こんにちは!
今回は新製品情報のお話しです。
私も愛用している、シマノのストラディックCI4+ですが、今年リニューアルされてリリースされるとの情報をキャッチしました。
シマノのバイオマスタークラスの後継機種として登場したストラディックですが、ミドルクラスのリールでありつつハイエンドクラスの機能を取り込みつつ価格面では購入し易いリールとして、スピニングリールの実質メイン機種としています。
ノーマルのストラディックは少し重さが気になりましたが、CI4+に至っては文句の付け所が無いくらい必要十分な機能を備えています。
そんなストラディックですが、初代発表から約4年を経てリニューアルされました。
既に『最強』との声も聴かれるNEWストラディックですが、その性能について見ていきたいと思います。
このクラスに適用して良いのか!!的機能がフル投入!
まずはリールの心臓部分とも言われるギアですが、なんと『MM2(マイクロモジュールギアⅡ)』が搭載されています。
ハイエンド機種の存在感を誇示する機能をミドルクラスにも搭載して良いのか?と心配になるくらいですが、実際に搭載されています。
現時点では18ステラと19ヴァンキッシュにしか搭載されていない機能です。
<出展:シマノホームページ>
更には、『サイレントドライブ』。
これも巻き心地・巻き感度にインパクトのある上位機種の機能。
各パーツのがたつきを発生させないように設計されたもので、本来であればハイエンドならではの使用感を味わう為?の機能ですが、それが搭載されています。
<出展:シマノホームページ>
そして、水などの侵入による機能ダウンを回避する『Xプロテクト』。
撥水機能とラビリンス構造の併用で外部から水が浸入するのを防いでくれます。
<出展:シマノホームページ>
その他、『HAGANEギア』については、15ストラディックと名称は同じですが、その実質強度においてはNEWストラディックが遥かに改善しています。
持った時の持ち重り感を減らし、リーリング時のリールのブレを回避できる『Gフリーボディ』は19ストラディックでも勿論採用されています。
<出展:シマノホームページ>
そして、最後は、19ストラディックからの新機能である、「ロングストロークスプール」。
こちらもステラなどの上位機種に採用されている機能ですが、糸巻面の幅が広くなり、ライン放出時の抵抗が少なくなることで、従来のスプールよりも飛距離が伸びるという説明になっています。
<出展:シマノホームページ>
が、これについては少々持論が。
と言うのも、糸巻面の幅が広くなると、ライン巻き替え直後などはバックラッシュし易くなるのでは?という懸念を抱きます。
スーパースローオシュレートのステラFWで話題となったバックラッシュ問題ですが、糸巻面が広くなると、かなり綺麗にクロスラップ(X状に糸が巻かれる状態)されないと、キャストを繰り返してフワ巻きになっている部分が出ることでバックラッシュし易くなってしまうのではないか?と思います。
これについては、リリース後のユーザーの評価を見ていくしかないと思います。
※自分で買って試すという手はありますが・・・
と言うことで、スペック・機能面だけを見ると、5万円台コースというところですが、これがNEWストラディックなのです!