こんにちは!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABARA Chase Fishing GONTA です。
GWもあっという間に終わりに近づいてきてしまいましたね。
少し残念ですが、休みの間に鋭気を養ったはずなので、次週からもも頑張らねば!
で、今回の記事ですが、少し釣りから離れてみて、AI(人工知能)について書いてみたいと思います。
AIと言えば”Chat-GPT”が世間では非常に注目されていますが、もっと身近なところで手軽にAIを試せるし、もっと言うと既に日常生活で活用しているかもしれないのをご存じですか?
偉そうに書いていますが、私は釣り友のタケ師匠が利用して文章を作っているのを見せてもらい思わず食いついてしまった次第です。
Windows10以降のパソコンやスマホを持っているなら誰でも使える”Microsoft Bing”について見ていきますので、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
Microsoft Bingって何?
まず、”Microsoft Bing”って何か、正確にご存じでしょうか?
一言で言うと”検索エンジン”になります。
検索エンジンと言うと、Googleを考える人が多いかと思いますが、それはその通りで検索エンジンとしては、今でもGoogleが一番優秀な検索エンジンと言われています。
”Microsoft Bing”はあまり耳にしたことが無い方も多いかと思いますが、WindowsのOSが入ったパソコン(Mac以外ってこと)を使っておられる方は標準で入っているブラウザの”Microsoft Edge”はご存じかと思います。
”Microsoft Bing”は”Microsoft Edge”の標準の検索エンジンとして提供されているものになります。
因みに”Microsoft Edge”はあくまでもブラウザであり、Googleが提供しているブラウザが”chrome”になります。
なお、検索エンジンとしてどう違うの?と思われる方もおられるかと思いますが、そこは提供している企業が違うので、検索アルゴリズムが違うという答えになります。
Googleについては、検索エンジンから事業を始めているので、歴史的にも蓄積してきている情報技術力(IT力)が違うということですね。
検索エンジンとしてGoogleが優秀なのがわかっているなら、”Microsoft Bing”など使わずにGoogleでいいじゃないか、と思われるかと思いますが、Googleでの検索結果と一味違うのが”Microsoft Bing”になります。
Googleで検索すると、下のような画面で、ブラウザ上で検索したキーワードに関連するサイトや画像へのリンクが提供されますが、”Microsoft Bing”はそこが違うのです。
では、具体的にどのように違うのか?見ていきたいと思います。
かなりの見た目の違いにも驚きますが、その検索結果に対しては更に驚かされました。
そして、今年に入って発表されているのが、”Microsoft Bing”はAIのGPT-4のテクノロジを使っているということです。
GPTとは、アメリカのOpen AI社が開発したAIのことですが、Bingを利用していた方は既に知らない間に使っていたということになります。
検索キーワードについて文章で回答してくれる
では、具体的に”Microsoft Bing”について見ていきたいと思います。
先に紹介したように、従来の検索エンジンは、検索したいキーワードを検索窓に入力すると、そのキーワードと関連性が高かったり、より多く見られているサイトが表示されるようになっています。
先の章で掲載した画面は『チニング ワーム』と検索した結果となります。
更に、ここに『オススメ』というキーワードを足すと以下の画面に変わります。
要は入力された複数のキーワードにより関連性の高いWebサイトのリンクが表示される仕組みになっています。
ただし、どちらの検索でも【釣りハック】さんのサイトが最初に表示されますので、【釣りハック】さんのサイトがチニングのルアーについて一番関連性が高いということになりますね。
実際には”SEO対策”と言って、より検索時にHITしやすくなる工夫もされているかとは思いますが、そんなことは私のサイトでさえも実施していますので、純粋にキーワードに対して関連性が高いと評価して問題無いかと思います。
”Microsoft Bing”は検索時に文章で入力できるようになっており、以下のような検索窓になっています。(なかなか強気なのが面白い)
では、キーワードを”Microsoft Bing”に入力するとどうなるか?
ここで『チニングで人気のワーム』と入力すると、以下のように文章で回答が表示されます。
たったこれだけのインプット情報ですが、かなり詳しく、しかも完全に問題のないしっかりした文章で回答が表示されます。
チニングで人気のワームについて調べてみました。チニングとは、チヌ(クロダイ)をルアーで狙う釣り方のことです。チニングには、ワーム(ソフトルアー)がよく使われます。ワームの選び方は、カラーやサイズ、形状などによって変わりますが、一般的には、エビやカニなどの甲殻類を模したものや、シャッドテールタイプのものがおすすめです²³。
チニングで人気のワームとして、以下のようなものがあります²³。
- ジャッカル ちびチヌムシ1.5:コンパクトな胴体に大型のシャッドテールを配置したワームで、強くチヌにアピールします。
- ボトムアップ ハリーシュリンプ3.0:エビを模したワームで、浮力のある爪がゆらゆらと動いてチヌを誘います。
- ジャクソン ちぬころクロー1.7:カニを模したワームで、胴体の両側にある小さな脚が微波動を発してチヌを誘います。
- スミス オーシャンパフォーマー 黒鯛大将2.8インチ:シャッドテールタイプのワームで、泳がせ釣りやズル引きにも使えます。
- バークレイ ガルプ!ソルトウォーター サンドワーム2インチ:ゴカイに似た形状と独特の匂いで、生餌感覚で釣れる最強のワームです。
これらは一例ですが、他にも多くの種類やカラーがあります。自分の好みや釣り場の状況に合わせて選んでみてください
続いて、自分の知っている情報として『テイルウォーク B-BREAMERの特徴について』という質問を入力したところ、下のような回答が返ってきました。
ソリッドティップの長さの違いがあるモデルがあることや、オリジナルの”Z-シェイプ リールシート”についても言及されており、ぶっちゃけ、私が長々と紹介文を書いているよりもシンプルでまとまった記載になっていますね(汗)
テイルウォークのB-BREAMとは、チヌ(クロダイ)を狙うためのボトムチニング専用ロッドです¹。B-BREAMの特徴は以下のようにまとめられます。
- ロングソリッドティップとショートソリッドティップの2種類があり、シチュエーションやルアーアクションに合わせて使い分けることができる。
- ロングソリッドティップは高感度&喰わせ能力に優れ、バーサタイルな性能を持つ。
- ショートソリッドティップはリグの操作性に優れ、ボトムを丁寧に探る釣りに特化する。
- フジ製SiCリングガイドを全てのガイドに採用し、ライン寿命や熱伝導率を向上させる。
- テイルウォークオリジナルのZ-SHAPEリールシートを搭載し、どんなフィンガースタイルでもタイトに握れるよう設計されている。
ブログの記事については、ある程度頭の中で組み立ててから書くので、実際の記事作成時間はそれほどかからないのですが、それでも書きながら修正したり、追加コンテンツを考えたりして時間がとられます。
しかも、記事を書いた後で、盛り込もうと思っていたネタが漏れていることに気付いて書き足したり書き直したり・・・
所詮、私の頭の中の知識や記憶を使っているだけなので、情報的にも不足していたり誤っていたりすることもあります。
しかし、AIだと膨大な情報を元に分析して文章化されているので、より正確な記事になるのは間違い無いかと思います。
AI検索ツール Microsoft Bing まとめ
と言うことで、AI検索エンジンとしての”Microsoft Bing”をピックアップしてみました。
検索結果として、先に記載した文章形式の情報に加えて、関連情報のリンクも紹介されるのでかなり至れり尽くせりと言ったところです。
あくまでも検索エンジンとしての検索結果ではありますが、ここまで文章としてしっかり成り立っていると、文書作成ツールとしての利用価値も十分あると思います。
しかし、逆の観点で見ると、このくらいの文章以上の付加価値を付けれなければ、人間としての価値を訴求できないという厳しい見方もできるかと思います。
チェスの世界では既にAIに人間が勝てなくなっていると言われていますし、将棋でもどんどんAIが強くなってきていると言われています。
人間が一番頭を使うと言われている分野でAIがこれほど活躍・飛躍出来ているのはひとえに分析に使うデータ量が増えてきているからです。
AIは処理分析をする為のデータが多ければより正しい結果が出し易くなる(多過ぎると過学習となって精度が落ちるらしく、正しく優良なデータが必要と言われています)この傾向は今後も続きそして進化するのは間違いありません。
GoogleではAIの分野でゴッドファーザーと言われていた”フェフリー・ヒントン”氏がAIの無秩序な活用に警鐘を鳴らして辞任しています。
何も考えずにAIに頼りすぎると、ターミネーターの世界を招いてしまうリスクは意識しておかないといけないのは事実かも知れません。
今回は”Microsoft Bing”だけをピックアップしてみましたが、他にも便利で注目すべきツールがあれば紹介してみたいと思います。