こんにちは!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
さて、今回はこちらのブログでは珍しい?バスロッドについての記事になります。
ここ数年、すっかりバスフィッシングができていない状況が続いていますが、いろいろとバタバタしていた要因も解消したので、今年あたりは大好きな津風呂湖にでも行ってみたいなと考えていました。
そんな折、バスロッドとしては老舗でありつつ、一時バスロッドの製造販売を止めておられたダイコーさんから改めてバスロッドがリリースされるという情報を目にしました。
国産ブランクスと言えば、ライトゲームなどでも愛用している”ヤマガブランクス”さん(九州)や”天龍”さん(長野)が有名ですが、地元関西での国産ブランクスメーカーと言えば”ダイコー”さんでした。
過去には私が通う会社の近くにショールームがあったりと、親近感を持っていたメーカーさんで、バス釣りを始めた頃は手頃に入手できる”ブルーダー”などを愛用させてもらっていたりしました。
”ブルーダー”と聞けば懐かしいと感じられる方も多いのではないでしょうか?
そんな”ダイコー”さんが、ハイエンドモデルを復刻させてくれたということです。
では、関心を持って頂いた方はお時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
ENDSVILLE エンズヴィル ベイトモデル
では、具体的にロッドを見ていきたいと思います。
復刻は昨年(2023年)に実現しているのですが、最初はベイトモデルからのリリースとなっていました。
追加モデルとして、スピニングモデルもリリースされていますので、本章の次にチェックしてみたいと思います。
まず、モデル展開ですが
■EC62L FS FASTアクション
■EC71ML EXFASTアクション
■EC69M FASTアクション
■EC71M FASTアクション
■EC71MH レギュラーFASTアクション
■EC73H FASTアクション
■EC711XH FASTアクション
全7機種のラインナップで、バスフィッシングで使用する全ての領域のルアーをカバーできる機種が揃っています。
EC62Lはフルソリッド仕様のロッドになっているようで、ベイトロッドとしては珍しいロッドになるかと思います。
グリップとリールシートについては、Fujiのリールシートを利用しつつ、フォアグリップレスでブランクスタッチができる最近流行りのデザインが採用されています。
ハイエンドモデルらしく、高級感のあるパーツとデザインになっているかと思います。
ガイドについては、オリジナルロッドの仕様を踏襲して、Fujiのチタンフレーム+Sicガイドを搭載しています。
ベイトフィネスから、ジグなどの撃ちモノの釣り。
そして、EC71MHなどはレギュラーファストアクションということで、巻きモノの釣りに使えるロッドという感じですね。
昔で言うと6.6フィートクラスのロッドがスタンダードなレングスというところですが、最新の軽量ブランクス設計と言うことで、レングスは7フィート前後が中心になっているところは、リニューアルされた結果かと思います。
ENDSVILLE エンズヴィル スピニングモデル
続いて、スピニングモデルをチェックしてみます。
スピニングモデルについては以下のラインナップ
■ES66L EX-FASTアクション
■ES66ML FASTアクション
■ES70ML FASTアクション
■ES70UL-St レギュラーFASTアクション
■ES62L FS FASTアクション
全5機種のラインナップになています。
グリップ周りは最高級のコルクを使用したグリップで、プラスティック部分はノンスリップラバーコーティングが施されています。
なお、リアグリップについては【ES66L】と【ES66ML】の2機種がセパレートグリップになっており、他のモデルはストレートグリップのようです。
昔はスピニングロッドでもストレートグリップが普通だったので、往年のロッドの使用感がいいと言う方はストレートグリップもありかと思います。
ガイド周りはベイトモデルと同じく、Fujiのチタンフレーム+Sicガイドを搭載。
バスロッドということで、ほとんどのモデルがファストアクションになっていますが、ティップ部のベントカーブはそれほど極端なカギ曲がりということは無さそうですが、かなりティップ部の柔軟な曲がりが強調されたカーブデザインになっています。
フルソリッドもでるの【ES62L FS】が一番短いモデルになっており、7フィート台が2本用意されているので、ボート釣だけでなく、陸っぱりでも使えるスピニングロッドというのも嬉しいラインナップかと思います。
ダイコー ENDSVILLE 復刻バスロッド まとめ
と言うことで、ダイコーさんの復刻ロッド”ENDSVILLE エンズヴィル”シリーズをチェックしてみました。
ENDSVILLEのホームページを見ると、”D-BLANK”ということで、ブランクメーカーとしての経験と自信がブランク製造に注がれていることがわかります。
新しいメーカーさんや、既存メーカーさんの最新モデルもいろいろと進化していて魅力的なロッドがたくさんありますが、改めてバス釣りというジャンルを考えて、軽さや高感度だけでなく、ロッドの堅牢さによる”永く安心して使える”という点を意識しているのが”D-BLANK”になっていることがよく伝わってきます。
価格についてはハイエンドモデルらしく6万円台(税込)ということで、決して安いロッドではありませんが、しっかりとしたコルクグリップにもなっていますし、長く愛用したいという方には決して高い投資ではないかと思います。
しかし、このロッドも先日のフィッシングショー大阪で展示されていたのです。
せっかく実機を触って確認することができた絶好の機会だったのに・・・これまたチェック漏れです(涙)
来年はあまり事前に見るものを決めず、会場全体をしっかり見て周りたいと思います。