こんにちは!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
今週はついに梅雨入りしましたね。
記録的に早い梅雨入りですが、そんな梅雨入りのタイミングで津風呂湖にバスフィッシングに行ってきました。
タケ師匠に誘っていただいたB.B.F.のチーム大会への参加でしたが、津風呂湖は個人的に大好きなフィールドだけに事前からテンション高く挑んだのですが、結果は・・・でした。
しかし、一人での釣行ではなく、チームメンバー数名の結果が見れたことで、非常に驚きの釣果に直面することになりました。
エレキ持ち込み選手と手漕ぎ選手の混在大会だったのですが、優勝はぶっちぎりで手漕ぎで出船していた方でした。因みに、全員魚探禁止です(笑)
改めて高い道具だけで釣果は買えないな~と痛感させられた一日でした。
攻め方もしっかり聴取したので、ポイントを記載したいと思います。
では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
雨は降らねど強風のスタート
早朝にタケ師匠と合流し、一路、津風呂湖に向かいます。
去年の8月にタケ師匠と行った以来なので、1年近く釣りに行っていないフィールド。
とにかく過去の経験や、いろんなメディアの情報からも、デカバスが釣れる貴重なリザーバーです。
湖に着く直前に立ち寄ったコンビニでは微風な感じ。
雨の予報もどんどん変わり、ほぼ雨は降らなさそうな感じで、ローライトなので条件は良さそうで釣果に期待をして釣り場に到着しました。
しかし、レンタルボート屋さんに着くと、驚きの強風が吹き荒れていました。
早く着いたので荷物を降ろし、ボートの設定をしていると、桟橋の上に置いているプレハブの倉庫が風に押されて危うく湖に落ちそうになる有り様。
そのくらい風が強かったのです。
ボート桟橋の管理の方が来られたのですが、桟橋の方も驚いていた程の強風となっていました。
しかも、集合時間近くなっても来ないメンバーが居たのですが、なんと道中のコンビニで買い物をして出てきたら車がパンクしていたそうで、JAFを呼んで対応しているとのこと。
車を降りた時は異変が無かったらしいのですが、買い物を終えて車に戻ってみると音を立ててタイヤから空気が漏れていたそうです。
恐らく悪戯かと思いますが、本当にしょうもない余計なことをするバカがいるものです。
とにかく、何かと波乱の多そうなスタートになりました。
ノンキーバスに悩まされ続けた前半戦
不慮の事故で遅れるメンバーを置いておいて、準備を済ませて9時前くらいにスタートしました。
最初は桟橋周辺のゴロタバンクをダウンショットで狙うと、数投でノンキーが釣れました。
魚が釣れたのは有難いのですが、ノンキーを釣っていても仕方ないので早々に移動することに。
スタート時間になると強風はかなり収まっており、風上となる桟橋から見て右側の筋を目がけてボートを進めました。
途中で気になるポイントもありつつ、状況が全くわかっていないので、一旦は過去実績のあるエリアまで一気にボートを進めることにしました。
ダラ~っと続く赤土バンクをダウンショットで流していきますが、残念ながら反応は無し。
魚探が無いので、周囲の状況を見ながら釣りをしているとかなりベイトが浮いている感じ。
狙いは中途半端に水深のあるエリアのボトムではないのか?と悩みつつ、1時間くらい釣りをしましたがヒントを得らえれず、再度ポイントを移動することにしました。
ショアを意識しながらエレキは中速で流していくと、時々シャローを泳ぐバスの姿は見るのですが、腰を据えて狙う気にならない魚ばかりで、ダラダラと流しつつ最上流手前の大きな島になっているようなエリアの岩盤岬に到着。
なだらかなバンクにはあまりバスは見当たらなかったので、急坂なバンクが良いのかも?と思い【一誠 issei スパテラ3インチ モエビカラー】のダウンショットを投入。
すると、数投でノンキーが1匹ヒット。
魚はそれなりに溜まっているのかも?と思い狙っていくと、明らかに明確なバイトからの~フッキング。
今度はドラグも出されてキーパー確定だったのですが、少し慎重にやり取りし過ぎてフックオフ・・・
まだ、ここから上流側の様子を見ていなったので、とりあえず深追いせずに上流部へボートを進めました。
結果から言うと、この時点でひとつ大きなミスをしていたのですが。
最上流部は陸っぱり天国に
中速で流しつつ最上流部のシャローフラットまでたどり着きました。
このエリアは足場が良い場所が多く、左右の岸際には陸っぱりの方が沢山並んでいます。
皆さん、ヘビキャロを投げたり、ビッグベイトを投げたりと、ボートでフラフラするには危ない感じ(汗)
気になるピンポイントにはダウンショット。そしてシャローフラットは【一誠 issei AKチャター 10g】で流していきますが、残念ながらバイトはありません。
時々、フラフラとやる気なく泳いでいるナイスサイズのバスは見えますが、すぐに深場に逃げてしまう感じでプレッシャーも高いようで狙って獲れる感じの魚には出会えませんでした。
津風呂湖的には水位は高い状態だと思いますので、比較的上流部の奥までは入れたんだろうとは思いますし、濁りの感じも程よくボートの気配が消せるくらいの感じだったのですが、結果が出せないまま下流に向けて折り返すこととなりました。
ボートも少なく、期待のバックウォーターだったのですが、残念な結果となってしまいました。
ようやくキーパーを手にするも、サイズが上がらず苦戦
天気も悪いのでシャローやオーバーハングに魚が隠れている雰囲気でもないので、狙いどころが絞り込みにくい状況。
しかし、オープンウォーターでベイトを追い回している姿はほぼ見られず。
ここで、アフターのど真ん中にハマっていることに気付くべきだったのですが、その観点での絞り込みもできず、上流部に上がってくる時に反応があったエリアに戻ってきました。
先ほどはキーパーっぽい魚のヒットもあったので少し腰を据えて釣りをしてみることに。
ショアギリギリにDSを投げ込むと、少し落とし込んだところですぐに反応が。
1匹、2匹とノンキーが釣れますが、エレキ使用のハンディとなる25cmキーパーが意外と釣れません。
岬の反対側のオーバーハングを狙ってみると、着水直後のスイミングでヒット。
すこしマシな引きで、ギリギリキーパーサイズが釣れてくれました。
ヒットルアーは【一誠 issei スパテラ 3インチ】で結果的にこの日のこのポイントでは一番反応が良いルアーでした。
ようやくのキーパー1匹目。
魚をキープする準備も終わり、少しショアから離したところにキャストしフォールさせていると、ラインが走っていました。
連続のヒット。しかも、更に良い引きで少しですがサイズアップっぽい感じ。
大きくはないのですが、一応サイズアップの1匹を追加することができました。
ここで下流から上がってきたチームメイトと合流。
まだキーパーは持っていない感じでしたが、メンバーさん的には実績のポイントのようで、しばらくして目の前でキーパーをキャッチされていました。
その後もポロポロとノンキーは釣れますがキーパーが入らず、時間だけが経過していきます。
少し深めを意識して狙って、何とかキーパーギリギリ(結果ノンキーでしたが・・・)を追加したところで、他の場所をチェックしないと勿体ないと思い移動することにしました。
正直、ここでキーパーのリミットは揃うと思っていたのですが、ここでも読み通りにはならず苦戦状況は打開できませんでした。
終了、そしてメンバーの驚愕の釣果を目の当たりに~
下流のダムサイトまで戻る途中、行きの道中で狙った赤土バンクを再度狙ってみましたが、やはりバイトは得られず。
ボートの周囲をワカサギの大群が行き来するのですが、このワカサギにバスが反応することも無く、全体的にバスが薄い感じ。
これだけベイトが居るのにボイルも起こらないというのは何ということか・・・
気が付くと帰着の1時間前となっており、ダムサイトを狙う時間が無くなってしまうので移動することに。
一気にボート桟橋まで戻り、桟橋周囲のバックを狙ってみると、【一誠 issei スパテラ3インチ】のダウンショットにバイトをキャッチ。
1匹目はノンキーだったのですが、2匹目はキーパーサイズがヒット。
しかし、この魚もやり取りの途中でフックオフ~~
この日は通算でキーパー2匹を逃してしまっていますが、まぁ、こんな日かな~ということで、時間ギリギリまでバンク狙いに徹しましたが時間切れで帰着となりました。
結局、ダムサイトは狙えず。
帰着してみると、参加者6名全員が魚を持って帰ってきている状況で、手こぎも3名いるので皆さん凄いな~と感心していたのですが、皆さん結構いいサイズを持って帰ってこられています。
こりゃ、3匹でも下位は確定だな~と思っていたのですが、1匹がノンキーで、2匹でまさかの最下位でした。
そして驚きは、手こぎボートで出ていたメンバーの方が入替えも含めてキロフィッシュ以上で揃えているとの話しを聞いてビックリ仰天です。
しかも、中途半端なサイズではなく、どれも良型揃い。
圧巻は55cmくらいのプリのメスで、2700gの驚愕サイズ。
帰着途中のワンドでペアリングしているのを発見し、一撃で両方をゲットしたようです。
そして、5匹の総重量は7kgオーバー
少し前のマスターズで、最新の魚探を駆使してMAX 8kgということを考えると、手こぎ&魚探無しの釣にて7kgオーバーの釣果は驚異であり、ヤバイですね。
大会後の成績発表&表彰時にフィッシングパターンをお聞きしましたが、まさに絞り込みと辛抱強さのコラボレーションの成せる業でした。
フライを発見したところからアフター真っ盛りであることを踏まえ、フライの周囲に居るであろうオスバスを探し、時間をかけて拾っていった結果でした。
エレキも無いのに、アプローチの方向を変えて反応が良いライン(ルアーを通すライン)を探し、そこから口を使うまで粘って釣りあげておられました。
因みに、ゲーリーヤマモトのカットテール3.5インチのワカサギカラー?が反応が良かったそうです。
正直、私にはできない釣りで完敗以外の何モノでもない結果でした。
更に他のメンバーの釣果をお伝えしますと、会長さんは朝の俘虜の事故でスタートが大幅に遅れたにも関わらず、グッドフィッシュを交えた2匹の釣果で2位。
そして、会長と同じ車に乗ってこたことでスタートが遅れ、且つ、手漕ぎボートで参加していた方もグッドフィッシュを絡めて2匹でキロオーバーの釣果で3位。
同じく手漕ぎボートで出ていたタケ師匠は、手漕ぎボート組ですが、これまた1本グッドフィッシュを持ち帰っての4位でした。
手漕ぎボート参加はキーパーが20cmなのですが、キーパーを25cmと勘違いしてリリースしてしまったそうで、残念な結果でした。ちゃんとウェイインしていれば3位に入っていたかもですね。
津風呂湖 バスフィッシング まとめ
と言うことで、久々の津風呂湖での釣行でした。
津風呂湖は決して規模の大きな湖ではありませんが、エレキのみのフィールドなので一日で湖全体を回るのは難しく、ある程度行先を絞って釣りをしないといけません。
今回も、過去の経験から選んだ川筋にはほとんどレンタルボートが居ませんでしたが、それは足繫く通っているロコアングラーの皆さんは、魚が薄いのを知っていたので攻めていなかったのです。
ボート桟橋から見て左側の筋は、メインチャネルに絡む小規模なワンドがとても多く、個人的には苦手意識が強くて最初から選択から外したのですが、今回の釣行はここから既に失敗していたことが帰着してみてわかりました。
実際、左側の筋に行ったメンバーから聞くと、こちらの筋はボートだらけと言えるくらい混みあっていたそうです。
しかし、たまに来て簡単に釣れるはずもありません。
修行が足りないという以外に言いようがありません。
ただ、小さなバスから大きなバスまでバランスよく潤沢に生息している素晴らしいフィールドと思います。
秦さん曰く、津風呂湖は難しいので有名とのことですが、私は非常に好きなフィールドです。
なかなか頻繁に行くことは難しいですが、できるだけ機会を作っていろいろなシーズンに行ってみたいと思います。