バストーナメント

【USAバストーナメント】BASS FLIX から感じるもの

こんにちは!

いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。

アメリカのバストーナメント関連の情報をYouTubeを見ていると、伊藤巧プロの動画に多く行き当たるのですが、そんな中で”BASS FLIX”に最近ハマっています。

ご存じの方も多いかと思いますが、”BASS FLIX”は田辺哲男さんと伊藤巧さんが共同で運営しているYouTubeチャネルになります。

今ではBASSMASTER Eliteシリーズで複数の日本人選手が活躍しており、アメリカのトーナメントの情報がいろいろ入ってくるのでありがたい限りですが、数年前からEliteシリーズで活躍している伊藤プロが現役プロ選手として生の声でアメリカのフィールドの情報を伝えてくれます。

伊藤プロについてはスモールマウスフィールドでの強さはアメリカで認知されており、ビッグサイズのスモールマウスを連発させたシーンで『スモールマウス ディズニーランド』という発言をしたことで、いまだにウェイインショーの時にいじられているほどアメリカのトーナメントシーンでは人気&注目のトーナメンターになられています。

一方の田辺哲男さんはバサーならその名前を知らない人はいないかと思いますが、現在では各トーナメントシーンから引退されており数年前まで唯一参加されていた【Basser All Star Classic】でもその雄姿を見ることはできません。

しかし、B.A.S.S.の歴史の中で初めて外国人で優勝した人物であり、アメリカ人の中でも田辺さんの名前を知っている人が多くいるほどで、ハードベイトを軸にしたスタイルは非常に魅力的だし勉強になります。

そんな二人が、日本やアメリカでいろんな釣りを展開したり、ロッドやルアーの情報を動画で公開しているのが”BASS FLIX”になります。

そんな”BASS FLIX”を見て個人的に感じることを今回は書いてみたいと思います。

では、お時間のある時に気軽に読んで頂ければ幸いです。

2023年のBASSMASTER Eliteシリーズを振り返る

まず、筆頭に面白いと感じた動画について書いてみたいと思います。

それが、伊藤プロが2023年のEliteシリーズを振り返る動画。

今シーズンが終わったところなので、第1戦~第6戦までしかアップされていませんが、実際に試合に出場した伊藤プロが何を考え何をして、何を反省しているのか、について本音として見ることができます。

初戦は2月頃に南部の暖かいフロリダ州で始まるのですが、2023年は巨大な皿池と言われるレイク・オキチョビで、ベジテーションの釣りでアメリカの選手に釣り勝てない状況での葛藤や反省などが語られたり、今年(2023年)は特に前半戦で苦戦を強いられていただけに、結果が出せなかった試合内容の振り返りなどが語られています。

また、カメラ動画もしっかり残されているので、プラクティスから本戦までの試合の推移も非常によくわかりますし、天候などの環境の変化に影響を受ける状況などもわかるので、伊藤プロの苦労具合も見てとれます。

2023年は後半戦にて、得意のスモールマウス戦でまくり、クラシック出場権を獲得しているので、第7戦以降の動画が楽しみです。

真面目で低姿勢で、しかも明るい伊藤プロの人柄もよくわかりますし、この動画を見ればますます伊藤プロを応援したくなると思います。

ノリーズのロッドも欲しくなりますよ(^^;

田辺さんが語るアメリカと日本のバス事情の違い

また、田辺さんも日本のフィールドを伊藤プロと攻略する動画などで登場しており、相変わらずの田辺ワールドですが、そこには経験から体系立てられた知識が語られていてバスフィッシングノウハウ動画としても非常に勉強になります。

特にハードベイトの使いどころなどは面白く、自分がまたバストーナメントに出るようになることがあれば、間違いなくハードベイトを軸にして試合を組み立てたくなるような気持ちを掻き立ててくれます。

そして、ノリーズのロッド【ロードランナーシリーズ】についても、その特徴や使いどころなどを解説してくれている動画などもあります。

そんな田辺さんが、伊藤プロのクラシック(BASSMASTER Classic)出場の応援で渡米した時の動画があるのですが、田辺さん自身が出場したクラシックと直近のクラシックとの違いを踏まえて語っているシーンが印象的でした。

田辺さんが参戦していた頃から比べて確実にアメリカのバストーナメントシーンは進化しているが、日本は完全に置いていかれている感があるというコメント。

確かに、ブラックバスはアメリカの魚であり、日本においては外来生物なので、小池が環境大臣をしていた時にブラックバスが特定外来生物に指定されたことにより、琵琶湖でのリリース禁止やその他のフィールドでも移動が禁止されるなど、バス釣りを取り巻く環境は非常に厳しくなっていると感じます。

一方で、バスフィッシングがひとつのスポーツとして成立し、バスが釣れるフィールド・地域では一定の経済効果を生んでいることも事実です。

しかし、今の日本ではバスフィッシングが発展することについて法律でブレーキがかけられている状況だと思っています。

私のようなバスアングラーの意見は、自分が釣りがしたいだけのエゴとしての意見としか見てもらえないのが現実ですが、日本人が固有種と思っているヘラブナも外来種、植物でも日本の文化に浸透しているものが外来種である場合も結構あるのです。

今の日本は鎖国している訳ではないので、日常生活にも外国の分野やモノがどんどん入ってきていますし、全てのものがグローバルを意識して変わってきていると思います。

なので、外来種が入ってきてもおかしくないし、外来種に駆逐される日本の固有種があるのであれば、それは自然淘汰の中で仕方のないことと考えるのですが、これは偏った考えなのか?と自問自答してしまいます。

また、バスフィッシングができるフィールドを見ても、小さな島国であるが故に小規模なフィールドが多く、フィッシングプレッシャーでタフな環境が多いのも事実だと思いますが、そのタフさに合わせて釣りがフィネスに偏り、結果としてエサ釣りのような状況になっているのもルアーフィッシング発展の阻害になっているのかもしれないとも思います。

今やクランクベイトやスピナーベイトで普通に釣れるフィールドはなかなか無いかと思いますが、リアルベイトに近いルアーで釣るルアーフィッシングに魅力が無くなってきているのも事実ではないか?と、田辺さんのコメントを見ていて感じます。

BASS FLIX まとめ

と言うことで、とにかく内容も豊富でバスフィッシングについて深い知識や情報が得られるチャネルが【BASS FLIX】だと思います。

特に、アメリカのトーナメントシーンに関する情報は伊藤プロの存在により非常に分厚いものとなっていますので、気になる方は是非見てみてもらいたいと思います。

また、国内のフィールドでの釣行動画も非常に面白い。

バス釣りが好きな人にとっては魅力満載であり、今後も要チェックです。

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