こんにちは！
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
冬チニングにおいて既に釣行記などで紹介しているアイテムと、それを使ったリグですが、ここ最近の釣行にてかなり驚きの根掛かり回避結果を出してくれているので、改めてピックアップしてみたいと思います。
とにかく、フリーリグでも根掛かり率が高いポイントにて10回近く使用し、その間で寝掛かりでロストしたのは1回だけという高成績。
ボトムチニングをする上では、根掛かりとの闘いがチニンガーの課題でもあるだけに、この実釣検証結果はかなり注目に価するかと思います。
では、簡単な記事にはなりますが、実釣結果を踏まえた内容となりますので、関心を持っていただけた方はお時間のある時にでも、最後までお付き合い頂ければ幸いです。
根掛かりしにくい理由について仮説検証
では、改めて今回するリグについて説明したいと思います。
【ザルツ ZALT’S キャロゴム】というアイテムを使う”ショートキャロ”になる訳ですが、自分的にはフリーリグの延長として捉えてますが、フリーリグではありません。
キャロゴムにシンカーを固定するので、当然ですがシンカーはフリーに動かすことができません。
しかし、特にボトムチニングにおけるフリーリグはシンカーストッパーでフック付近にほぼ固定するので、使用条件的にはほぼ同じではないかと思っています。
ただし、シンカーと”キャロゴム”をセットにすることで、”キャロゴム”が抵抗になって岩や牡蠣瀬の隙間にシンカーが落ちてしまうことが回避できているのではないかと思っています。
シンカーのラインアイ部分にはシリコン製の”キャロゴム”がセットされています。
一方で、フリーリグはシンカーストッパーでシンカーが大きく動かないようにしているとは言いつつ、シンカーのラインアイの部分はリーダーしか通っていないので、岩や牡蠣瀬にシンカーがハマる上で邪魔をする機能は持っていません。
ここが根掛かり率の違いに出ているのではないかと感じています。
実質、ハイシーズンでほぼリグを止めることなく巻くような釣り方でも根掛かりロストが発生するような場所で、冬チニングとして長めのステイ時間を取るような使い方をしても根掛かりをしたことはほとんどありませんでした。
障害物にリグがスタックした時にシンカーが障害物の間に落ちるところ、”キャロゴム”が障害となって落ちないようになっているのかと思われます。
”キャロゴム”について
改めて【ZALT’Z ザルツ キャロゴム】について紹介しておきたいと思います。
セット方法は、”キャロゴム”をラインにセットする前に先にシンカーをラインに通しておきます。
シンカーを通したら”キャロゴム”をラインにセット。
セット方法は、シンカーストッパーと同じ方法です。
セット時のポイントとしては、シンカーを”キャロゴム”にセットする際に簡単にはクビレのところまでシンカーのアイが通りません。
”キャロゴム”の細くなっている方を少し引っ張りながら、シンカーをラインの先に向かって押してセットしますが、ラインアイをゆっくり押して入れないと”キャロゴム”が切れてしまうので注意が必要です。
しかし、一旦セットできれば”キャロゴム”はシリコン製なのでズレは最小限にとどめることができます。
リーダーレスで使うもよし、リーダーを少し付けるもよし、リグを作り直すことなく釣り場で調整できるのがメリットになります。
なお、この製品のデメリットとしては、再利用ができない点です。
フリーリグで使うシンカーストッパーなら、フックをカットし、シンカーを外してしまえばシンカーストッパーはそのままでもタックルを片付けることができますが”キャロゴム”の場合はシンカーが邪魔になるのでカットしないと片付けることができません。
釣行の都度新しくセットしないといけないのが残念なところです。
ボトムチニング 根掛かり回避アイテム まとめ
と言うことで、個人的な使用感の話しになりますが、ボトムチニングの根掛かり回避アイテムについて書いてみました。
ボトムチニングにおいては根掛かりのリスクは避けられないところであり、根掛かりが煩わしくてチニングを辞めてしまう人もいるくらいです。
しかし、チニングの魅力は常々お伝えしている通り、バイトを引き出す為の攻め方のバリエーションも多いですし、ヒットした後の迫力のあるやり取りなど魅力満点の釣りになります。
根掛かりで困っている方には勿論”キャロゴム”をオススメしたいところですが、フリーリグに慣れてきて不満を感じている方も、是非試して頂ければと思います。
【追伸】
因みに、今回、私はZALT’Zの”キャロゴム”という製品を使っていますが、実質同じ製品だと思われるものとして【ラインシステム G7 G-SEVEN 直ゴム（ジカゴム）】というものがあります。
私はAmazonで探した時に、”キャロゴム”の方が安かったので”キャロゴム”を購入しましたが、どちらでも同じ用途で使えると思います。
準備されているサイズも「L」と「M」なので同じです。
