こんにちは!。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
全くもって不甲斐ない結果に終わった週末でしたが、霞ヶ浦ではJB TOP50の第4戦が開催されていました。
第3戦までの結果としては、三原選手がTOPを走る状況でしたが、第4戦でその構図は変わるのか?が注目の試合でした。
暫定2位には、昨年度のTOP50でも年間2位となっているゴールデンルーキーの藤田選手が控えています。
では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
初日は3kgオーバー続出でスタート
状況的に霞ヶ浦水系は厳しいようで、プラクティスの状況を見てもなかなか魚に触れることが難しい状況のようでした。
スタート時点の写真では風の影響もほぼ無く、夏の影響が色濃く残っていることを考えると厳しい環境のように見えます。
<出展:JB/NBC>
そんな中、イマカツ&東レの南選手が4,770gでTOPに立ちました。
厳しい状況下での素晴らしい結果です!
そして、男前です!
<出展:JB/NBC>
2位も4kgオーバーで髙山選手。
その他、3位にはプリンス小野選手。
ナイスフィッシュですね!
<出展:JB/NBC>
そして、4位には年間暫定2位の藤田選手。5尾で3,662gも見事です。
<出展:JB/NBC>
しかし、注目の三原選手は1尾のみのウェイインで31位。
このままでは予選通過が厳しい順位であり、万が一予選落ちとなるとポイント的に大きなビハインドを背負ってしまうことになります。
FaceBookなどにアップされていた情報では、やはりミスフィッシュが多かったようで、決して魚を見失っている訳ではない感じ。
この日の結果は結果として、Day-2に期待というところです。
さすがの霞ヶ浦もDay-2はウェイトダウン
そして予選最終日のDay-2
初日好調だった選手は決勝を意識して少しでもウェイトを伸ばしておきたいところ。
また、初日厳しかった選手は予選通過を賭けて大事な一日になります。
2日目もスタート時は穏やかな湖面。
<出展:JB/NBC>
釣りはし易いのですが、魚の活性が上がらないので選手としては厳しい状況と言えるかと思います。
初日に好位置に付けていた藤田選手も確実に魚を獲っているようです。
<出展:JB/NBC>
実際、私も何度も霞ヶ浦水系で釣りをしていますが、フィールドが広大で狙いを絞るのが難しく、ホゲっても何ら不識ではないフィールドだけに、確実に釣ってしまう辺りが素晴らしいの一言です。
そしてDay-2の帰着。
初日もそうですが、お昼を過ぎると確実に荒れる霞ヶ浦が確認できます。
<出展:JB/NBC>
これ、結構荒れてますよ。
アルミボートだと怖いレベルかと思います。
Day-2を制したのは、実力者の福島選手。
5尾をしっかり揃えてきて、3,694gという好ウェイト。
実力者の貫禄が溢れてますね (^^!!
<出展:JB/NBC><出展:JB/NBC>
これで余裕の予選突破ですが、初日のスコアが非常に厳しかっただけに、最終日のウェイト戦では厳しさが予測できます。
その他は、初日の上位陣が崩れており、初日8位だった前田選手が2日目は2位に入り、ウェイトのリードは大きくないもののトータルで首位に立ちました。
<出展:JB/NBC>
前田選手はTOP50のルーキーイヤーだけに大活躍です。
昨シーズンの藤田選手を思い出させてくれます。
そして、個人的に期待しつつ心配もしていた三原選手は2尾で1,494gで単日の18位。
<出展:JB/NBC>
大きくジャンプアップとはなりませんでしたが、トータルポイントで26位となり、しっかり予選を通過してくれました。
とことん崩れないところが素晴らしいですね。
強靭な精神力が発揮された結果かと思います。
ライバルの藤田選手は順位を落とすも13位に踏みとどまり、トータルポイントで4位。
<出展:JB/NBC>
ウェイト順でも4位で最終日に駒を進めることとなりました。
こちらも、若いのに凄いの言葉以外浮かんできません。
ベテランの小野選手は2日目もしっかり釣ってこられていて、単日で9位。トータルで3位となり、最終日は若手とベテランの激突という展開になりました。
最終日は時間の短さに加えて台風の影響が!
予選突破の上位30名で競われる決勝、最終日。
この日もスタート時は非常に穏やかな湖面でしたが、台風15号が接近してきていた影響で、途中からローライトコンディションになっています。
<出展:JB/NBC>
同じ頃、関西で釣りをしていた私は灼熱にやられていた訳ですが・・・
広大なフィールドとは言え、さすがにTOP50メンバーに叩かれまくったフィールドが釣れやすい訳もなく、更にウェイト的には厳しい結果に。
単日TOPでも3kgを超えない状況。
決勝のTOPウェイトは今泉選手で、試合時間が短いにも関わらず、アプローチに時間のかかる霞ヶ浦本湖で勝負されたようです。
<出展:JB/NBC>
そして、そして、注目なのは三原選手と藤田選手。
2日目まで波に乗りきれな感じの三原選手でしたが、最終日は実力を発揮して単日2位のウェイト!
<出展:JB/NBC>
これにより、総合順位も16位までアップすることに成功しました。
一方の藤田選手もしっかり釣ってきて、最終日単日で3位の成績。
<出展:JB/NBC>
よ~釣りますね!!
その他、沢村選手や小野選手などのベテラン勢も2kgオーバーのウェイトで順位を上げてくる中、ルーキー前田選手は8位。
全体的にウェイト差がほとんど無い状況だったため、2日目までの600gのリードを活かし、堂々のTOP50発優勝を飾ることとなりました。
緊張の最終日だったと思いますが、とにかくしっかりと釣ってこられたことに拍手です!
<出展:JB/NBC>
JB TOP50 第4戦 霞ヶ浦水系 まとめ
ということで、2019年TOP50の第4戦が終了しました。
今年は誰か一人が圧倒的に強いという訳ではなく、毎回上位が入れ替わる面白い大会が続いています。
年間順位についても、第3戦までは三原選手が頭一つ飛び抜けているかな?という感じでしたが、暫定2位の藤田選手も崩れないどころか安定的に上位に食い込んでいるので、ポイント戦はいよいよ激戦になってきました。
今回の結果は、あわやTOP入れ替わりか?というところでしたが、三原選手がギリギリリードを守っています。
しかし~、その差、なんと3ポイント!
簡単にひっくりかえってしまう差まで詰まってきました。
年間第3位は小森選手ですが、ここまでの差となると22ポイントあるので、ここまでのTOP2名の安定度を見るとなかなか大どんでん返しは厳しいかな?という感じです。
最終戦は福島県の檜原湖。
言わずと知れたスモールマウスレイク。
因みに、2018年シーズンは、第5戦の最終戦が霞ヶ浦であり、9月に開催された第4戦が檜原湖でした。
ここでの結果を見ると~
<出展:JB/NBC>
三原選手は第3位入賞!
藤田選手は第5位入賞!
この二人、ヤバイですね。
三原選手がサイトの名手なのは重々承知していますが、藤田選手も確かサイトは得意だったはず。
ラージ狙いのサイト戦が年間の勝負の行方を決めるかもしれませんね。
とにかく、スモールマウスレイクでのラージマウスはキッカーになりますので。
そんな最終戦まで、目が離せない今年のTOP50です!
追記 上位入賞者のタックル関連
最後の最後に、上位入賞者のタックルをチェックしておきたいと思います。
さすがに霞ヶ浦水系ということもあり、皆さん、ベイトフィネスタックルがメインになっているところは共通した特徴という感じですね。
水深が浅いエリアであることから、ベイトフィネスをメインに、巻きモノ系で更にベイトタックル、というタックル構成が目に付きました。
藤田選手と小野選手以外は、ストレート系ワームのネコリグがタックルに含まれている感じです。
また、ネコリグもシャローのカバーや杭撃ちがメインなだけあり、マス針のチョンがけではなくオフセット状態でのセットが目立っていました。
私自身、ネコリグでのオフセットはまだ未体験なので、少し意識して導入してみたいと思います。
と、まぁ、全体的には意外性は低いタックルが多い感じでしたが、その中でも少し興味を覚えたのは、藤田選手のワーム群。
どれも見事に、モジャモジャの毛と言うか足と言うか、が備わっています。
フィールドサイドのサイコロラバー。
ベースは何の変哲も無い直方体のワームですが、形というよりモジャモジャに効果がありそうですね。