アジング

【アジング】XBRAIDから機能バリエーションを持ったエステル登場

皆さん、こんにちは!こんばんわ!

いつもこちらのブログを読んで頂き有難うございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。

さて、関西では万博も開幕し、4月に入り本格的に暖かくなってきました。

ライトゲームではまだまだメバルが狙える時期ではありますが、これから海水温が上がっていくと主役はアジに戻ってきます。

アジの産卵期のピークは3月~5月くらいと言われており、春に生まれた当歳魚が夏頃から豆アジとして釣れ始めます。

なので、今の時期はアジング準備期という感じかもしれません。(地域によると思いますが)

アジングと言えば、最近ではすっかりエステルラインの使用がメインになってきている感じがします。

私がアジングを始めた頃からエステルラインはありましたが、”切れやすい”、”リーダーが必要”ということで、慣れない人には扱いにくいラインというイメージが強く、少しコアなアジンガー向けのラインという感じでした。

しかし、ここ数年でアジング人気も合わさり、エステルラインもライン各社から多くの種類が登場しており、扱いやすくなったり強度がアップした製品が出てきています。

そこで、今回は特性のバリエーションを持たせたエステルラインを紹介したいと思います。

では、アジングに関心を持っておられる方、エステルラインに新たに挑戦しようと思われている方はお時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。

YGK社系列の”XBRAID” アジング用エステルライン

まず紹介するのはXBRAID社のアジング用エステルライン【S-PETアジング】と【D-PETアジング】になります。

”XBRAID”って結構最近目に付くようになってきた気がしますが、令和元年にYGKから新たに立ち上げられたラインブランドです。

もう数年経っていますね。

YGKはPEラインのメーカーで”よつあみ”としてソルトアングラーには馴染みがあるところかと思います。

エステルラインはモノフィラメントラインですが、PEライン並みに伸びない特性を持っていて、冒頭記載した通りアジングではほぼ主流と言っていいほど使われています。

ただ、伸びが無いわりに強度は低く、ジグヘッドなどに直接結束すると結束部が摩擦熱で弱くなり切れやすくなるという弱点を持っています。

その為、エステルラインの使用ではフロロカーボンのリーダーの併用がほぼ必須で、ラインの扱いに慣れていないアングラーやめんどくさがり?のアングラーからは敬遠されがちでした。

ここで、XBRAID社から2種類の特性を持ったエステルラインが登場しています。

ひとつは【XBRAID S-PET AJING】

出典:XBRAID

こちらのエステルラインは”強さ”と”高感度”が売りのラインになっています。

ラインの弾性を高弾性にしてバイトや潮流の状況などを感じやすくなっており、抜き上げ時のラインブレイクしないように強度も少し強く設定されています。

結束強度保持率は90%ということで、結束強度はノットの結び方によるとは言いつつ、結束強度を高く保持する特性はありがたいところです。

アジングでよく使う号数のスペックは以下の通りで、エステルラインとしては強度が高いと言えます。

アジング用のエステルラインとしては古くから使われている”サーティフォー ピンキー”は0.25号で1.2lbになっています。

出典:XBRAID

ラインのカラーについては、港湾部でアジングをするメインポイントとなる常夜灯場所などでも視認性が確保できる失透グリーンとなっています。

もうひとつのアジング用エステルラインが【XBRAID D-PET AJING】になります。

出典:XBRAID

こちらのラインの特長は”扱いやすさ”、”ソフトさ”になります。

伸びが少ないラインは感度の高さは持ちつつも、硬さが出てしまうので扱いにくくなります。

”D-PET AJING”は必要な感度は保持しつつ、扱いやすさを優先させたライン特性で作られています。

ラインの柔軟性を持たせている分、結束強度保持率も95%と”S-PET”よりも高い保持率を誇っています。

扱いやすさと引きかえに、強さ(直線強度)については”S-PET”よりも0.1ポンド落とした仕様となっています。

また、ナイトゲームでの視認性を確保する為、ラインには失透ピンクというカラーリングがされています。

なお、アジングでは重要なラインの比重については”S-PET”も”D-PET”も『1.41』ということで、ボトム付近を狙いやすくなっています。

ライトゲーム&エリア向けのエステルライン

続いて、今年新しく投入されるのが、アジング特化ではなく、最近人気のエリアトラウトでの使用を含めた【XBRAID S-PET CLEAR】と【XBRAID D-PET CLEAR】になります。

アジング用と同じで”S-PET”は強度優先のハード仕様。

”D-PET”は扱いやすさ・操作性優先のソフト仕様となっています。

ここまでだけの情報だとアジング用と何も変わらないように思えますが、まず、ラインカラーが違います。

エリアトラウトでの使用も見据えて”クリア”の仕様となっています。

私も愛用する【東レ ソルトライン スモールゲーム ポリエステル】も色がついていないクリア系ラインですが、ナイトゲームでも問題なく使えていますので、アジングでも十分使えると思います。

先のアジング用との違いはずばり”直線強度”

強さ・感度を売りとする”S-PET CLEAR”は、0.25号でも1.5lbの強さを持っています。

出典:XBRAID

0.35号においては2lbもあります。

このあたりの強さはアジングではあまり必要とされない強度にはなりますが、エリアトラウトでは必要ですし、ギガアジなどが普通に狙えるフィールドでは必要な強度ではないでしょうか?

扱いやすさを優先させた”D-PET CLEAR”についても直線強度はアジング用よりも強くなっています。

出典:XBRAID

”D-PET AJING”と比べると、同じ号数だと0.1ポンド強くなっています。

ラインの染色が影響しているのか?はわかりませんが、強さはアップしているのがクリアモデルになっています。

また、糸巻き量ですが、アジング用と同じ200m巻きでの販売となっていますが、100m巻きの2連結スプールになっているようで、分けて使いたい人には非常に便利ではないかと思います。

XBRAID S-PET & D-PET まとめ

と言うことで、今回はアジングに使ってみたいエステルラインのご紹介でした。

ライトゲームの中でも、特にアジングはラインが釣りに与える影響は大きいと思います。

バイト後にルアーを吐いたりするので、バイトをしっかりキャッチして掛けにいかないといけないアジングでは、ライン自身が持つ感度も重要です。

どんなに感度ピンピンのロッドを使っても、肝心のラインがバイトの情報を伝えてくれなければ意味がありません。

エステルラインは扱いにくいと敬遠されている方も、今回紹介の製品に限らず、最近はアジング向け(むしろ専用?)のエステルラインが多く出ていますので是非使ってみて欲しいと思います。

操作性重視なら、今回紹介した”D-PET”シリーズは良いかもしれませんね。

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