こんにちは!
いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
釣りだ、映画だと記事にしたいネタが多く、なかなか着手できていなかったJB TOP50 桧原湖戦ですが、すでに結果も出揃っておりますので旬を逃さない為にも本日2つ目の記事をアップしたいと思います。
前回のDay-1の記事で、過去の桧原湖戦の実績を少し分析してみたのですが、やはり伸び代が大きな若手選手に軍配が挙がったという感じでしょうか。
個人的には超一押しで応援していた三原選手が残念な結果になってしまいましたが、日毎に面白い展開になっています。
では、Day-2から順に見てみたいと思います。
初日はTOPの三原選手以外は団子状態でした。
JB公式サイトにアップされるtwitterのリアルタイム投稿を見ると、ノンキーはいくらでも釣れるという感じ。
しかし、初日の結果を見ると2kg以上は釣らないと30位には入れない状況。
単純計算でアベレージ400gは無いと最終日に生き残れないということです。
魚のコンディションにもよりますが、だいたい25cmのキーパーギリギリで200gあるかどうか、と言う感じですからキーパーギリを揃えて持ち帰っても何も意味もない状態です。
そんな中、初日のTOP5の選手でウェイトを落とさずにまとめてきたのが小林選手。
初日3,388gで3位でしたが、2日目も3,288gで単日5位のウェイトを持ち帰り、トータル6,676g。
予選のポイント2位で決勝にコマを進めました。
<出展:JB/NBCホームページ>
一方で、初日余裕のリードの三原選手は2日目もきっちり3kgをキープ。
単日では8位ですが、トータルウェイト8,112gと一人だけ8kg台をマーク。
2日のポイント合計では93ポイントとなり、安定感抜群の小林選手に1ポイントかわされるも、重量ポイントで小林選手に1ポイント差をつけたことで合計193ポイントとなり、小林選手と同ポイントのTOPタイで決勝進出となりました。
決勝に進んでしまえば、何度も書いていますが総ウェイト勝負。
1,400gの差は三原選手にとってみると非常に有利なアドバンテージに見えます。
<出展:JB/NBCホームページ>
この時点では、多くの人が三原選手の初優勝と読んだのではないでしょうか?
また、この二人の影に隠れつつ、例のあの選手が浮上してきていました。
青木大介選手です。
2日目に3,516gと単日で3位となるウェイトを持ち帰り、予選を5位で通過してきました。
<出展:JB/NBCホームページ>
ウェイト的に混戦であるのはわかっていながらも、初日17位から5位までのジャンプアップはさすがとしか言いようがないですね。
その他、初日の上位陣としては、初日2位の川口選手が何としたことか2,302gで単日32位という結果となり、予選結果としては13位まで大暴落!
初日4位の西川選手は、何とか3kgオーバーを持ち込むも単日12位の成績。
他の選手が激しく変動する中で何とか予選4位をキープし、決勝に繋げることができた感じでした。
<出展:JB/NBCホームページ>
しかし、過去成績を見ると、西川選手は桧原湖にて上位入賞経験を持っていますし、何よりも昨年の桧原湖戦は予選TOPで通過しつつ優勝を逃しています。
しかし、TOPの三原選手とのウェイト差は1,732g。
最終日は上をにらみつつも、逆に急転落しないようにするゲームメークも求められる難しい展開になったのではないかと見ていました。
そして、私の地元の期待選手、青木哲選手ですが2日目は3kg台に乗せることができずで単日16位。
しかし、地道に入れ替えを行ってチャレンジを続けられた結果はちゃんと出てくれました。
予選の順位は6位に踏み留まり、最終日のお立ち台を十分狙えるポジションで決勝進出ということになっています。
その他は実力者の早野選手や、若手の上野選手、藤田選手がジャンプアップしたのが目立つ結果となった2日目でした。
そして迎えた運命の最終日。
天候など、条件がどのように変わったのかはわかりませんが、勝利の女神は意地悪なのか、いたずら好きなのか?三原選手に試練を与えました。
何と
、この釣れつれの桧原湖において、最終日の三原選手はリミットが揃わず3匹でウェイイン。
そして、ウェイトは1,326gと、決勝進出の30名の中で24位という結果になってしまいました。
3kgを切ることはあり得るとは思っていましたが、まさか2kgを割ってくるとは・・・全く予想していませんでした。
2日目のウェイインの写真を見ると、ラージマウスを持っていなかったので、サイトでラージを仕留めることはできなかったんだな?とは思いましたが、こんなことになってしまうとは非常に残念な結果となってしまいました。
結果、三原選手は3位でフィニッシュとなってしまいました。
3位でも十分過ぎるくらい素晴らしいのですが、優勝カップが完全に手中に見えていただけに、残念と言わざるを得ない感じ。
写真からも悔しさが伺える感じです。
<出展:JB/NBCホームページ>
一方、予選安定の小林選手は決勝でも安定して3kgをウェイイン。
3日目単日の成績では9位でしたが、それまでに積み上げた貯金が効いて優勝?と思ったのですが、そこはダークホースの登場があり、結局2位で大会フィニッシュとなりました。
こちらも非常に良い感じで試合展開をされていただけに残念さは大きかったのではないかと思います。
<出展:JB/NBCホームページ>
こうなってくると、誰が勝ったの??
となりますよね??
上位陣がスコアを崩すなか、最終日で更にウェイトを上げてきた選手がいました。
予選4位の西川選手です。
最終日、3,865gを持ち込んで一気に勝負を決めました。
<出展:JB/NBCホームページ>
TOP50の選手に、プラクティスから通算すると5日間叩かれまくったフィールドにおいて、最終日で改めて4kgに迫るウェイトを持ち帰ったことは拍手以外の何ものでも無い感じです。
その他は、2日目にグイっと順位を上げた早野選手と藤田選手が更にジャンプアップ。
早野選手は単日3位となる3,572gを持ち込んで、予選9位から最終順位4位までジャンプアップ。
藤田選手も最終日は単日2位となる3,750gをマーク。
<出展:JB/NBCホームページ>
こちらも予選22位から一気に5位までジャンプアップして入賞となっています。
藤田選手は前回の第3戦・七色ダム戦でも優勝したのが記憶に新しいところ。
伸び盛りの若手が今回も活躍して結果を出してこられたという感じです。
その他の選手を見てみますと、予選5位で入賞確実か?と思っていた青木大介選手ですが、最終日1,664gでウェイインとなり順位も一気にダウンで終了となってしまいました。
百戦錬磨の帝王にも死角ありということでしょうか。
しかし、2匹で1600gなので、アベレージは非常に良い魚を持って帰ってきています。
一気に爆発するかどうか?は、紙一重という感じですね。
また、青木哲選手もお立ち台に食い込んで欲しかったのですが、1,960gで単日18位。
最終日は順位どうこうよりもウェイトなので、とにかくウェイトを落とされたのが痛かったですね。
数は釣られていたようですが、ノンキーにかなり翻弄された感じです。
ということで、結果は西川選手の大逆転で幕を閉じた桧原湖戦でした。
<出展:JB/NBCホームページ>
ということで、ざっと走りましたが桧原湖戦の結果を見てみました。
その内に、JB/NBCの公式ホームページでもストーリーがアップされ、その中で大会の内情が紹介されると思いますが、常に上位に入る選手でさえも思うようにならないのがTOP50の厳しいところであり、見ている側には面白いところです。
今回の大会は、特に過去にお付き合いのある選手が上位争いをしてくれていたこともあり、常に結果が気になる週末でした。
先にも書きましたが、twitterで結構リアルに大会の進行状況(釣果の状況)が流されるので面白いのですが、特定の選手の状況しかわからないのが残念なところ。
もう少し多くの選手のボートにオブザーバーに乗ってもらえると更に情報が増えて面白いのですが。
Basser AllSter Classic などは、全ボートから途中経過が報告されるのは有名な話しですが、あちらも今後はSNSなどをリアルタイムに利用されるのも良いかもしれませんね。
アナログにステージに掲示されているスコア表に釣果が記載されるのも面白いですが。
さて、TOP50も残り1試合となりました。
現時点での成績表を見ておきましょう。
画像貼り付けはちょっと小さいので、JB/NBCのサイトにてご確認ください (^^
出展:JB/NBCホームページ
あくまでも簡易ランキングではありますが、ほぼ間違いない順位です。
今年は常勝と言われるメンバーが上位にあまり入っていないのが特徴と感じるのは私だけでしょうか?
青木選手や福島選手も、5位以内に入るのは結構しんどそうです。
上位陣が最終戦でコケてくれないと無理なポイントになっています。
今江選手もTOP10以内を目指していただきたいところです。
その他、暫定TOPの早野選手は過去数年を遡ってみると、意外とTOP5に残っておられません。
結構、安定して上位におられるイメージだったのですが、今年こそはクライマックスシリーズへの進出をかけて頑張って欲しいところです。
そして、TOP50」ルーキーの藤田選手も、この勢いだとTOP5に残りそうですし、もっと言うとA.O.Y.も十分射程圏内なのがすごいですね。
R.O.Y.とA.O.Y.を両方取るとなると、かなりの大事件になりそうです。
そして、現時点で3位には、浜名湖のレジェンド黒田選手もいます。
三原選手も7位なので、クライマックスシリーズは十分射程圏内。
5位以内に入ってくれれば、年始のクライマックスシリーズのTV放映が更に楽しみになります。
一方、今年はベテランメンバーが上位に入ってこれられていないのが少し残念。
若手パワーに負けずにおじさんパワーを見せて欲しいところです。
さて、最終戦は、茨城県の霞ケ浦水系。
非常に広大なエリアであり、決してイージーに釣れるフィールドではありませんが、ハメた選手にはビッグゲインがもたらされるフィールドでもあります。
天国を見る選手もいれば、地獄を見る選手もいるのが霞ヶ浦水系だと思います。
しかも、時期は10月中旬。
どんどん気温が低下していく中において、荒食いの時期でもあり、大雨などがあれば完全沈黙のフィールドにもなり得ます。
そもそも天候が荒れれば開催が危ぶまれる可能性も。
さて、波乱の最終戦が楽しみです。