないのがオールスターの面白さでもあります。
大会の会場が利根川なだけに、霞ヶ浦本湖や北浦などのエリア選択をする選手は、移動時間の制約を大きく受けるデメリットがあります。
霞ヶ浦本湖でも、北部の流入河川などをメインエリアに選択すると、移動だけでも片道で1時間半くらいかかるんじゃないしょうか?
となると、利根川に強い”伊藤 巧”さんは間違いなく優勝の最有力候補になると思います。
しかし、敢えて優勝候補を一人挙げるとすると、私的には”赤羽 修弥”さんです。
前人未踏の3連覇の記録だけでなく、2021年に開催された過去優勝者だけで開催した”KING of KING”でも優勝しており、霞ヶ浦水系での安定度は抜群。
且つ、利根川よりもクオリティの高い魚が霞ヶ浦本湖には多いことを考えると、2日の短期決戦の場合には非常に強いのではないか?と思っています。
関東に住んでいれば現地会場に足を運びたいところですが、関西からではそれも無理なので、試合状況はネットで見させてもらいたいと思います。
明日から始まる本番が楽しみです。