こんにちは!
いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
リオデジャネイロでのオリンピックが始まって、今日で12日目です。
連日の熱戦に睡眠不足の方も多いのではないでしょうか?
さて、今回はこのリオのオリンピックを見て、改めて感じたことを書いてみたいと思います。
今回のオリンピック、8月5日の開会式から数日は、釣堀攻略などで忙しくてあまり見ていなかったのですが、先週の8月8日頃から本格的に観戦を開始しました。
ちょうどそのタイミングは柔道などと並行して体操男子の試合が行われていた時でした。
体操男子団体は、予選でエースの内村選手が鉄棒で堕ちるなどのハプニングがあり、5位通過と決して順調なスタートではありませんでした。
しかも、決勝が始まっても日本はなかなか順位を上げることができず苦戦。
しかし、後半の演技にて、予選で失敗した選手が次々に素晴らしい演技をこなし高得点を連発。
鉄棒が終わった時点でなんと暫定1位に躍り出ました。
最終の床の演技では、ひねり王子こと白井選手が16点台の超高得点を叩き出すと、続く加藤選手も安定の演技で高得点を確保。
そして、最終の演者である内村選手も疲れの溜まった状態を乗り越えてほぼノーミスの演技で15点台後半の得点を確保し、見事、団体男子体操に金メダルをもたらしてくれました。
内村選手にとっては。これまでのオリンピックでも個人でメダルは獲っていますが、団体は悲願の金メダル。
仕事に行く準備もそこそこに試合後のインタビューをみましたが、各国のメディアからのインタビューを終えて日本のメディアのインタビューに答える内村選手のコメントに感動しました。
金メダルを取れた要員についてインタビュアーから聞かれた内村選手は「僕たちはものすごく努力をしてきた。それが金メダルが取れた理由です」と。
オリンピックに出場する選手は、誰もが血の滲むような努力を重ねてその舞台に立っていると思います。
しかし、その中でも、誰にも負けていないと自負できる努力を重ねてきた彼ら。
内村選手などは、天才だとか絶対王者だとか言われて続けてのここ数年だと思いますが、その影には誰にも負けないほどの練習と努力があったんだ、と改めて感じさせられました。
過去に釣りをスポーツだとする記事を書いたことがありますが、釣りで魚を釣る、もっと言うと大物を釣るのは一見運が左右するように思えますが、私は決して運だけではないと思っています。
努力の結晶の上に各スポーツの結果があるように、釣りにおいても努力は運を引き付け支配するものだと思っています。
だからこそ、努力する価値がある。
運が全てを支配するのであれば、経験や努力はほぼ必要ないことになってしまいますが、経験を積み、地道な努力を重ねることで運をも引き付けるところに繋がる。
そんなことを考えさせられた今回のオリンピックでした。
その後、いろんなジャンルの競技で日本初メダルやウン十年ぶりのメダルなども続出しています。
カヌーの男子カナディアンシングルの羽根田選手。
男子テニスの錦織選手。
“この競技では日本はメダルは無理”と諦めてしまえばそこで終わり。
その競技をしているからには努力をする。
そして、その結果としてメダルという答えを掴むことができる。
逆に、後一歩のところで悲願の初メダルに届かなった選手も沢山います。
卓球女子シングルの福原選手などは、応援していたのですが残念な結果でした。
しかし、それも結果ですね。
何年も頑張ってきたからと言ってメダルを譲ってもらうことはできません。
そして、どんどん若手の才能ある選手が台頭してくる厳しい競争の世界。
残念ながらメダルに手が届かなかった選手の努力が足りなかったとは決して思いません。
しかし、元々持てる才能の上に、更に努力に努力を重ねた選手が、メダルを取れたり、金メダルと言う頂点に立てるという機会を掴み取ることができるのですね。
改めて“努力は運を支配する”ということを感じさせられ、自分も意識していきたいと襟を正された、というお話しでした。
私の場合は釣りです。
たかが趣味の釣り。されど、自分にとっては多くの時間を費やして努力を注いでいる釣りです。
努力で運を引き寄せることができるよう、手を抜かずに楽しんでいきたいと思います。
まだまだオリンピックは続きますし、ドラマも次々に繰り広げられていくと思います。
この貴重な機会に出会えたことに感謝しつつ、残りの各競技の試合を楽しみたいと思います。