こんにちは!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
台風9号そして10号の通過により、季節は一気に秋に進みましたね。
あまりにも急激な変化で、家族にも風邪ひきさんが発生ですが、日中が過ごしやすくなったことと、夜寝る時にエアコンを効かせなくても良くなったことは有難い限りです。
また、勢力は弱いと言いつつ日本に向けて北上してきている台風12号も、大陸の高気圧の勢いに押されたのか?かなり東側に進路がズレていっているので、東日本を直撃することも無さそうで何よりです。
そんな状況ですが、先週末は4連休のシルバーウィークでした。
何かと家族の行事も多くて自由には動けなかったのですが、それでも1日だけ朝練のワンチャンスを見つけたので出撃してきました。
季節の進行、ウィードの状況、そして新しいアイテムの使用感確認と、やりたいことは盛沢山ですが、短時間での朝練にて調査してきました。
気温、水温の低下で魚の活性が上がっていることを期待したのですが、結果や如何に?
では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
気候はいいけど、減水気味のフィールド
さて、朝練ポイントはいつもの淀川・城北ワンド。
季節も進んで早朝は半袖では肌寒いくらいになってきました。
釣り場について、パーカーを羽織ってポイントに向かいます。
この日のタックルはベイトタックル1本。
【シマノ 19スコーピオン1631FF-2】に【シマノ 20メタニウムXG】、そしてラインは【東レ ソラローム®エクスレッド 12lb】
時間が短いのでタックルに迷いを生んでいる場合ではないので、1リグに集中して釣る作戦です。
早朝の水面には多数のベイトフィッシュの波紋が確認でき、雰囲気は良い感じ。
北方面からの涼しい風が吹いており、モーニングバイトに期待が高まります。
しかし、しばらく雨が降っていない影響か?水位は少し低めなので、クリークエリアは捨ててワンド内メインでチェックすることにしまいた。
涼しくなったからか?ハイシーズンに突入して釣れているのか?真夏と比べると明らかにバスアングラーが多い状況で、とりあえず自分が入る場所を確保して釣りを開始しました。
最近では、YouTubeのチャンネルの『AK BOX』で赤松さんが城北ワンド釣行をアップされているので、その影響もあったりするのかもしれませんね(笑)
最初は、定番の【一誠 issei 沈み蟲 2.6in】で広くチェック。
岸際にはウィードが水面まで伸びるくらい繁茂していますが、沖では思った以上にウィードは濃くないことが確認できました。
水質も決して悪い感じではなく、ボラジャンプに交じり、時々ボイルと思われる反応も出ています。
実績のあるピンポイントを一通りチェックしたところでバイトが無いので、この日持ち込んだNEWアイテムを試してみることにしました。
ハニーナゲットは重めのシンカーが良さげ?
この日準備したNEWアイテムは【ジャッカル ハニーナゲット 3.0インチ】
先に3.8インチをゲットしていたのですが、ちょっとバルキー過ぎて城北ワンドにはちょっと・・・という感じだったので、3.0インチがリリースされるのを待っていました。
実店舗で並んでいるのを発見したので、速攻で入手したのですが、3.0インチについては陸っぱりにジャストなサイズ感です。
このワームはほぼフリーリグ専用のアイテムなので、まずはフリーリグの準備をすることに。
フックについては、この日は3/0番をセットしましたが、ジャストなサイズは1/0番~2/0番かな?という感じです。
小さくても釣れてくれれば、という弱い心で最初にセットしたのは5gシンカーだったのですが、3.0インチのハニーナゲットが思いの他軽い仕様になっていて、5gシンカーでは飛距離が稼げません。
しかも、城北ワンドは水深が浅いので、シンカーが軽いとシンカー着底時のワームとの距離が稼げていない感じ。
このリグの売りはシンカー着底からのフリーな状態でのワームの動きなのですが、5gシンカーのセットではほぼテキサスリグ状態という感じです。
ウィードが濃いと、あまり重いシンカーはウィードに入り込み過ぎて使いにくいのですが、先のサーチであまりウィードは濃くないことが確認できていたので、シンカーを10gまで上げて再度チェックすることにしました。
シンカーをここまで重くすると、飛距離も確保できますし、明らかにシンカー着底後のワームのフリーな状態が確保できている感じが確認できたので、遠投しつつ、誘いはシンカーをしっかりリフトアップしては落とす、という感じでメリハリを効かせ、ワームのフォール時のバイトに集中します。
すると、しばらくして明確なバイトが!!
待望のバイトにテンションを上げつつも、ワームがバルキーなので、慌てずにしっかりと送り込んで様子を見ますが、勢いよくワームを持っていってくれる感じが無く、つついてはワームを離すという感じ。
結局、フッキングのチャンスが無くバイトゾーンを通過してしまったのですが、やはりバイトがあるのはウィードがあるエリアであることが確認できたので、ウィードのスタック感が無いところは捨てて、ウィードポイントで丁寧に待つ作戦を地道に展開します。
何せ、難攻不落の城北ワンドなので、そう簡単に釣れる訳は無いことは十分理解していますので、焦らず、諦めず、ウィードエリアへのバスの回遊とタイミングが合うのを待って狙い続けます。
すると、しばらくしてまたバイトが!!
しかし、先ほどと同じで、リグを持っていってくれません。
バスなのか?ギルなのか?と悩んでいると、隣で釣りをされていた方にバスがヒット。
自分も釣りをしつつ観察させてもらっていたのですが、スピニングで比較的早く動かす釣りをされていました。
釣りあげられたのは20cmあるか無いか?くらいのかわいいバスでした。
やはりこのクラスを釣るにはスピニングで軽いリグが強いな~と感じつつ、大会でキーパーを狙っている訳ではないので、自分はよりGoodサイズを狙うべく、フリーリグの釣りを押し通します。
しかし、綺麗ごとを言っても通用しない時は通用しないもの。
持ち時間ギリギリまで粘り、可能性のあるエリアを徹底的にチェックしましたが、この日はハニーナゲットを丸のみしてくれるバスに出会うことはできませんでした。
日もしっかり昇ってきたところで、この日の朝練はタイムアップとなりました。
ふと冷静になって周囲を見ると、一面に綺麗な花が。
何と言う花か?わからなかったのですが、気持ちを和ませてくれる美しさだったので写真に収めてから撤収しました。
淀川城北ワンド 朝練 まとめ & インプレ
と言うことで、津風呂ダム釣行以降の2連荘ボーズとなってしまいました。
ボーズ覚悟の短時間朝練なので仕方ないのですが、やはりバスの顔は見たいものですね。
次回もベイトタックルで押し通すかどうか?悩むところですが、よほど足場などの条件が良くないとスピニングは厳しいので、次回も恐らくベイトタックルでの釣行が続くことになると思います。
そしてインプレですが、沈み蟲は完全に信頼のワームとなっていますが、自信を持って投入できるワームのラインナップを増やすべく投入したハニーナゲット。
バスの気を惹く動きに特価した設計を信じての投入でしたが、やはりそれぞれのワームには適した使い方があり、それに伴い適したシーンがあることも感じました。
先にも書いた通り、フリーリグにはその特徴を活かす為に、シンカーが先に沈んでワームとの距離が確保できる条件が必要だと思います。
これまでも城北ワンドでフリーリグで釣ってきていますが、長いストレートワームを使った釣果に偏っていたのは、フリーフォールでの食わせだけでなく、ワーム着底後のワーム自身の動きが奏功していた部分も多いのではないかと思います。
ハニーナゲットについては、感覚的にですが、水深は2mくらいは欲しく、シンカーは重めでストンと勢いよくボトムまで落として、着底時にシンカーとワームが50cm以上くらいは離れるくらいの使い方ができるところが理想かな?と感じました。
琵琶湖などの水深が3mくらいあるエリアではその条件を十分満たしていると思いますし、リザーバーなどでも水深があるポイントではボトムで魚を寄せることができる武器になるのではないかと思います。
フリーリグは根掛かりにも強いので、ウィードなどが生えにくいリザーバーのバンクの3mライン~5mラインなどでも十分に威力を発揮してくれるという感じがします。
津風呂ダムは池原ダムなど、ビッグフィッシュが多いリザーバーで是非試してみたいと思います。
また、シャローのカバー周りをテキサスリグの代わりに使う場合は3.5g~5g程度の軽めの設定でも良いかと思いますが、広いフラットエリアの中で目立たせて魚を呼びたいなら、先にも書いた通り、10g~1/2oz(14g)くらいの少し重めのシンカーセットが良さげ。
フリーリグはラインとシンカーの接点がほぼ1か所の点となっていて、ラインの通りが抜群なのが売りなので、重めのシンカーでも魚に違和感を与えることなく、しっかり送り込んで食い込ませることができると思います。
まぁ、イメージはこんなところですが、まだ実釣での結果が出ていないので、イメージと釣果を合わせるべく、もう少しこのワームを使い込んでみたいと思います。
秋のハイシーズン中に結果にたどり着けることを、我が事ながら祈りつつ(笑)
最後に、このハニーナゲット。2インチ台が出れば、チニングにも使えそうに思うのは私だけでしょうか?