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【2017年 新製品情報】ダイワ 17イージスが面白い

こんにちは!

いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。

NABRA Chase Fishing GONTA です。

この時期、各社から新製品のリリース情報が立て続けに聞こえてきますが、そんな中で気になる製品を見つけました。

【ダイワ 17イージス】です。

私もバス釣り時代に、当時の【ダイワ 08イグニス 2004】との併用で初期型イージスを使っていたのですが、イグニスの下位機種で廉価版だけど結構使えるリールという印象がありました。

しかし、フレッシュウォーター用のリールはソルトで使うには少々気が引けるので、ソルトでのライトゲームをするようになっても、あまり関心を持って見ていませんでした。

しかし、しかし、今日【ダイワ 17イージス】のスペックを見て、MONOセンサーのアンテナがピコン!と跳ね上がりました。

イージスの前モデルは13イージスからマグシールドが導入されいるのですが、17イージスも当然のようにマグシールド搭載です。

20170207_1

とにかく、軽い!

仕様は以下の通りです。

2000番が最小モデルなのですが、2000番のボディにして驚愕の170g!

13イージスは190gだったので、20gの軽量化を実現しています。

ハイギアモデルでも重量は同様です。

因みに
【ダイワ 15イグジスト 2003C】で170g。
【ダイワ 15イグジスト 2003H】で180g。
【ダイワ イグニス TYPE-R 2003H】で180g。
【ダイワ 17スティーズ TYPE-Ⅰ(2000番相当)】で168g。
【ダイワ 17月下美人EX 2004】で170g。※1003は165g。

これを見ると、170gと言うのが如何に軽いかと言うことがわかっていただけるかと思います。

マグシールド搭載でソルトで使っても問題無いのであれば、ライトソルトゲーム用リールのベース機としてはお釣りがくるくらいの感覚になれるリールではないでしょうか?
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因みに、17セオリーがベースになっているようですが、17セオリーと比べてみると、17イージスの方が5g軽いことがわかります。

それぞれの仕様を見ていると、どうもこの重量差はスプールの違いのような感じです。

17イージスの方がスプールを肉薄にしているようで、そこで軽量化を図っているようです。

その他はギア比なども同じなので、巻取り長も当然同じです。

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ラインローラーはフロロ専用の【ABS-R】搭載

ライトゲーマーの私的には、ラインローラーは拘りの部分なのですが、17イージスはラインローラーにも魅力有りです。

17イージスはバス釣り用のリールなので、使用ラインは細いフロロカーボンラインが前提。

なので、ラインローラーはフロロカーボンライン専用設計の【ABS-R】が導入されています。

私が使っている【M.T.C.W. 零】も基本的な考え方は同じで、ノーマルのラインローラーよりもローラー部分の傾斜を少しキツくして、ラインの捕まりが良いように設計されているのが【ABS-R】です。

ナイロンラインなどの柔らかいラインは比較的ラインローラーでつかまり易いのですが、フロロカーボンラインやエステルラインなどの硬いラインはラインローラーの溝につかまりにくく、結果、ラインローラー部が十分な仕事(回転)ができずに糸ヨレが出てしまうということになります。

【ABS-R】はそのようなライントラブルをより未然に回避できる性能を備えているのです。

まぁ、ラインローラーを交換して使う人にはメリットにならないかも知れませんが、ノーマルで使うのであれば、フロロカーボンラインの糸ヨレ防止機能には確実に効果の高い【ABS-R】の適用は嬉しい限りです。

価格も魅力的

価格については、位置づけがミドルクラス機種なので、めちゃくちゃ安くもありませんが、性能と比較して考えると十分な魅力があるのではないでしょうか?

価格も定価ベースで33,000円なので、実売価格は26,000円~27,000円あたりではないかと思われます。

因みに、【ダイワ 15イグジスト】はオークションでもいまだに4万円台後半~5万円台。

【ダイワ 17セオリー】では、2004番で定価30,500円。実売価格で25,000円(税込)くらいです。

複数台を持ちたい方や、いろんなパーツはサードパーティで揃えたい方にとっては、ボディや基本性能は上位機種並の17イージスは、絶好の対象ではないかと思われます。

私も、もう少し早く知っていれば、15ルビアスではなく、17イージスで良かったかな?と感じています。

メーカー指定の対象魚は重要では無い?

最後に、リール選びにおける考え方の話しを少し書いてみたいと思います。

普通誰でも、リールを見る時にはカテゴリーに影響されてしまいますよね?

例えば、シーバスアングラーなら、ダイワのブランジーノという言葉(イタリア語のスズキ)や、シマノのエクスセンスと言うブランド名。

対象魚別に設定されているブランドは非常に多いのが実情です。

一方、汎用モデルと言われるカテゴリーもあります。

シマノで言うと、ステラ・ツインパワー・ヴァンキッシュ・ストラディックなどは対象魚を選びません。

ダイワで言えば、イグジスト・セルテート・ルビアス・セオリーなどが比較に挙げられると思います。

しかし、独自ブランドとしてラインナップされている製品も、汎用モデルと言われている製品も、リールのサイズや性能的には被る(重なる)ものが多く、どちらがどう良いのか悪いのか?迷ってしまいますよね?

確かに、魚種(ターゲット)を特定しているリールは、その魚種を狙う釣りのスタイルによりマッチした製品がラインナップされているのは事実です。

それは、リールの番手(サイズ)であったり、ギア比であったりします。

しかし、実際に釣りをしてみると、リール性能の違いで釣りのし易さが大きく左右されるケースは比較的少なく、その差は人間が慣れなどで吸収できる範囲であることが多いのではないかと思っています。

なので、私の最近の感覚としては、性能面(ソルト仕様かどうか等)さえ意識していれば、自由に使い回しをしても良いと思っています。
この性能面さえも、メンテナンスという対応で十分克服できる範囲であるとも感じるくらいです。

実例としても、アジングなどではダイワのトラウト用リールのプレッソなどを流用している方も多いですし、ある程度のメンテナンスを意識しておけば大きな不具合は出ないのが実情です。

逆に、ライトソルトゲーム用のリール(ソアレや月下美人など)で、スモールマウスバスなどを細いフロロカーボンラインで狙うのも大いにありではないかと思います。

と言うことで、話しが長くなりましたが、ここで言いたかったのはネーミングやブランドに影響されるのではなく、個々のリールの基本的な性能・仕様を見て選べば、実釣にも影響は出ないし、好きなカラーやデザインのリールが使えるし、場合によっては価格面でも割安の機種で釣りが出来る可能性もあるというお話しでした。

なので、繰り返しになりますが、ライトソルトゲーム用に17イージス、選んでみても面白かったな、と思っています。ライトソルトゲームにおいて、この軽さは魅力です。

因みに、13イージスでも良いなら、かなり安く買えますね (^^
20g差をどこまで気にするか?次第ではないかと思います。
■ダイワ 13イージス

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ダイワ 13 イージス 1003RH
価格:18954円(税込、送料無料) (2017/2/10時点)

と言うことで、今後は私自身も、もっと視野を広げて“釣具”を見ていきたいと思います。

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