こんにちは!
前日は完全にやらかしたので、昨日は昼間の時間を悶々として過ごしました。
プチ遠征してアジを探しにいく事も考えたのですが、連続で通えないポイントにピンのタイミングで行ったところでどうなる?と自問自答。
こんな時は、複数人で出掛けて、一気に答え合わせをするのはアリかと思いますが、1人での釣行は効率が悪過ぎる…
という事で、直前まで迷いに迷って、思いっきり地元で壁ドンチニングをする事にしました。
決して易きを選んだ訳ではなく、今後のためにも新たなポイントを開拓しておく事も大事だと考えた為です。
結果は本編を見て頂きたいのですが、中々に苦労させられました。
ポテンシャルは有りそう。でも?
悩みに悩んで決めたファーストポイントは超地元のポイント。
私自身はナイトゲームでの壁ドンで釣れた試しの無い(2回ほど様子は見たことがある)ポイントですが、条件的に釣れないはずは無い場所なので、本腰を入れて探ってみることにしました。
ここ最近は夜の風が強く、釣りがしにくい状況ですが、ジグヘッドの重さを重めの2gにして釣りを開始。
風は向い風なので、横に流される厄介さは無いのですが、PEラインを使っているだけにしっかりラインコントロールをしてやらないとラインが護岸に引っかかります。
満潮近いので、イガイなどの危険な障害物は水中なのですが、PEラインは傷に弱いので非常に気を遣いつつのアプローチを続けます。
水深的には6m前後という感じでしょうか?
潮も動いていることと、ボトムに何かがある訳でも無さそうな場所なので、魚は中層あたりに浮いているだろうと想定し、後はレンジを微調整して探ってみますが、おさわり一つ無し。
ババタレのちょっかいも無し。
1時間近く辛抱の釣りを続けましたが、あまりのノー感じにノックアウト。
居るはずなんだけどな~と思いつつ、結果が出せない自分に歯がゆい思いを抱きつつ、ファーストポイントを後にしました。
レンジだけがポイントではなかった?
さて、失意に打ちひしがれながら移動した先は、壁ドンで実績はあるポイント。
しかし、少し前に来た時は濁りのせいか?水潮の影響か?全く反応が無かった場所でもあります。
まずは、魚の居るレンジを確認すべく、浅いレンジから探っていきます。
一通り探ったところで無反応!
ダメな日はあがいてもダメなのか・・・
少しレンジを下げて折り返していきますが、それでもダメ。
更にレンジを下げると~
コンッ!
来た!!
しかし、フッキング後の手応えは極軽!!
上がってきたのは~
ガッチャン (^^;;
やはり、ボトムに近づくとこの子が反応してしまいますね。
サイズはまぁまぁなので、嬉しい外道ですが、外道に変わりはありません。
とりあえず、記録を撮って海に帰ってもらいました。
浮気心に火がついて、再度ボトム近くを探ってみることに。
すると、少し移動した先で~
トンッ!
またも軽快なバイトが!
やはり安定のガシラですね。
なんて釣り人に優しい魚なんでしょうか。
ガシラだけは本当に裏切りませんね。
バイトに飢えていた私を癒してくれる、嬉しい1匹でした。
このガシラの釣果で帰ろうかと思ったのですが、もう少しだけ粘ってみようと新しいワームをセットして釣りを再開します。
更に、ワームをセットし直すタイミングで、ジグヘッドの重さも変更してみることに。
風も少し弱くなってきていたので、敢えて軽くしてみました。
【土肥富 オッズ Odz ミドスペショット 1/20oz】に、【ダミキジャパン バンザイ太郎 2in】のセット。
自分の中では絶対の自信があるリグです。
フォールがスローになるので、更に釣りのテンポは落ちますが、何かを変えていかないと状況は打破できないし、これでダメなら諦めようと決めました。
そして、先ほどまで探っていたラインを改めて流し直します。
すると、しばらくして、落とし始めた直後くらいに違和感をキャッチ。
そこでリグをそれ以上落とさずに、しつこく誘ってみると~
ココッ!グ~~~~
しっかりと持っていくのを確認してからフッキング!
ドンッ!
来た~~
今度は本当にキタ!
フッキング直後は一気に潜り、緩めのドラグが出されますが、ラインの限界を意識しながら指ドラグで補正。
すると、今後は一気に浮いてきて水面で
バシャッ!!
ルアーがスッポ~~~ン!!
マジかぁ~~
釣れている時ならまだしも、この状況でバレるか??
ってか、バラすか、俺??
千載一遇のチャンスを逃してしまいました。
決してフックは悪くありません。
恐らく、歯の硬いところに掛かってしまったのかと思われます。
チニングで水面バシャバシャでバレることはほぼ無いので、完全に自分のミス。
後悔先に立たずですが、完全にやらかしてしまいました。
失意のドン底に沈みつつ、敗北を認めて帰ろうかどうしようか迷いますが、タイドが下げに入った感じで良い感じに動き始めていたので、もう少しだけ続けてみることに。
今の魚は完全に表層近くだったので、浅いレンジを意識して探りますが、その後は反応無し。
ダメだぁ・・・
と諦めつつ、気になる地形の変化ポイントだけチェックして帰ろうと思い、水面から順に探ってみます。
徐々に落としていき、釣れる自信が持てるレンジまで来たなぁ~と思っていたタイミングで~
グンッ!!
来た??
半信半疑でフッキングすると~
ドンッ!!
久々の良い手応え~~~
今度はバラさないように慎重にやり取りします。
やり取りを開始して、改めて引きの強さを実感。
この日はメインラインが【東レ ソルトライン®アジングPE 0.5号(6.5lb)】にリーダーは【東レ バウオ®エクスレッド 8lb】なので無理はできません。
最初はひたすら手前の足元に突っ込むので、ロッド操作で何とか沖に引きずり出します。
手前がダメだとわかると、今度は沖に走ったので、うっすらと魚影が目視できます。
距離があるので正確にはわかりませんが、なかなか良いサイズの銀輪が視界に入ります。
ラインブレイクとフック折れに注意しつつ、無理せずに魚の体力が弱くなるのを待ちます。
水面まで浮いてきたかと思うと、大きく暴れてまた下に潜る。
我ながら手に汗握る攻防で、ようやく大人しくなったところで、一気にネットにねじ込んでキャッチ成功。
ランディングネットのフレームを優に超えるサイズ。
フックを外そうとリグをチェックすると、バッチリ口の中のサイド部分にかかってくれていました。
少し落ち着いてサイズを測ってみると、もう少し大きいかな?と思っていたのですが、42cmでした。
まぁ、それにしても釣果に飢えていただけに嬉しい1匹であることに変わりはありません。
しっかり写真に収めさせてもらい、海に帰っていただきました。
しかし、キビレの引きは楽しい。
チニング Day-15 まとめ
と言うことで、最後の最後で何とか苦労が報われた釣行でした。
最後の最後に魚が反応するレンジが何となく見えてくれて本当に助かりました。
その一歩手前で帰っていれば、次に繋がる収穫は何も得られずに終わっていたところでした。
やはり、釣りは最後まで諦めてはいけませんね。
粘っても何も出てこない(得られない)ことも多々あるので、粘るのが正解かどうかは私にも確信はありませんが、良い情報も悪い情報も、少しでも長く釣りをすることで得られるのは事実だと思います。
試行錯誤して結果が得られなかった時のショックは甚大ですが、逆に何かを得られた時の満足感は計り知れませんね。
釣りにはいろんな条件が重なるので、何が良かったのか?悪かったのか?は想像の域を超えない部分はあるのですが、それでも仮説を立てて実釣し、結果の評価をするのは釣りの楽しみの一つだと思います。
最近の考えとして、キビレは居れば反応してくる、と甘く見ていたのですが、エリアを絞り込む・レンジを絞り込むなど、1匹の魚に辿りつく道のりは決して楽では無いことを再認識させられています。
経験に基づく仮説に沿って絞り込み、そして強烈なファイトを楽しむ。
キビレゲーム、改めて向き合う感じで、今後が楽しみです。
<参考>タックルデータ
ロッド:Fishman Beams inte 7.9UL
リール:シマノ 17カルカッタコンクエスト BFS HG + KTFフィネススプール
ライン:東レ ソルトライン®アジングPE 0.5号+バウオ®️エクスレッド 8lb
■東レ ソルトライン®アジングPE
ディープピンクのラインカラーはなかなか見やすくてオススメです。