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【NEWリール】チニンガーも注目?ダイワのソルト&PE専用ベイトリール

皆さん、こんにちは!こんばんわ!

いつもこちらのブログを読んで頂き有難うございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。

さて、今回の記事はダイワからリリースされるベイトリールに関する内容になります。

ダイワさんではここ数年、ソルトでの利用を前提としたベイトリールを次々に投入してきています。

私の愛用している【ダイワ シルバーウルフ SV TW PE-Special】は古株の方で、2023年には”ソルティスト TW PE-Special”が複数のサイズで投入されています。

一昔前まではバス用のベイトリールをソルトに流用するしかなかったのですが、最近ではソルトでの使用を前提とした機種が増えてきて嬉しく思っています。

且つ、ソルトシーンで利用要件の多いPEライン向けの機能も発展してきているので、ベイトリールを使って快適に釣りができる環境も整ってきていると感じます。

今回ピックアップするリールは、そんな流れの中で登場してきた新しい(リニューアルですが)リールになります。

関心を持って頂けた方はお時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。

25HRF TW PE SP(PE Special)

さて、今回ピックアップするのは【ダイワ 25HRF TW PE SP】になります。

”HRF”と書かれると『この名前は何??』となりますが、”Hard Rock Fish”の略なので、ソルトのロックフィッシュゲームをターゲットとしたリールになります。

冒頭でも書きましたが、”HRF”は新ブランドではなく、従来からある機種で、直近では2020年に【ダイワ 20HRF PE Special】がリリースされています。

引用:へそ曲がりベイト道

ブラックやガンメタ、シルバー系のカラーが多いベイトリールにおいて、ワインレッドのような赤系のボディカラーはかなり個性的でした。

ちなみに、2020年モデルでは製品名に”TW”の記載がありませんが、ラインガイドシステムとしてTWSは搭載されています。

そして、5年ぶりにリニューアルリリースとなっています。

出典:DAIWA

見た目のカラーリングはかなり更新されていて、リール本体のメインカラーはブラック系。

しかし、スタードラグの付け根部分やハンドル部に赤系の挿し色が使われている点は、HRFシリーズの血筋を受け継いでいることを感じさせてくれます。

赤色の使用量が多かった”20HRF”はちょっと苦手という方でも、違和感無く使いやすい色使いに変わったのではないかと思います。

ハードロックフィッシュゲーム向けということで、ハンドルは少し長めでパワーが伝えやすい100mmのハンドルが装着されています。

ただし、リールサイズとしては100番サイズになり、ラインキャパシティとしてはPEライン1号が200m巻ける仕様になっています。

ラインキャパシティとしては十分であり、PEラインの1.5号でも150m巻けることから、ショアジギなどに使われる方が多いのもうなずけます。

では、続いて詳細な仕様・機構についてチェックしてみたいと思います。

PE専用 MAG-Z BOOSTスプール搭載

まず、ベイトリールの特長を決定してしまうブレーキシステムですが、ウェイトのあるリグの遠投をメインとするロックフィッシュゲーム用らしく、遠投性能に優れる”MAG FORCE Z”系のブレーキになっています。

”HRF”に限らず、遠投系モデルには”MAG FORCE Z”が採用されているので、納得感があります。

しかも、最近のダイワさんのベイトリールでは目玉と言える”BOOST”機構搭載のスプールが採用されています。

キャスト初期~中盤のバックラッシュが発生しやすいフェーズはブレーキ力が強く、後半~着水フェーズはブレーキが弱くなり飛距離が伸ばせるようになっています。

出典:DAIWA

スプールについては”23ソルティスト”から採用されている糸巻き面とスプール底面と側面が垂直になっているPE専用スプールが採用されています。

出典:DAIWA

スプールには”G1ジュラルミン”が使用されているので、軽さと強度の両面で高いアドバンテージがあるスプールになっています。

ちなみに、スプール径は34mmなのでバーサタイルモデルになります。

”シルバーウルフ SV TW PS”も34mm径スプールですが、34mm径スプールはクセもなくフルキャストを多用する釣りには間違いなく相性がいいと思います。

ドラグクリッカーも搭載しソルト向け機能フル装備

その他の機能としては、こちらもダイワさんのPEライン向けリールに採用されている”ハイスピードレベルワインド”を搭載。

細くて噛み込みやすいPEラインの弱点をカバーしてくれるがのメリットです。

そして、スプールが逆転するとクリック音が鳴る”ドラグ引き出しクリック”も搭載しているので、ラインが出されるようなビッグフィッシュとのファイトでは音でも興奮を満喫することができます。

出典:DAIWA

なお、ベースとなるボディデザインは”HYPER DRIVE DESIGN”になっているので、堅牢性・精密性でも高次元の性能を味わうことができます。

スプールシャフトについては、タトゥーラシリーズと違い”ZERO SHAFT”が採用されており、スプールはBBで支えられる仕組みなのでスプールの回転性能の良さも持っています。

ダイワ 25HRF TW PE SP まとめ

と言うことで、新しく登場するソルトシーン向けのPEライン特化型のベイトリール【ダイワ 25HRF TW PE SP】をピックアップしてみました。

チニンガーには少しラインキャパが過剰かな?という気はしますが、その他の部分はチニングにも非常に相性のよい内容になっているかと思います。

見た目のデザインも少しマイルドになったので、見た目の面でも使いやすさがアップしたのではないかと。

最後に、気になる価格面ですが、ダイワのベイトリールが持っている最高の機構をほぼ全部乗せているということで、54,500円!

結構するな、という気がしますが、いろいろな釣りに幅広く使えるという点を考えると、決して割高ということもなく、高性能を楽しむことができるんじゃないか?と思います。

ソルトシーンで使うベイトリールを探している方がおられましたら、参考になれば幸いです。

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