チニング

【チニング】Day-69 シャローのマチヌ攻略

皆さん、こんにちは!こんばんわ!

いつもこちらのブログを読んで頂き有難うございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。

前回の記事に続き、今回もチニングの釣行記になります。

9月中旬にして熱中症警戒アラートが出るような状況で、実際、釣りをしていても短時間でも耐えがたいくらいの暑さでした。

ウェーダーを履いての釣りは要注意です(^^;

また、連続のチニングではありますが、Day-68とは全く違った内容での釣りとなりました。

決して、この展開を予想して出撃した訳ではないのですが、いつも言っていますが『フィールドに出れば何かが得られる』という感じの釣行でした。

まさに次回につながる展開というところでしょうか。

では、その内容について書いてみたいと思いますので、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。

シャローにウヨウヨ、マチヌ天国

今回の釣行は湾奥シャローエリア。

釣行のタイミングは干潮から少し上げ始めたくらいですが、まだまだシャローの岩などが露出しているくらい全体的に浅い状態。

水質は前日と変わらず非常にクリアな状態です。

少し話しが前後しますが、この日のタックルはスピニングタックルを選択しました。

前回の釣行Day-68では”リコリス”で釣果を上げていたので、連続で使ってみることも考えたのですが、何となく、この日は小型のプラグなんかも使うかも?と思い、軽量ルアーが扱いやすいスピニングにしました。

まずはフリーリグをセットしてポイントに入り、まずはフィールドの状況をチェック。

潮位はかなり低く、目の前のシャローでは少し沖の方に沈んでいる岩なども目で確認できるくらいの状態。

そんなボトムをチェックしていると、2匹~3匹の真っ黒なクロダイ(マチヌ)がウロウロしているのを発見。

フリーリグを投入するには根が厳し過ぎる場所だったので、一旦狙わずにスルーして他の場所をチェックしていくと、あちこちにマチヌがうろついているのを発見。

シャローがマチヌだらけの状態です。

そこで、既にセットしていたフリーリグを外して”チヌスト”用のジグヘッドリグにチェンジしました。

見えている魚を直接狙うと逃げてしまうので、遠投してから魚がウロウロしているエリアにリグを通していきます。

リグにチェイスしてくれればチャンスはあるかも?と思ったのですが、ジグヘッドに反応を示してくれる魚がいません。

カンカン照りで風もほとんどないので、魚のやる気スイッチがOFFになっている感じ。

『また今日も見えチヌに翻弄されて終わるのか・・・』と思いつつ、とりあえずリグをチェンジしてみることにしました。

ピクローの表層引きでマチヌがバイト

見えチヌを諦めて沖をフリーリグでチェックするかどうか?迷ったのですが、これだけ魚が見えているのだから、もう少し狙ってみることにしました。

ペンシルベイトなどのトップウォータープラグも意識しつつ、まずは近距離戦をやってみようと【O.S.P. ピクロー】をセット。

これをボトムに岩などが薄っすら見えるエリアに通していきます。

ルアーを小刻みにアクションさせつつ、フィールド全体をチェックしていると”ピクロー”が通っている岩の上で

モワッ~

水が大きくヨレるような状態が目に入りました。

ん?水面に出た?

と思った次の瞬間、ロッドに重みが乗りました。

ルアーは水面直下を通していたので、水面に派手なバイトシーンが出ませんでしたが、水面直下でバイトしたようです。

ロッドから伝わる重量感はかなりのもの

しかも、周囲はフジツボの付着した岩だらけなので非常に危険!

しかも、使っているルアーは”ピクロー”なのでフックが頼り無く、あまり強引なやり取りはできません。

この日はスピニングタックルだったので、やり取りのテンションはドラグに任せ、魚の動きを注視しつつランディングが安全に行えるエリアにゆっくりと誘導していきます。

途中で岩にラインが擦れそうになる危険なシーンもありましたが、何とか魚の誘導に成功して無事にキャッチすることができました。

陸地はどこも日に焼けてフライパン状態なので、シャローの水があるエリアで魚をキープすることに。

少しお腹は痩せているようにも見えますが、全体的に黒味を帯びた堂々たる魚体。

年無しにギリギリ届いているか?と思いましたが、40cm後半といったサイズでした。

とにかく暑いので、写真を撮ったらすぐにフックを外してリリース。

まだ反応する魚がいるかも?と思い、すぐにシャローに沈み根がからむような場所に”ピクロー”を通していくと、数投目に

ボワ~~ン

また、音も無くルアーが持っていかれました。

今度もフッキングが決まりファイト開始。

完全なトップウォーターはミスバイトも多いようですが、サブサーフェスなのでバイトのミスが出にくい感じです。

この魚もいい引きをして楽しませてくれますが、少しサイズダウンか?

何とか安全なエリアまで魚の誘導に成功して無事に2匹目をキャッチ。

十分納得できるサイズのマチヌでした。

”ピクロー”であっさりと2匹ゲットできたので、この日はプラグでもっと反応を引き出せるかも?と思い、更にプラグ攻めの展開を続けることにしました。

シャローの魚はニュートラル?

まだフィールド全体の水深は浅いので、遠投して水深のある沖から手前のシャローを狙ってみようと考え、飛距離の出るトップウォータープラグを選出。

クリアウォーターに強いイメージの【ダイワ シルバーウルフ ラフトリック 90F】の”半々ピンク”と、【ジャッカル ブリーカー トッピー67F】の”ピンクバロット”

どちらも飛距離は抜群に稼げるので、沖に遠投しつつ手前のシャローまで丁寧に探れます。

ブレイク周辺で”ドバンッ!”と出てくれないかな?と期待しつつキャストを繰り返しますが、簡単にはトップに出てくれません。

『魚が居ないのかな?』と少しキャストを止めてチェックしてみると、これが結構な数のクロダイがウロウロしているのです。

完全にニュートラルでルアーに関心を示してくれません。

そこで、少し場所を休ませてみようと思い、フリーリグを試してみようといつも立ち込んでいるエリアに移動してみると~

まさに、普段自分が立っているくらいのところに数匹のクロダイが!

サイズは少し小さそうにも見えますが、40cm前後くらいはありそうな魚がシャローをフラフラしています。

うかつに近寄ったので、こちらに気付いて魚は逃げてしまいましたが、広いシャローエリアの中でも特に浅い側にも魚が挿しているかも?と思い、いつもはあまり狙わないくらい浅いところまで5gの軽めのフリーリグでチェックしてみます。

こちらの存在が伝わらない遠くのポイントで食わせようと、岸に平行にキャストしつつ水深50cm前後くらいの浅瀬をチェックしていきます。

反応が得られないので、少しずつ移動してみると、明らかに先ほどリグを通したはずのところで数匹のクロダイを発見。

『フリーリグ、無視されてるやん・・・』

関心はボトムではないのか?完全に思考が迷宮入りしてしまいました。

何をすれば反応するのかを知りたくて、もう一度リグをチェンジして【O.S.P. ピクロー 67F】でシャローをチェックしてみます。

これで釣れれば、この日は”ピクローの日”という整理にしたいと思っていたのですが、”ピクロー”にバイトはしてくれません。

『ハッキリ言って、ムズイ!』

手持ちのアプローチはほぼやり尽くして万事休す。

しかし、先の2匹がサブサーフェスでバイトしてきるので、スローシンキングのルアーでもうひとつ持ち込んでいるルアーがあることを思い出しました。

【ボトムアップ ジョリー】

最後の期待を託して”ジョリー”を投入します。

小刻みにテンションを加えて水中で首振りをさせるようにアクションさせてみますが、バイトもチェイスもなし。

それでは?とスロー~ミドルリトリーブで水面直下をストレートに引いてみると、2匹のクロダイがルアーについてくるのが見えました。

しかし、距離感が遠い・・・

しかも、チェイスする距離も短い。

1匹がチェイスを止めると、もう1匹もチェイスをやめて戻っていってしまいました。

『仲の良いことで・・・』

ルアーを通すラインを変えていけばバイトさせることができるトレースラインがあるかもしれないとは思いつつ、そろそろこちらの体力の限界が来ました。

浸水している訳ではないのにウェーダーの中は汗でびしょびしょ。

短時間と決めていたので飲み物も持ち込んでおらず、体調のことも考えて、この日はここでストップフィッシングとしました。

チニング Day-69 まとめ

と言うことで、何とか久々にプラグでゲットすることができました。

釣りを開始するまではあまりプラグの釣りは意識していなかったのですが、スピニングタックルだったこともあり、常備している”ピクロー”で仕留めることができました。

とりあえず、あまり決めつけずにいろいろなルアーを持ち歩くことも大事ですね。

ライフジャケットのポケットはめっちゃかさばりますけど(^^;

しかし、今まで立ち込んでいたエリアでクロダイを目撃したことは反省にもつながります。

こんな浅瀬に居ないだろうと決めつけてジャブジャブと立ち込んでいたのですが、それで魚を散らしていたかもです。

改めて、シャローも大事にして釣りをしないといけないと勉強させられた釣行でした。

反応してくれる個体は多くは無いものの、シャローにクロダイがいることは十分確認できたので、引き続き攻略法を考えていきたいと思います。

そういえば、シャローで試したい”あのルアー”もようやく届いたことですし!

■タックル情報
スピニングタックル
ロッド:オリムピック シルベラード GSIS-78M-LE
リール:ダイワ カルディア LT 2000HG
ライン:東レ ソラローム ルアーPE 0.6号
リーダー:東レ ショックリーダー スムースロック プラス 10lb
ルアー:O.S.P. ピクロー67F

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