こんにちは! NABRA Chase Fishing GONTA です。
いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
今年は記録的な梅雨入りの遅さに加えて、記録的な豪雨続きと、何かと安定しない気象状況が続いています。
そんな中、豪雨水害に見舞われた九州の北部にて、JBTOP50の第2戦が異例の平日開催となっています。
元々は先月に遠賀川にて開催される予定でしたが、減水により試合をするのは危険な状況という判断により開催が見送られた第2戦でしたが、第5戦の後ろに入れるのではなく平日に入れてきたようですね。
先週からチェックしていたのですが、写真がアップされた為、ようやく記事として完成しました。 また、結果についても今大会も見応えのある面白い結果となっています。
では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
沢村選手、福島選手がダントツウェイトでスタート
過去の遠賀川戦と言えば、ベイトフィネススタイルで沢村選手が強い印象があります。
2010年のクラシック優勝に加えて、2013年のTOP50第2戦優勝、2015年TOP50第1戦初日4位、2017年TOP50第1戦初日&3日目5位など。
大会が開催されればかなりの高確率で上位進出をされています。
そんな沢村選手が、今回もやってくれました。
初日、TOPウェイトの5,386gをウェイイン。
<出展:JB/NBC>
2位の福島選手も肉薄の5,102gでしたが、3位以下は3kg台なので、かなりのアドバンテージを持ってのスタートとなっています。
<出展:JB/NBC>
沢村選手のブログ「サワムラ式」などを見ていても、かなりのピンポイントを押さえておられるようですし、それらを状況に合わせて現場で選択できるスキルには脱帽としか言いようがない感じですね。
その他、初日の上位陣では、兵庫県・東条湖出身?の平瀬選手が5位。
そして、同じく東条湖からTOP50へ巣立って行かれた、2019年初戦優勝の三原選手が7位、というのが目を惹く結果となっています。
2日目も沢村選手の勢い止まらず
そして2日目。
初日の上位者の成績は命運分かれた感じです。
初日2位の福島選手はまさかの1フィッシュで410gと大ブレーキ
また、平瀬選手も2kgに届かず、短日で18位と後退。
しかし、初日TOPの沢村選手は、連日のトップウェイトで独走態勢。
<出展:JB/NBC>
当然、ポイントもウェイトもTOPで予選を通過となっています。
また、武田選手が沢村選手に迫る4,324gを持ち込んで、初日の22位から6位までジャンプアップして予選追加。
<出展:JB/NBC>
更に、初日7位だった三原選手もしっかり2日目も釣ってくれています。
単日9位ですが、3,262gを釣って、予選3位で通過となっています。
<出展:JB/NBC>
他は、今江選手が2日連続10位の成績で、予選4位で通過となっています。
<出展:JB/NBC>
決勝の最終戦はポイント制の順位はリセットされ、総重量にて競われますが、ウェイトTOPの沢村選手と2位の上西選手のウェイト差は2,858g!
最終日に沢村選手が大きくコケなければひっくり返すのは難しいように見える大差。
しかし、トーナメントには魔物が潜むと言うのも良く言われる話しです。
さて、最終戦で沢村選手が逃げ切れるか?
また、追いかける選手がどこまで差を詰めることができるのか?
が、楽しみな最終日となりました。
ベテランの貫禄発揮!ブッチギリ優勝
運命の最終日(この言い方も陳腐化してしまいましたね・・・)
ダントツのウェイトを叩き出していると言いつつ、ノーフィッシュだとさすがにひっくり返される差なだけに、沢村選手も緊張の面持ちでしょうか?
<出展:JB/NBC>
プラから連日叩かれているフィールドは厳しくなる一方の状況で、さすがに全体的にウェイトが落ちてしまいました。
そんな中、武田選手が唯一の4kg台を持ち込んで単日TOP!
<出展:JB/NBC>
一気にジャンプアップとなるのは間違い無く、沢村選手との差を詰めるには十分なウェイトでしたが~
ベテランの沢村選手は最終日も冷静に釣りをされたようです。
<出展:JB/NBC>
2kg台ながら、単日2位の2,550gを持ち帰り、武田選手の追従を振り払ってブッチギリで優勝となりました。
また、三原選手もウェイトを落としつつも安定の単日シングルのウェイトとなり、総合で3位までフィニッシュとなっています。
<出展:JB/NBC>
JB TOP50 第2戦 ベイトブレスカップ まとめ
と言うことで、『遠賀川強し』のイメージ通りと言うか、イメージ以上の強さで沢村選手のブッチギリ優勝で幕を閉じた第2戦。
沢村選手のマネールアーは、いつものスイミーバレットのネコリグでした。
<出展:JB/NBC>
もう、ルアー云々の問題ではない感じですね。
マス針にガード無しのセッティングなので、基本は複雑なカバー撃ちではなく、インビジブルストラクチャーのピンポイント爆撃だったことが伺えます。
そして、2位までジャンプアップした武田選手。
ラバージグとフリリグでしょうか?
<出展:JB/NBC>
コメントには、ハミングバードとガーミンの2大最新鋭魚探を駆使してのシューティングだったようです。
ハイテクアイテムを使いなした結果という感じですね。
更に、3位の三原選手は、いつもながらのユニークなタックル。
<出展:JB/NBC>
ルアーがユニークというより、狙いそのものがユニークですね。
試合中の写真からも、シャローのカバーを中心にしつつ、トップメインでの試合展開だたようです。
<出展:JB/NBC>
こちらは逆に、ハイテクアイテムというよりは、身体能力を最大限発揮した結果という感じ。
個人的には、マネはできないけど、見習いたいスタイルです。
ということで、2戦終了時点で三原選手が暫定首位に立ちました。
そりゃそうですよね。優勝の次が3位ですからね。
今後の年間争いも目が離せません。
次戦は、7月19日からまたリバーフィールドである徳島県の旧吉野川です。
このフィールドは上流エリアから下流エリアまで様々なシチュエーションが含まれているフィールドなので、同じリバーフィールドと言っても遠賀川とはかなり違うフィールドです。
年間5選で競われるTOP50においても、ターニングポイントになる試合。目が離せません。