こんにちは！
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうご合います。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
今年は、【ダイワ IMZ リミットブレイカー TW HD-C】や、【シマノ アンタレスDC MD】などに視線が集中していますが、丸型では希少なベイトフィネス機である【シマノ 23カルカッタコンクエスト BFS】が今年リニューアルされました。
初代のカルカッタコンクエストBFSの登場は2017年になります。
5年ぶりのリニューアルになりますが、印象的にはマイナーチェンジ。
しかし、リニューアルして登場したからには、何かが進化しているはず。
では、興味のある方、お時間のある方はお付き合い頂ければ幸いです。
2017カルカッタコンクエストBFSの回想
さて、新モデルを見る前に、2017年モデルのカルコンBFSを簡単に振り返っておきましょう。
シマノのベイトリールの中では珍しいマグネットブレーキ＋遠心機能という”FTB（フィネスチューンブレーキシステム）”を搭載したのが初代のカルコンBFSでした。
既にアルデバランなどで採用されていた”FTB”でしたが、丸型クラシック系リールのカルコンに搭載されたということで、私も飛びついて購入し、使ってみました。
巻き心地が秀逸なのは言うまでもなく、軽量化されたスプールの効果で軽いプラグなどのキャスタビリティも素晴らしく、メバリングのプラグゲームを快適に満喫することができました。
リール重量はカルコンだけあって劇的に軽い訳ではありませんが200gということで、ショートレングスのライトゲームロッドにセットしてもバランスも良く、ある程度重量感があることで使っていて安定感が頼もしかったことを記憶しています。
また、エキサイティングドラグシステムを搭載していたので、ドラグを少し緩めに設定して使うことで、ナイスサイズのメバルとのやり取りではライトラインを使っていても安心してファイトができました。
当時の記事を以下にピックアップしておきたいと思います。
NEW カルカッタコンクエストBFSの性能や如何に？
では、2023年モデルのカルカッタコンクエストBFSを見ていきたいと思います。
大きな変更点は、①スプール、②ブレーキシステム、③プロファイルにあるようです。
MGLスプールⅢ
まず、スプールがまたまた大幅な肉薄化により重量が軽くなっています。
※従来でも十分軽いのですが
搭載されているのは”MGLスプールⅢ”
軽量ルアーのキャストにおいて、初期の回り出しがスムースなことに越したことはないので、軽いルアーでも抵抗や遅滞なくキャストできる性能がアップしています。
また、アンタレスなどに採用されているようなナロー＆ディープスプールにはなっていません。
ブレーキシステムとの相性があるのかもしれません。
NEW FTBシステム
ブレーキシステムについては、FTBではありますが設定が変更されているようです。
可動範囲を従来のFTBよりも大きくし、セッティングの幅が大きくなっています。
以前のFTBでは、ブレーキを最弱の「１」にしても弱くブレーキが効く設定になっていましたが、NEW FTBは限りなくゼロに近付けられているようで、風などの条件が良ければキャストの飛距離も稼げますし、ピッチングなどでもより低い弾道で狙いのポイントを打ち抜くことが可能となります。
最新のロープロファイルボディ
最後はボディ設計です。
最近のカルカッタコンクエストはかなりロープロファイル化されており、最新の21カルカッタコンクエストと同じ設計が採用されており、17カルカッタコンクエストBFSよりも更に低い設計になっています。
ロッドとリールのスプール面が近くなったことで、パーミングがし易くなるだけでなく、手首の可動域も大きくなるのでキャストの自由度があがります。
また、サイドプレートのデザインもかなり変わっています。
17カルカッタコンクエストBFSのデザインはこちら。
※手持ち機の画像より
穴の数が少なくなってかなりシンプルになっているのと、少し立体感を感じさせるスタイリッシュなデザインになっていると感じます。
最後に、リールの重量ですが、23カルカッタコンクエストBFSは”195g”と200gを切ってきました。
軽量化だけがメリットではありませんが、軽さはメリットになります。
これもリニューアル機のメリットかと思います。
NEW カルカッタコンクエストBFS インプレ まとめ
と言うことで、取り急ぎになりますが、NEWカルカッタコンクエストBFSについて最新の機能をチェックしてみました。
ロープロファイルのベイトフィネス機は非常に多くリリースされていますが、丸型リールでベイトフィネス機は非常に少ないですね。
カルコン血統のリールとして巻き心地は最高クラス。
渓流マニアにも人気のカルコンBFSですが、安定の巻き心地はメバリングのプラグゲームで是非使ってみたいリールです。
価格は定価で59,000円ということで、カルコンとしては適性価格ですね。
※最近、目玉が飛び出るほど高いリールが多いので、少しホッとします。
今年のフィッシングショーで触れていないのですが、発売は2023年4月ということで、リリースされれば是非手に取ってみたいと思います。
