こんにちは!
いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
アジングロッドの【サーティフォー34 DFR-511】のウロコ付けも先週末に実施してきたのですが、今回は日曜日に行ってきた海上釣堀チャレンジDay4の記事を書いてみたいと思います。
前回の海上釣堀では寝過ごすというハプニングで始まったのですが、今回も切り口は違えどハプニング発生。
では、釣行記、お付き合いください。
滑り出しは順調
今回は、釣行前日は少し早めに寝て臨んだので、集合時間には問題なく間に合って到着。
集合場所で荷物の積み替えを行い、私はタケ師匠とそのお連れさんを乗せて一路目的地に向かいます。
現地に着いて余裕の準備。今回はかなり順調な滑り出しです。
今回はサマータイムと言うことで、これまでの出船時間よりも1時間早い出船。
これは、帰りも早く終われるので嬉しい変更です。
いつもご一緒の、嵐を呼ぶ男が今回は欠場なので雨は無し。
風も気になるほどの風ではなく、暑さ以外では今回は天候は問題ない感じです。
現地での釣果に期待が膨らむスタートとなりました。
秘密兵器を投入するも、劇シブに大苦戦
以前の記事にも書いている通り、今回は初の“さぐり釣り”の実践になります。
これまでの釣行の経験から、釣れない時間にも魚をひねり出す為の戦略としてさぐり釣りを導入したのですが、まずはタックルに慣れる為釣り開始時からさぐり釣りタックルを使ってみます。
投入するのは【ダイワ クラブブルーキャビン 海上釣堀 さぐり釣り OZATOYA穂先バージョン】に、ベイトリールのセットです。
私が入った釣り座の対岸では、開始早々からヒットが連発し、シマアジやマダイが釣れているのですが、私が居る側は私も含めて全くの音沙汰無し。
隣に陣取るタケ師匠とも、首をかしげるしかない状況。
慣れたメンバーが並んでこれだけバイトが出ないとは・・・
モーニングバイトに期待をしていたのですが、まず肩透かしをくらいました。
最初の1時間くらいら、そのうち釣れるだろうと思って辛抱していたのですが、本当にエサも取られません。
微妙なバイトにも反応してくれる穂先に交換しているのですが、当たりが無いことには性能の確認のしようもありません。
暑いので少し渋いとは聞いていたのですが、釣り座のせいだけにはできない渋さにブチ当たり、オープニングからテンションの上がらない状態が続きました。
ノマセでようやく青物ゲット
そうこうしている間にいろんな魚の放流タイムが訪れます。
最初はお約束のマダイの放流ですが、青物の放流が行われます。
バイトの出ないさぐり釣りに、辛抱たまらず青物狙いのアジの泳がせをしている時に、ちょうどカンパチが放流されます。
すると、12号のウキがポヨンポヨンと激しく反応!
直後、ズボッ!とウキが一気に入ります。
前アタリからチェックできていたので、アワセもバッチリ。
【ダイワ クラブブルーキャビン FL-350MH】が気持ちよくバットまでひん曲がります。
何度かの突っ込みでもバレることなく、何とか無事にネットインに成功しました。
後の計測結果では、72cm。
メジロクラスですが、何とかお土産が確保できてひと安心の1本でした。
そして悲劇は突然に
とりあえず、ノルマの青物が確保できたので、再度さぐり釣りでマダイの数釣り狙いにシフトすることに。
すると、釣堀のスタッフの方が潮変わりの時間帯として言われていた時間よりも大幅に遅れつつも、釣堀のマスの中がにわかに活気づいてきました。
目視で青物が浮いて廻ってくるし、朝はさっぱり見えなかったシマアジも浮いて廻ってくるようになってきました。
そこで、ダンゴエサの集魚効果でシマアジが寄ってこないか?と、エサを練り餌系にチェンジして餌を落としていくと~~
シマアジの群れの向こうから、青物が現れて練り餌をパクリ??
反射的に合わせるものの、ショックも何も付いていないさぐり釣りの仕掛けは一瞬にしてラインブレイク。 本当にアワセた瞬間切れました。
残念ではありましたが、魚が浮いているので、すぐに仕掛けを直して餌を再投入。
引き続き、練り餌系でミックの赤色を付けて落とします。
すると、シマアジは見に来るのですが乗りません。
何とかしてシマアジを~と思っていると、またもシマアジの群れの下から青物の集団が浮いてきて、私の練り餌をパクリ?!
また食った!と渾身のフッキングをしたまでは良かったのですが、合わせた瞬間走る青物のダッシュパワーに耐えることができず、一気にロッドごと青物に持っていかれてしまいました。
隣で釣っておられた方がすぐに仕掛けを投入してくれて、上手く引っかかったのですが、掛かった場所が穂先の方で、リール部がなかなか寄せられません。
何とか仕掛けかタックルを掴もうと周りの皆さんも頑張ってくれたのですが、引っかかっていたフックが外れてしまい、魚ごと仕掛けは海中へ消えて見えなくなってしまいました。
皆さんに迷惑はかけるわ、新調のロッドごと一式持っていかれるわで、諦めと落胆で、残りの時間をどう過ごすか途方にくれつつ釣りを再開。
とりあえず、青物用のタックルにアジをセットして泳がせていると、隣の同行者の方の青物狙いのタックルにヒット。
「青っ!」との声に仕掛けを退避しつつ様子を見ていると、更にその方が「よっしゃ、竿付いてる!」との声。
私が掛けた青物の仕掛けを引っ掛けてくれたようです。
今度こそは回収しないと、と思い、皆さんのご協力を得て、まずはタックル回収に成功。
幸いなことに、魚もまだ付いているので、ラインを持って慎重に寄せて魚もランディングに成功。
多くの方の仕掛けが絡んでいましたが、結局、私のフックがスレで尾っぽ側に掛かっていました。
一気に竿を持っていかれたのも、このせいだったようです。
食ったと思ったのですが、餌が視界から消えただけで、喰ってなかったみたいですね。
そして、穂先は見事にズタボロの4分割状態。
グラスソリッドが何ヶ所もヘシ折れていました。
しかし、穂先の替えを買っても所詮は3000円程度。
タックル丸ごと失うことを考えると、最大限のリカバリができたと、改めてタックル回収に協力していただいた皆さんに感謝限り無しという感じです。
拷問の数時間を経て、終了。そして、大物賞ゲット
何とかタックルが回収できたので、穂先を生きてる所までカットして、応急処置して釣りを再開します。
なんだかんだで青物も2匹ゲット出来ているので、後はシマアジを中心にマダイなどを狙うことに。
エサをアレコレ変えて試すのですが、どれもこれも反応が薄く、ついつい棚を下げ過ぎると、鍼がネットの外に出てしまい、外の魚を掛けてしまう事象が発生します。
灼熱の炎天下の下、時間一杯まで諦めずに頑張ったのですが、結局2回連続のマダイボーズを食らってしまいました。
基本のマダイが釣れない、というのは、これはこれで次回に向けての大きな課題となりました。
そして、港に戻って計測タイム。
今回の釣行も大物賞と数釣り賞が掛かっています。
私の1本目はなかなかのサイズだったので、どうかな〜〜と半分期待していたのですが、他の方の青物が70cm届かない中、私の魚は72cmという事で、ありがたく大物賞をゲットさせて頂きました。
竿をダイブさせて、皆さんを騒がせてしまい、賞を取ってどないやねんと言うのが正直なところですが、頂いた賞金でよく切れる堺の黒鋼製の包丁を買い足しました。
出刃庖丁はステンレス製のものをずっと使っているのですが、3枚におろす時や皮をひく時にちょっと良い包丁が欲しかったのです。
おかげさまで、釣行後の魚の捌きは気持ちよく進めることができました。
釣り場でみると、そこそこ感が漂うメジロクラスですが、自宅の台所に置いてみるとそれなりに迫力ありますね。
しかし、青物は慣れてしまえば非常に捌き易い魚です。
因みに、今回のメジロはめちゃくちゃ脂が乗っていて、まさにブリトロって感じでした (^^
第4回海上釣堀釣行 まとめと反省
と言うことで、大苦戦&大ハプニングの釣行でしたが、いろいろと学びも多い釣行でした。
まず、今回初挑戦した“さぐり釣り”ですが、普段実施している落としの釣りとは色々と違いがあることを思い知らされました。
浅棚からボトムまで幅広く自由に探れるのが“さぐり釣り”のメリットですが、日が昇ってしまうと浅棚は餌が丸見え。シマアジなどが浮いてサイトフィッシングになる時は良さそうですが、そうで無い時は釣りがスローになり過ぎるデメリットを感じました。
全体水深の浅い釣堀ならいいのかも知れませんが、私たちがいつも行っている釣堀は最大深度が約10メートルという深い釣堀です。
このような深さがあるところをさぐり釣りで攻めるなら、それなりにもっと考えて臨まないといけないことがわかりました。
また、今回はメインラインもPEラインを使っていたので、餌の比重が軽いとめちゃくちゃ沈ませるのに時間がかかります。また、潮の動きに乗ってラインがたるんでしまうので、感度の良いPEラインをせっかく使ってもそのメリットを活かしきることができません。
今後のことを考えるとライン選択も重要であることに気づかされました。
そして、リールについても気づきがありました。
リール選択時には、ついついリールのパワーとラインキャパシティに目が行きがちになりますが、前述のようにラインがたるむので、合わせる時には結構なラインスラッグを回収してやらないと合わせが効きません。
今回は何も考えずにノーマルギアのコンクエストを投入しましたが、ハイギアリールも有効と言うか、必要であることを感じました。
そして、タックル以外での気付きとしては、エサ選びについてです。
海上釣堀は、その日の当たりエサがあるので、ある程度の種類を持ち込んでおくと安心なのですが、あまりいろいろと持ち込むと絞り切れずに翻弄されると言うデメリットがあることを感じました。
3月の時の釣行では、何も考えずに投入したニンニク漬けのアマエビが大当たりしてじゃんじゃんマダイが釣れたのですが、一旦外し始めると迷宮に迷い込んでしまう感じです。
次回は、もう少しエサのバリエーションは絞り込んでいかないといけないと思いました。
以上、前回に続いて“忘れ物”をつくってしまった釣行となりましたが、“落し物”のおまけまで付けてしまいました。大きな獲物が居ることを十分想定することと、大きな獲物のパワーについて侮ること無かれ、という教訓もあった釣行でした~
次回の海上釣堀出撃は、中3日の調整?となる8月下旬。
気持ちを入れ替えて、頑張ります。
<参考>タックルデータ
①マダイ・シマアジ用
ロッド:ダイワ クラブブルーキャビン 海上釣堀さぐり釣り S-300 OZATOYA穂先
リール:シマノ コンクエスト 101改
メインライン:海上釣堀用 PE3号
リーダー:東レ トヨフロン スーパーL EX ハイパー
②青物用
ロッド:ダイワ クラブブルーキャビン FL MH-350
リール:シマノ 15ストラディック 4000HGM
メインライン:東レ ソラローム ルアーPE 5号
リーダー:フロロカーボン 30lb