皆さん、こんにちは!こんばんわ!
いつもこちらのブログを読んで頂き有難うございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
今回はチニングの釣行記なのですが、週末2回分の釣行になります。
土曜日に激しい雨が降ったのですが、その雨を挟んで前後での出撃でした。
そして、雨によるフィールドコンディションの変化には正直かなり翻弄されましたが、何とか本命の顔を見ることができたのはラッキーでした。
そう、釣果については、ラッキーの一言に尽きる感じでした。
と言うことで、湾奥チニング事情について、関心を持たれている方はお時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
Day-22 気温上昇で海は真っ赤
さて、まずはDay-22の釣行。
Day-21から少し日数も経過しており、フィールドの変化が気になりましたが、潮位の低いタイミングだったので敢えてシャローフラットエリアを選んでみました。
シャローフラットでは、過去の実績では潮位が低い方が結果が出ているので期待してポイントに入りました。
ウェーダーを着用して水辺に立つと、ある程度は予想はしていましたが驚くほど水質が悪くなっていました。
気温も安定して上昇していたので、水質は悪くなっているのは想定はしていましたが、まさに真っ赤っか。
立ち込むと足が見えなくなるくらいの濁り具合です。
下の画像では偏光グラス越しではないのでわかりにくいのですが、パッと見には真っ黒に見えるくらい濁っています。

クリア過ぎるのも苦戦の原因になりますが、ここまで一気に濁ると良い方向に影響するのか?悪い方に影響するのか?が不明です。
ここまで濁るとルアーのカラー選択にも困りますが、ブラックは持っていないので、手持ちの中で一番色の濃い”グリーンパンプキンペッパー”を選択。
しかし、変に水色になじむ感じで存在感が感じられません。
ただ、クロダイは視覚だけでルアーの存在を確認している訳ではなく、ルアーの水押しなどの波動もアピール要素です。
クロダイに近いところをルアーが通ることを願ってキャストを繰り返しますが、この日は完全にノーバイト。
フックアップしないショートバイトさえ出てくれません。
少し移動しながら水質が変わるような場所が無いか探したのですが、広いシャローフラット全面が同じような濁りになっており、さすがに釣りを続けるモチベーションが維持できず撤収しました。
雨後で水質激変も反応悪し
Day-22の翌日に、最近では珍しいくらい激しい雨が降りました。
風も強かったので、フィールドは相当荒れたでしょうし、流入河川があるところはかなりの濁流が流れ込んだと思われます。
淀川ではまっ茶色に濁っている時でも釣れる(もっと言うと反応がよくなる)ので、雨後の濁りフィーバーを期待して出撃してみました。
ポイントについて水質チェック。
曇天だったので最初は水質がわかりにくかったのですが、偏光グラスで改めて確認すると、なんと水質がクリアアップしています。
『雨水の流入で濁らなかったの?』と疑問を感じましたが、雨水が入って赤茶色に濁った水質を改善してしまったようです。
少し前の”ド”が付くほどのクリアーでもなかったので、ワームは【O.S.P. フラッターチューブ 2.5in】の”グリーンパンプキンペッパーSW”を使ってみることにしました。
まずは7gのフリーリグで広くサーチしていきますが、反応がなかなか得られません。
ポイントを2往復ほどチェックし続けましたが、バイトが全く無く、魚が入っていないと諦めモード突入。
後、数投して反応なければ帰ろうと思いつつ、リトリーブをしていると、いきなり!
ゴンッ!
思いっきりリグがひったくられました。
ドラグを鳴らして一気に走ります。
この引きは久々の手応えで、良型を予感させてくれます。
初期の猛烈な抵抗がおさまったところで、そこからは慎重に魚の動きをみつつ距離をつめます。
水面に浮いてきた魚体はかなり黒かったので『マチヌか?』と思ったのですが、キャッチしてみるとキビレでした。
後半の引きの弱り具合はキビレらしい感じでした。

水の色を見つつ、もう少しナチュラルなカラーの方がいいかな?と迷っていたのですが”グリーンパンプキンペッパーSW”でしっかり食ってくれました。
フッキングはカンヌキにしっかりフックアップ。
勢いよく食った後に、一気に反転した感じですね。

何はともあれ、完全に諦めて敗戦モードになっていただけに、1匹とは言え貴重な魚がゲットできてホッと一安心。
粘っても後続の魚が釣れる気がしなかったので、この日は1匹でおとなしく撤収することにしました。
チニング Day-22 & 23 まとめ
今回の釣行時に面白いものを目にしました。
リトリーブをしながら何気なく足元を見ていると、何か細長い生き物がものすごい勢いで泳いできて、足元の石積み護岸の間に消えていきました。
一瞬の出来事だったのでハッキリと見えなかったのですが、スピード的には小魚っぽく、でも水面を軽く引き波立てて泳いでいたし、色は薄い茶色っぽい感じで、魚とは思えない感じでした。
一体何だったのだろうと思いつつ釣りを続けていると、護岸から少し離れたところから、また護岸目掛けて同じような生き物が相当のスピードで泳いでくるのを確認。
『ん?今のバチじゃない?』
しかし、時間帯はまっ昼間ですし、こんなタイミングでバチが及ぶなんて?と首をかしげていると、少し沖の方で水面を泳いでいるバチを見つけました。
今度は泳いでいるところをバッチリ見ることができたので、間違いなくバチであることを確認。
これは発見と言うか、結構衝撃でした。
しかも、グネグネとゆっくり流されながら泳いでいるのではなく、超ハイスピードで右に左に方向を変えながら泳いでいて、そのスピード感にもビックリ。
今はバチ抜けの時期だからこんなことがあるんでしょうか?
結構長くソルトでも釣りをしていますが初めて出会っただけにかなり驚きました。
そして、これを見て、改めて『クロダイもバチ捕食モードに偏っているのかな?』と感じました。
ナイトゲームメインの釣り友さんも、マチヌ・キビレがバチをメインに捕食しているのではないか?とSNSでコメントされているのを見ました。
ナイトゲーマーの方はかなり実感されている感じです。
私はあくまでもデイゲームなだけに、しばらくは我慢の釣りが続きそうです。
■タックル情報
スピニングタックル
ロッド:オリムピック シルベラード GSIS-78M-LE
リール:シマノ 24ヴァンフォード 2500HG
ライン:東レ ソラローム ルアーPE 0.6号
リーダー:東レ ショックリーダー スムースロック プラス 10lb
ルアー:O.S.P. フラッターチューブ 2.5in
グリーンパンプキンペッパーSW
フック:RYUGI LT CARO OFFSET #1