チニング

【チニング】Day-11 快晴でも前日の気温低下の影響あり

こんにちは!

いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。

今回はチニングの釣行記ですが、内容は2日分の釣行記になります。

1日目は雨上がりでの出撃だったのですが、JRが止まるほどの風が吹いた日で、フィールドも大荒れでした。

何とか釣りをすることはできましたが、気温も大幅に低下して厳しい展開に遭遇。

しかし、真冬と違い、あちこち探っていくとバイトは何度かキャッチすることができたので、翌日の釣行に繋げることができました。

やはり、4月上旬は冬と春の間の時期なので、フィールドコンディションが変わりやすくて難しいですね。

では、実釣内容にいきたいと思いますので、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。

初日、爆風&気温急低下ながらもバイトあり!

さて、今回のデイゲームの初日は早朝まで冷たい雨が降っていました。

午前中は無理かな?と思っていたのですが、思ったよりも雨は早く上がったので、釣り場に向かうことにしたのですが、気圧の谷の通過で風が非常に強い状態でした。

強い北風が吹きつけている状態で、ファミリーフィッシングの時の厳しい状況を思い出してしまう感じです。

タイドグラフはこんな感じで、まだ潮位が高いので、シャローフラットからチェックしてみることに。

ボトムの岩などを意識しながら探っていくと、釣りを開始してしばらくした時に

ビビッ!

明らかにクロダイと思わしきバイトがロッドに伝わってきました。

食い込んできたらフッキングしようと身構えるも、追従バイトは無し。

何となく冬場のバイトのようで、魚に元気が無いように感じます。

同じラインを通すも2度目のバイトは得られず、まさに冬の釣りのよう。

粘ってもバイトが続かないので、少し移動して深場と隣接したポイントに入ってみることにしました。

風の影響で水温が下がっているなら、少し深場に魚が移動しているかも?との考えです。

遠投して、沖の深いところからゆっくり手前まで探ってくると、移動して数投目に

コンッ!グイグイッ!!

と明確なバイトが出ました。

明らかに咥えて引っ張っている感じのバイトだったので、これは食い込むかも!と思い

『食い込め!食い込め!』

と心中で叫びつつ、追従バイトを待ちます。

しかし食い込まず・・・

そして、同じラインに通しても2度目のバイト無し。

バイトがあったのは【ジャッカル ブリーカー スリットクロー 2.5in】の”ライトウォーターメロン”だったので、すぐに【Megabass ボトルシュリンプ 2.4in】の”シュリンプ”にチェンジし、エサっぽさを前面に出して食わせモードを試してみます。

2度、3度・・・

バイトのあったラインを通してみますが、バイト無し。

ワームのサイズ感の問題ではないようです。

逆に、アピールを落としたのがダメだったのかも?と思い、今度は逆にワームのアピール力を上げてみようと【O.S.P. DoLiveHog SW 2.5in】の”タフコンシュリンプ”にチェンジしてみました。

アピール力調整で頭部のフラスカートをカットしても良かったのですが、まずはノーマル状態で通してみます。

すると~

ビビンッ!

バイトが再開!

やはり食わせたい場合でもアピール力は大事なようです。

しかし、なかなか食い込んでくれない状況は変わりません。

バイトがあるので、なかなか移動の踏ん切りがつかず、粘ってしまいましたが、結局本気のバイトは得られず、どんどん潮位が下がってしまい万事休す。

この日はお昼でストップフィッシングとしました。

日が変わると、快晴微風の好条件ながら、バイトが渋い

さて、爆風の翌日。

天気が回復するとの予報だったので、午前中だけですが再度出撃してみることにしました。

満潮の時間が少し遅くなっているので、ほぼ満潮くらいのタイミングから釣りを開始します。

快晴微風で釣り日和の快適な状態。

水質はクリアなのと風が弱い影響で、かなり沖の方までボトムの状態が丸見えな状態です。

さすがにこの状況ではクロダイもシャローには寄ってこないかな?と思い、遠投ベースで釣りを開始します。

10gシンカーで、マグネットブレーキも極力弱くして、フル遠投ぶっ飛ばしで狙っていきますが、シャローフラットは反応無し。

そこで潮位が高いうちに、深場隣接のブレイクがある場所に移動して、水深がある状態のブレイクをチェックしていきます。

正直、このブレイクでバイトはあると確信していたのですが、確信に反してこの日はバイトが全くありません。

こんなハズでは・・・

と焦りつつ、キャストを広角射撃で繰り返しますが、思いのラインで全くバイトが出てくれません。

バイトが無いまま粘っていると、一気に潮位も下がってくるので更に焦る~

あまりにもバイトが無いので、潮位が落ち切ってしまう前に再度シャローフラットを狙ってみようと移動。

天気が良いので、シャローの水温は上がっている=魚の活性は上がっているだろうという想定です。

しばらくバイトが無いままの時間が過ぎますが、遠投した沖の方で岩か牡蠣瀬のようなハードボトムの手応えを感知したので、ズル引きから、軽く2回トゥイッチしてステイする誘い方に変えてネチネチ探ってみると~

誘ってステイさせた次のアクションの瞬間に

ゴンッ!

シンプルだけど重みのあるバイトをキャッチ!

そのままフッキングすると、バッチリとロッドに重みが乗りました!

ステイしていたワームを食おうか止めようか迷っていた魚なのかもしれません。

引きは上々で、グングンと頭を振って抵抗するその手応えはなかなかのもの。

バラシだけは勘弁して欲しいと祈りつつ、シャローまで無事に寄せてくることに成功してランディング完了。

引きの割にはサイズが?でしたが、気持ちのよいファイトを楽しませてくれた貴重なキビレに感謝です。

ちなみにワームはボリューム感が強みの【O.S.P. DoLiveHog SW 2.5in】の”タフコンシュリンプ”でした。

ナローゲイブが特徴の【JIJIJIJIJI ブリームオフセット #2】ががっちりと下あごにフックアップしてくれていました。

フックを外して早々にリリースし、釣りを再開。

この魚だけの少ないヒントではありますが、沖のストラクチャーとうことと、ステイを交えて誘うという2点を意識して釣りを続けます。

しかし、この時期の下げ潮は本当に早い。

あっと言う間に潮位が下がっていき、さっきまで水底だった場所もどんどん干上がっていくので、焦る焦る。

風が弱いおかげで終始遠投には困りませんでしたが、さすがに昼前には釣りを続けるのが厳しい状況まで潮位が下がってしまって遠投でのリカバリも不可能に。

ということで、ここでストップフィッシングとしました。

おまけ リーダーとワームに関する気付き

最後に、タックル関連で少し気付きがあるので書いておきます。

まず、リーダーです。

先般ご紹介した【DUEL 魚に見えないピンクフロロ】を使っているのですが、このライン、非常にノットがキマりやすいです。

フック部のノットについても、私はダブルクリンチノットが基本なのですが、12lbのフロロカーボンラインだと結び目を締め込む時にラインのごわつきが気になっていました。

なので、しっかり結び目の部分を濡らしておいて、力を入れて締め込むという作業を注意してやっていたのですが、それでもノットをチェックしてみると結び目がほつれてきたりして『危ない危ない』と思いことが時々ありました。

これは、自分の結び方が悪い(下手)なんだと思っていたのですが、【DUEL 魚に見えないピンクフロロ】を使ってみて感じたのは、結束部を軽くしめらせて締め込むだけでとても簡単にしっかりとノットが締まってくれるということです。

改めてメーカーさんの製品紹介を確認したのですが、どうも高分子量フロロカーボンを使っていることでラインの柔軟性が高いようです。

漁師さんなどが使う糸は非常に太いものまであるのですが、太くなっても結束時に不満を感じないよう柔軟性を高める仕様になっているようです。

地味なメリットに思えますが、正直、廉価版のフロロカーボンラインを使うとノット部が締め込みにくかったり、すっぽ抜けたりと使い辛さを感じていました。

そんな不満が完全に払拭される性能を実感させてくれていて、この点だけでも十分おススメしたいラインとして挙げることができる製品だと思います。

それと、ワームについてですが【O.S.P. DoLiveHog SW 2.5in】は素材が非常に柔らかいのが特徴・メリットですが、水中での動きを見ていると素材の浮力が高いのか?アクションさせた直後にワーム自体が”フワッ!”と浮き上がるような動きをしてくれます。

素材の軽さに加えて、頭部のフラスカートが水の抵抗を受けてブレーキのような効果を発揮していることも、この艶めかし”フワッ!”とアクションに繋がっているのではないかと感じます。

この日も明らかに止めていた時にバイトしてきたので、動かすことで違和感を感じてバイトしてくれない魚に対してはかなり効果が高いワームではないかと思います。

デザイン的に、大きな両腕と頭部のフラスカートが目立つので、水押しアピール力の方に目が行きがちですが、止めた時の自発的な動き(誘い)を利用することも、このワームを使いこなすためのポイントではないかと思ったので紹介してみました。

止めることで食わせの力を発揮できるワームは、意外と少ないのではないかと思います。

チニング Day-11 まとめ

と言うことで、厳しい環境の初日を経て、2日目に何とか本命をゲットすることができました。

ボトムチニングの魅力で、ワームに追従してきてヒットするというのも大きなポイントですが、ストップ&ゴーの使い方で、動かし始めた時に食ってきてくれるのもなかなかエキサイティングです。

いろんな誘い、そしていろんなバイトがあるのがチニングの面白く、奥が深いところですね。

この日は前日の気温&水温低下で活性が少し低かった感じですが、晴れの日が少し続けば水温も安定して上がってくれると思いますので、状況回復に期待です。

また、スケスケウォーターは釣りをしていて気持ちいいのですが、ことクロダイを釣るという観点では難しさが増すという大きなデメリットがあります。

水温が上昇し、プランクトンが発生して水質が悪くなってくれれば、もっと釣りやすくなるし、バイトも明確で元気なものになってくれると思います。

4月下旬~GW頃の状況が楽しみです。

あ、そうこうしている間に阪神間もバチ抜けのシーズンに突入ですね。

そうなるとイブニングフィッシングが楽しくなるので、また釣り方を変えつつ研究していきたいと思います。

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