釣りTips

【雑学考察】メバルの種類の違いを現認

こんにちは!

いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。

NABRA Chase Fishing GONTA です。

今回は雑学シリーズと言うことで、少し前に記事にしたメバルの種類の違いを実際に現場で確認できたので書いてみたいと思います。

定義として知っている違いを意識しつつ実際の魚を見てみると、より違いが明確に確認できて面白いです。

シロメバルとクロメバルの違い

私が地元関西で主に釣っているメバルは”クロメバル”と”シロメバル”ということは、前回の記事でも書いていますが、分類で言うと”クロメバル”に属するブルーバックと言われるメバルと、”シロメバル”をずっと取り違えていました。

シロメバルは、まさにネーミングの通りでボディも白っぽいのですが、見ようによっては青白く見えるということで、しばらくの間は自分で釣ったシロメバルをブルーバックだと思ってました。

しかし、実際にはブルーバックはクロメバルに分類されています。

ネットの画像検索でブルーバックというメバルを探してみると、ブルーバックと言うだけあって背中部分が明らかに青い。

しかし、これも魚が居る環境により色合いも変わるので、見た目だけで判断するのは難しい個体が多く、一度持ち帰って胸ヒレの軟骨条数で確認してみたくらいです。
※この時に、ブルーバックだと思っていたメバルがシロメバルであると判明しました。

過去のメバルの種類確認に関する記事

たまたま現場にて両方のメバルをキャッチ!

そして、先般のTAKE師匠とのコラボ釣行で、シロメバルとクロメバルが明らかに違うということを現認できる機会を得ることができました。

釣行の前半で私が釣ったのがこのメバル。

結構長い時間、内側が真っ白のバッカンにキープしていたのですが、最後に写真を撮ってリリースする直前まで写真のように濃い茶褐色でした。

釣れた環境としては、比較的内側に入っていてシモリなどの障害物が点在するエリアであり、夜光虫などに釣られて浮いていたとは言え、基本は根に居ついているメバルという感じでした。

因みに、同じシチュエーションで釣れたもう1匹の小さいメバルも同じ色をしていました。
image

そして、TAKE師匠が釣行の後半で、少し沖向きのゾーンで釣ったメバルが下の写真のメバルです。

この魚だけを見ていたら、真っ白のバッカンに一定期間入れていた為に容器の色に影響を受けて色が薄くなっているかと思っても仕方ないのですが、今回はたまたま前述のメバルが入っていたのでしっかりと見比べて観察することができました。

見比べると、こちらのメバルは確かに背中側が青っぽく見えるのですが、バッカンの中で追い回すと興奮したのか?ブルーバックの方は背中の青色がどんどん濃いブルーになってきて、写真でみるよりも明らかに青い背中であることが見て取れました。

釣れたポイントとしても、少し沖の潮通しの非常に良いエリアで、反応が出た時はバタバタと複数釣れていたのですが、アタリが遠のくと完全にお留守状態となり、群れが抜けてしまった感じです。
外洋向きを群れで移動し、表層付近でアミなどのエサを捕食する傾向が強いというブルーバックの特徴としっかりマッチしています。
 

ブルーバックの写真、たまたま胸ビレの軟骨条が非常に見えやすいので、拡大して数えてみました。

クロメバルであるブルーバックの場合は、軟条数は16本ですが、確かに何度数えても16本です。

過去のメバルの種類確認に関する記事

やはり、この魚は間違いなくブルーバックということが確認できました。

まぁ、前述の通り、見た目も明らかにブルーバックでしたが(^^
 

メバルの種類の違い現認 まとめ

はい。という事で、メバルの種類の違いを現場で確認できたという今回のお話しでしたが、この2種類は実際に釣れた場所の距離で言うと10メートル離れているかいないか位の違いでした。

しかし、実際にはそのエリア内で棲み分けもされており、一般的に整理されているセオリー通りに釣れるものなんだと言うことを実感しました。

今後、新規のポイントを開拓していく過程においても、過去の経験を活かしていきたいと思います。

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