皆さん、こんにちは!こんばんわ!
いつもこちらのブログを読んで頂き有難うございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
さて、今回は久々にクロダイの引きを拝ませてもらいましたので、その釣行記になります。
台風の影響で雨も多かっただけに、真夏と比べるとかなり状況が変化していることは意識していましたが、どのくらい変わっているのか?が確認できました。
また、最近調達した【がまかつ 触角フック】で結果が出ましたので、その使用感なども合わせてインプレさせて頂きます。
では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
ファーストポイントはリップラップエリア
この日は午前中いっぱいは何とか釣りができる予定となっていたので、まずはアプローチが簡単なリップラップエリアから攻めることに。
タイドグラフは満潮から下げなので水は動きそうで、条件は悪くないと判断。
実際、現地に着いてみると、北西からの風の影響もありかなり潮が動いている感じ。
少し沖には潮目のような変化も出ています。
潮位も下げていっている状態なので、まずは沖を中心に水の動くエリアに回遊してくる魚を狙うイメージで釣りを開始。
リグはフリーリグで、風の影響も考えて10gシンカー。
水の色もクリアでもなく濁っている訳でもないステインな感じだったので、汎用性の高い【O.S.P. ドライブホッグ SW 2.5in】の”グリーンパンプキンペッパー”を選択。
フックは、前回のDay-65で使ってみた【がまかつ 触角フック】を継続使用することにしました。
地形、潮目、ボトムの変化の情報を組み合わせてキャストを続けていきますが、イメージしている”ガツンッ!”とくるバイトはなかなか出てくれません。
リップラップの際まで探ってくると、時々小型のクロダイらしきバイトが出ますが、全くフッキングできそうな感じでもなし。
エリアの端から端まで気になるところはチェックしてみましたが、1時間ほどチェックを続けてもしっかししたバイトは出ず。
状況的にかなり期待をしていたのですが、これ以上時間をかけても結果が出ないと判断し、残りの時間を別のポイントに費やすことにしました。
水温が下がったシャローでマチヌがヒット
セカンドポイントは少し移動した湾奥サーフエリア。
潮位が中途半端に高いので、本命ポイントが狙えるか微妙でしたが、ダメ元でチェックしてみることにしました。
この日はウェーディングをするつもりは無かったのでウェーダーを持ち込んでいませんでしたが、クロックスだったのでそのまま膝くらいまで水に入って釣りを開始。
水に入ったところで感じたのが、8月と比べて水温が一気に下がっていること。
8月は外気温が高かったこともありますが、水に入ると気持ちいいくらいで、生ぬるい水温だったのですが、この日は”ヒヤッ!”とする感じです。
だらだらと長期間影響を与えた台風10号の影響で、沿岸部はかなり水温が下がっていました。
これならクロダイの適正水温に近いので、魚の活性も上がっているかも?と思いながらキャストを開始。
最初は根掛かりの多いロックエリアにリグを通してみますが反応無し。
【がまかつ 触角フック】が根掛からないことだけ確認できた感じ。
次に、少し狙いを変えて、遠投からのブレイク狙い。
そして、狙いを変えた1投目。
小さな前アタリ?のような違和感の直後
ココンッ!コンコンコン!
ガンッ!
前アタリのような反応があったとは言え、結構いきなりな感じのバイトでしたが、食い気があったのかしっかりフックまで食い込んでくれました。
巻きアワセのような感じになったので、そのままテンションを緩めないようにドラグ強めでグイグイ巻きます。
フッキング直後はおとなしく引っ張られている感じだったので、あまり大きく無いかな?と思っていたのですが、ある程度近づいてきてから釣られていることに気付いたのか?抵抗開始。
ブリーム特有の頭を振った時の抵抗感がそれなりのサイズであることを教えてくれます。
魚の抵抗が強くなったので、ラインブレイクを避けるために少しドラグを緩めてやり取りを継続。
何とか岸際まで寄せてきて、最後の抵抗をかわして無事にランディング。
キャッチしたのは、それなりに良いサイズのマチヌ。
縞模様がハッキリした、珍しい感じの体色ですがキビレではなくマチヌです。
【がまかつ 触角フック】が下顎にガッツリとフックアップしています。
それなりに食い気があったようで、何度もルアーに食いついているバイト感があっただけに、上顎やカンヌキに掛かっているかと思ったのですが、まさかの下顎フッキング。
これは針先が出ているストレートフックならではの掛かり方のように感じました。
また、オフセットフックではないのでワームの潰れは少しマシかな?と期待していたのですが、ボディがざっくりと裂けてしまって再利用できなくなってしまいました。
一見そのまま釣りができそうに見えますけど、結構ガッツリ避けてます。
素材の柔らかい【O.S.P. ドライブホッグ SW 2.5in】なので仕方ないですね(涙)
ワームを新しくセットして釣りを再開しましたが、その後は小型のクロダイのバイトが数回あっただけで本命バイトは得られず、予定していた終了時刻となったので撤収しました。
チニング Day-66 フックインプレ & まとめ
と言うことで、結構久しぶりとなるルアーでの本命ゲット釣行でした。
やはりブリーム、特にマチヌの引きはトルクがあってやり取りが楽しめますね。
キビレだと結構いいサイズでもすぐに浮いてきたりするのですが、マチヌはなかなか浮いてこず最後まで強烈に抵抗するところが、見た目は似ていても似て非なるところです。
ただ、今回ふと思ったこととして、前回のファミリー釣行でもマチヌ、今回もマチヌということで明らかに多いはずのキビレが最近ヒットしていません。
それほど数を釣っていない為だけなのかもしれませんが、そろそろ秋になってきたのでキビレの産卵行動と関係があるのかも?と思ってしまいました。
そして【がまかつ 触角フック】にインプレについてですが、正直、入手した時にはあまり高い期待は持っていませんでした。
実際に使ってみて評価できるポイントは2点。
一番の特長である根掛かり防止の為の触角ガードですが、シンプルな造りの割に驚くほどの根掛かり回避性能でした。
前回使ったイメージでは、平面でのズル引きにおいてはしっかり機能するけど、リップラップなどの凹凸の大きなポイントではどうかな?と思っていました。
しかし、今回は結構リップラップでも使いましたがフックが岩にスタックして取れなくなることは一度もありませんでした。
また、完全に根掛かりしなくても、岩などのハードストラクチャーには何回か軽くスタックはしているかも?と思い、釣りの後で針先をチェックしたのですが、触っただけでわかるようなフックポイントのダメージは確認できませんでした。
要は『フックポイントがほとんど岩などに接触していない=触角ガードがしっかりとカバーしてくれている』ことの証明かと思います。
針そのものの掛かりの良さについては、がまかつさんのトーナメントグレードワイヤーなので問題が無いのは当たり前。
と言うことで、改めてボトムチニングにおいて”使えるフック”であるとの確信を得ました。
■タックル情報
スピニングタックル
ロッド:オリムピック シルベラード GSIS-78M-LE
リール:ダイワ カルディア LT 2000HG
ライン:東レ ソラローム ルアーPE 0.6号
リーダー:東レ ショックリーダー スムースロック プラス 10lb
ルアー:O.S.P. ドライブホッグ SW 2.5in グリーンパンプキンペッパー