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【2022目玉リール】シマノ SLX DC XT

こんにちは!

いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。

2022年に入り、いわゆる釣り業界の新製品ショー期間になっています。

新型コロナの影響で大規模展示会場でのフィッシングショーが開催されなくなって数年になりますが、その影響でWebベースの動画ショーなどが圧倒的に増えてきましたね。

新製品も、過去はフィッシングショーで実物を見てください、という感じでしたが、リアルショーが無いので早い時期からWebにて製品紹介されるようになりました。

そんな今年の新商品ですが、いきなり気になる製品がありましたので、こちらでピックアップして紹介したいと思います。

では、お時間のある時にお時間頂ければ幸いです。

SLX DCがミドルレンジ機種としてリリース

今回ピックアップするのは【シマノ 22SLX DX XT】になります。

SLXについてはシマノのベイトリールの中でも廉価版に属するリールですが、既にDCモデルはリリースされています。

アメリカ版で先にリリースされていたSLX DCと国内リリース版のSLX DCはサイズが違うのと、同じi-DC4を搭載しつつもブレーキ性能が違うという話しがありました。
※国内版の方がブレーキ性能が良い

このブレーキユニット部についてですが、今回の【シマノ 22SLX DX XT】では【i-DC5】を搭載しています。

<引用:シマノ公式HP>

ブレーキ音が音痴?と言われたi-DC4ですが、今回の機種はカルカッタコンクエストDCなどのハイエンド機種に採用されている-iDC5搭載ということで、遠投性能も含めてキャスタビリティはかなり期待が持てる機種と言えるかと思います。

また、このブレーキユニットに加えて、スプールも最新機能が採用されています。

こちらも上位機種に搭載されている【MGLスプールⅢ】搭載

<引用:シマノ公式HP>

一見、21スコーピオンDCと何が違うの?というふうに見える【シマノ 22SLX DC XT】ですが、i-DC5と低慣性のMGLスプールⅢとの組み合わせで更に高性能化していると見て間違いないかと思います。

ただ、この設定を見つつ、シマノさんの製品紹介のYouTube動画を見ると、かなり軽量ルアーを扱うことに振った設定という感じがしました。

確かに、中量級~重量級のルアーをただブン投げるなら、前のモデルの【シマノ 20SLX DC】で十分という話しになってしまいます。

バーサタイル性能の中でも、軽量プラグやスモラバなど、より軽量ルアーにターゲットを絞ったリールが【シマノ 22SLX DC XT】かと思います。

スプールサイズが微妙で面白い

次に気になったのがスプールのサイズです。

MGLスプールⅢ搭載の19アンタレスや20メタニウムなどでも、横幅が19mmのナロースプールが採用されています。

しかし、【シマノ 22SLX DC XT】は21mm幅のスプールです。

また、スプール径も、19アンタレス、20メタニウム共に王道の34mm径ですが、【シマノ 22SLX DC XT】は更に小さい33mm。

<引用:シマノ公式HP>

このスプールサイズからも、先に書いた軽量リグのキャストを強く意識した仕様ではないかと感じました。

【シマノ 21スコーピオンDC】が最も比較対象になりそうですが、こちらの機種はスプール径が35mmで、スプール幅は25mm。

製品番手も150番サイズで、70番サイズのSLXよりもかなり大きめのリールになりますので、21スコーピオンDCについては、どちらかと言うと20SLX DCと被るモデルになる感じですね。

20SLX DCとの差別化は、i-DC5が搭載されているかどうか?というところが大きな違いになってくるかと思います。

20SLX DCとの比較では21スコーピオンDCの方がより快適にキャストができると言えそうです。

そして、少し軽めのルアーを扱うことが多いアングラーさんには【シマノ 22SLX DC XT】の方が更に相性が良いと言えるかと思いました。

極めつけはマイクロモジュールギア搭載

最期のインプレポイントになりますが、とうとうSLXシリーズにもマイクロモジュールギアが搭載されるようになりましたね。

<引用:シマノ公式HP>

マイクロモジュールギアと言えば、一番最初はステラに搭載されたと記憶しています。

とにかく、異質の蒔き心地で、当時のダイワのリールとは完全にレベルの違うシルキーで気持ちの良い巻き心地に驚いたことを覚えています。

その後、ヴァンキッシュやベイトリールではカルカッタコンクエストなどに搭載され、どんどん適用機種が広がっていきましたが、先ほど紹介した【シマノ 21スコーピオンDC】にも搭載れていますね。

21スコーピオンDCは定価で37.500円。

そして、今回紹介した【シマノ 22SLX DC XT】は定価で更に安い35,000円です。

実売価格では、間違いなく2万円台になるかと思います。

ここまでやっていいの?シマノさん!とは思いますが、より安い価格帯のリールに高性能な機能が搭載されるのは、アングラーとしては嬉しい限りです。

後は、ハイエンドにするかどうか?は個々人の拘り(所有する喜び)の世界になってきたという感じがします。

SLX DC XT まとめ

と言うことで、シマノの新製品【シマノ 22SLX DC XT】をご紹介しました。

既に予約販売が開始されていますね(^^

改めて感じるのは、ミドルレンジ以下の機種にて、ハイエンドで導入されていた機能がどんどん適用されてきていますね。

ハイエンドにはハイエンドの存在価値がありますが、各メーカーの最新機能が手頃な価格帯のリールで体験できるのは有難いことだと思います。

これからもいろんなメーカーから新しく魅力的な製品が発表されると思いますので、気になる製品は随時ピックアップして紹介していきたいと思います。

今のところ次に気になっているのは、今年リニューアルとなるBANTAMですかね(^^

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