バスフィッシング

【バスフィッシング】津風呂湖釣行 ~後編~

こんにちは!

いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。

NABRA Chase Fishing GONTA です。

今回は津風呂湖釣行記の後編になります。

後半の釣りは暑さの中で、攻略方法に苦戦することになりましたが、結果的には魚を追加でゲットすることもできましたし、バイトについては前半戦よりも多く得ることができました。

また、私もタケ師匠も、とある万死な失敗もあったりと、ある意味飽きない時間を過ごすことができました。

私の失敗は、本当にあり得ない失敗でしたが・・・

では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。

風が吹けば沖でボイルが出る法則

前半の釣りの振り返りですが、入野筋の中流域で1匹ゲットした後、そのまま上流域までチェックして反応が無かったので、再度中流域まで戻ってきてからのお話しになります。

朝イチで釣れたポイントでは、まだ陸っぱりの方が釣りをされており、狙いたい地形の変化エリアが狙えなかったので、そのまま周囲で釣りをすることにしました。

しかし、日が照り付ける上に風もほぼ無くなってしまい、ドヨ~~ンとした雰囲気になってしまいました。

もはやバンク沿いのボトムでバイトが得られそうな雰囲気もなく、そのまま中流域の大きなワンドまで進んだところで風が少し吹き始めました。

すると、周囲でボイルが発生するようになりましたが、津風呂湖名物?の沖のボイルで、場所が特定されないので狙いようがありません。

しかし、本流の微妙な流れとワンドとの間でかすかな潮目のような状態が目視できます。

この潮目でボイルが出る訳ではないのですが、少し水が動いているのか?と感じていたところで、センコーのノーシンカーをフリーフォールさせて狙っていたタケ師匠にバイトがあったようです。

明確にラインが走ったようですが、残念ながらフックアップはできず。

更にワンドの中の方でボイルが発生したので、少し表層を意識した釣りを試してみることに

沈み蟲の2.6インチの【ムラカミスペシャル】カラーをセットし、ノーシンカーのフォールで食ってくれないか?試してみることに。

ひたすらバイトを待つだけの釣りなので、暑い中で集中力を維持しなければならない辛い釣りですが、風は依然吹いており、時々表層でボイルのような反応があります。

そこで、ただフリーフォールさせるのではなく、ある程度沈めたら、レベルストロークを意識して巻いてみることにしました。

すると、すぐに『カツッ!!』と鋭いバイトが出ました。

本当にバイトなのか?疑いながらも再度同じことをしていると、またもバイトが!

今度も乗りませんでしたが、明らかにバイト。

ここで、ボイルが出ているゾーンを意識しつつ、集中してリトリーブを続けていると~

カッ!ジィィィィィ~

見事にフッキングに成功しました。

食いましたよ~~とタケ師匠に伝えるも、ファーストランの最中にテンションが消えました。

最悪のフックオフです。

明らかにフックアップしたのにな~と思いつつラインを回収すると、ワームの重みが感じられず?

PEライン+リーダーで釣りをしていたので、ラインブレイクかノット抜けか?と思ったのですが、回収してきたラインの先には何かが付いています。

スイベルなんて付けてないし、何だこりゃ?

何と!スクリュー式のワームキーパーが付いているRYUGIのオフセットフックを使っていたのですが、ワームキーパー側にラインを結んでいたようです!!

当然、フック側に魚は掛かっているので、フックごと外れてしまったようです。

RYUGIのフックのワームキーパーはラインアイに引っ掛かっているだけの仕組みなので、それが仇となってしまいました。

カルティバやZAPPUのフックはワームキーパーのスクリューを通してしっかり連結されているのでこんなことは発生しないはずなのですが・・・

この釣り方に魚が反応してくれるというヒントが得られたのはせめてもの救いでしたが、貴重なバイトを逃してしまったショックは大きなものでした。

その後、しばらく粘ってみましたが、風も無くなり・・・私にもタケ師匠にもバイトが無く、ここでダムサイトのチェックに移動することにしました。


最後の希望はダムサイト

あまりにも暑いので、中途半端なポイントで釣りをしても釣れ無さそうなのと、人が過ごしやすいシェードでは釣れないことも経験からわかっていたので、思い切ってボート桟橋近くのダムサイトまで戻ることにしました。

ダムサイトまで戻り、道路沿いの護岸からチェックを開始しますが、ボトム付近は沈んだ木などが多く、フリーリグやヘビネコでは結構引っ掛かりが多く釣りにくい感じ。

そこで、先ほど使っていた【一誠 issei 沈み蟲 2.6in ムラカミスペシャル】に1/32ozのネイルシンカーを装着し、ダムサイト側のオイルフェンス(ブイ)沿いに狙いを変えて釣ってみることに。

シンカーは1/32ozと軽いのですが、ワーム本体の塩の量が多い沈み蟲なので、結構早くリグがボトムまで到着してくれます。

恐らく10mは軽くあるだろうと思うのですが、10秒も待てばラインが止まるくらいの状態。

これと言って狙い目がある訳でもなく、淡々とブイ沿いにリグを入れて釣っていくと、フォール中にリグに違和感を感じました。

即フッキングすることなく、聞いてみると『グイッ!グイッ!』と生命感をロッドに感じたので、ここでフルフッキング。

ロッドにしっかりと重みが乗ったので、ヒットをタケ師匠に告げて巻き上げると、すぐに魚が水面まで浮いてきました。

一瞬、水面直下で見えた魚はそんなに大きく無さそうだったのと、スピニングタックルだったので、無理をせずにラインを出しつつやり取りをしていると、魚がどんどんディープに潜っていきます。

一見、何も見えないので余裕をもってラインを出していると、急に魚が動かなくなりました。

そういえば、結構ボトムに沈んだ木が多かったな・・・

まさかの、ボトムの障害物に潜られてしまったようです。

しばらくボートポジションを移動させつつ様子を見ましたが、動く気配が無いので、木化けしたかな~と思い、ラインブレイク覚悟でゆっくり強めにリフトアップしてみると、何と魚が障害物から出てきてくれました。

ここで、最後潜られないように強引にリフトアップ。

そんなに大きくないと決め込んでいたのですが、浮かせてみると結構いいサイズのバスです。

バタバタしつつも、タケ師匠に手際よく掬ってもらい、無事ランディングに成功しました。

かなり運よくキャッチできた1匹でした。

結構大きく見えたのですが、計測してみると40cmアップくらいのサイズでした。

しかし、かなり太っていて、1匹目よりはかなりコンディションの良い1匹でした。

『沈み蟲+フォール』の方程式で釣れたことで、タケ師匠も沈み蟲にチェンジしつつ、ダムサイトのブイ沿いをチェックしていくと、時々ベイトに合わせてバスの姿も見えます。

当然、簡単に口を使ってくれるような魚はおらず、何回か折り返しながら釣ってみましたが、バイトを引き出せず。

時刻にすると12時くらいでしたが、風がかなり出てきたので、もう一度だけ中流域のチェックをする為に移動することにしました。

反応無しの中流域、そしてバイトが続くダムサイト

風が出てきたので、表層での魚の活性アップを期待して中流域に戻ったのですが、やはり真昼間の日差しは厳しくて魚が動きそうな気配が感じられません。

風が強くてノーシンカーの釣りは難しく、10gのフリーリグにて丁寧に探っていきますが反応は無し。

期待の表層ボイルも出なかったことから、タケ師匠と相談して最後の決戦場をダムサイトと決めて移動することに。

ここで急に風が強くなってきて、エレキで走っていても押し返されているくらいの強風。

何とかダムサイトに辿り釣くも、風が強い上に前後左右に風向きが変わりボートの操船が大変です。

しかし、ブイ沿いに流していくと、時々Goodサイズのバスが見るので、何度も折り返して追加の1本を狙います。

すると、ブイ間際から沈めていっていたリグに『ゴンッ!』とバイト!

すかさずフッキングすると、ドラグが鳴りフックアップに成功です。

エレキでブイから離れつつ、臨戦態勢を取ろうとしたところで、何とフックオフ!!

せっかくのヒットだったのに残念!!

とにかく、フォールに反応することがわかったことと、タケ師匠も黙々とバイトを待っているので、残り時間をダムサイトに賭けることにして、中層でのフォールバイトに集中します。

簡単には後続のバイトが無く、かなり萎えてきたところで、タケ師匠のロッドが曲がっています。

残り時間も限られていただけに、これで有終の美が飾れる!とネットを持ってランディング体制に入ります。

ベイトタックルなので、タケ師匠のやり取りは結構強引。

と言うか、驚くほど雑??

貴重な1本なので、大事に行きましょう!と言おうとした次の瞬間、水面でバスがジャンプしてフックオフ~~(涙)

因みに、リグはヘビダンとのこと。

バイトがあったのはある程度条件を考えて絞り込んだ場所だったので、すぐに気を取り直して確信のポイントを何度か撃ち直しておられましたが、さずがにすぐのバイトは得られず、ここでタイムアップ。

灼熱の津風呂湖チャレンジはここで終了となりました。

津風呂湖 真夏の陣【後半】 まとめ

朝のスタート時には曇っていて快適なスタートだったのですが、流石に日が昇ってきてからは厳しい展開の釣りとなりました。

釣行前から真夏の釣りなので厳しい展開は予測していましたが、もう少し小バスは相手をしてくれるかと期待していたのですが、肝心?の小バスは全く釣れることがありませんでした。

2cm~3cmの釣れるレベルではない程小さいバスは見かけましたが、15cm~20cm前後の小バスを見かけることも無かったのは少し驚きでもあり、残念でもありました。

ちょっと気になったのは、カワウを何度か見かけたことです。

兵庫県の東条湖でも、カワウが住み着いてから一気にノンキー前後のバスが釣れなくなりました。

釣れればデカイ、というのは悪いことではないのですが、バスの繁殖状況としていろいろなサイズのバスが自然に釣れるのが長くフィールドが健全で居られるひとつの大事な要素なのでは?と思っているだけに、ちょっと気になりました。

兵庫県の中北部に位置する某リザーバーなども、小さいバスが釣れなくなって、徐々に釣果が上がらなくなっていったので、まさかとは思いますが、津風呂湖は昨年に始めてきてから非常に魅力を感じている湖だけに、この健全性が続いて欲しいと切に願います。

それと、今回の釣行で密かにバイトやヒットが集中したのが【ムラカミスペシャル】というカラーのワーム。

室内で見ると、それほど特筆すべき特徴は感じないカラーなのですが、自然の中で見ると絶妙な光り方をします。

このカラーがフォール中にしっかりアピールして魚を誘ってくれていたのではないか?と感じています。

同じ沈み蟲を使っていたタケ師匠ともバイト数も違いが出ていましたので、ある程度水質の良い時には効果の高いカラーなのではないか?と今後に期待しています。

沈み蟲の方ではあまり店頭で見かけないカラーですね~

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